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語句の使い分け
ラジオ・テレビ等の天気予報の際によく聞く表現で、 (1)・・・・雨が降る。 (2)・・・・雨の降る。 があるようですが、「が」と「の」の使い方の違いを 例文によってご教示頂ければ有難いのですが・・・・ よろしくお願いします。
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「雨の降る街」 「蛙の鳴く声」 のように、「の」は名詞相当のものを作ります。 名詞は主語になれますから、 「雨の降る街が好き」 「蛙の鳴く声がうるさい」 のように使われます。 ここで、「が」を使ってしまうと、 「雨が降る街が好き」 「蛙が鳴く声がうるさい」 と「が」がかぶってしまい、主語が二重になります。 このような事態を避けるために、 「の」を使うのだと思います。
その他の回答 (4)
No.1さんとNo.2さんの回答を併せれば、十分でしょう。たしかに、「今日は雨の降ります。」は言えないし、No.2さんが触れられたように「は」を絡めると話はややこしくなります。すでに、No.1340669 質問:「日本語にはどうして無生物主語構文はないの?」 にその徴候は見られます。 あ、それにNo.4さんが加えられた「が」の重なりも重要ですね。結局わたしは大した回答をしませんでした。(^^ゞ
- maimin
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「が」や「の」といった音節の意味を辞書で 調べてみたら、 >まとまりに発音される最小の単位 とありました。 私もあまり専門的なことはわからないのですが、 1)雨が降る 2)雨の降る に例文を続けるとしたら、 1)蛙が鳴く声 2)蛙の鳴く声 でしょうか。どちらも意味的には同じように思えますが、発音したときに「が」のほうが「の」よりも強い印象を受けます。 要するに「が」(強音)「の」(弱音)という印象です。 使いわけで考えると、 かっちりとした強い印象→「が」 物腰やわらかな印象→「の」 っていう感じでしょうか。
- wind-sky-wind
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「雨が降る」の場合,の「雨が」はこの文の主語になっています。(係助詞「は」との違いは別の場に譲るとして)この「が」は主語を表す格助詞です。 「雨の降る」は,単独で用いられることはなく, 「雨の降る確率」のように,後に名詞がくるか, 「雨の降るときには~」のように,従属文の場合(「とき」という名詞があると考えてもいいです)には 「の」を用いることができます。この場合も「が」としてもかまいません。
- momoka0602
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的外れだったらすみません。 雨が降ります。とは言うけど、雨の降ります。とは言いませんよね。 雨の…。となる時には、後ろに名詞が来る気がします。 例えば、雨の降る日、雨の降る地域など。
お礼
早速のご教示有難うがざいました。 >雨が降ります。とは言うけど、雨の降ります。とは言いませんよね。 実に、明快な説明で納得しました。有難うございました。
お礼
「が」と「の」の違いを発音面から考察したのは、私にとっては、思わぬ収穫の副産物でした。 そういう捉え方もあるのだと改めて日本語の、微妙さに驚かされました。有難うございました。