法律で規定があるので、退職の意思を伝えてから2週間で退職可能です。
有給取得については、「年次有給休暇を取得します」と伝えないと取れません。雇用主には時季変更権がありますが、退職日が決まっていれば、それまでに消化させる義務があるので、有給を受け取って退職することは可能です。
(有給取得を伝えないとただの無断欠勤で、通常懲戒処分・懲戒解雇の対象です)
上記は法律論です。
現実問題としては、給与を正当に支払わない。有給を認めない。損害賠償を請求してくる(適法か否かを問わず)が考えられます。法律に疎く感情的な経営者ほど、不誠実な対応を取り、最悪裁判を起こさないと給与を受け取れなかったり、事実無根の訴訟を起こされ、無為に時間と労力を消費することになります。
労働裁判経験があるので、申しますが1件の裁判で半年~2年かかります。証拠収集したり弁護士とやり取りしたり、何度も裁判所に弁護士事務所に足を運びます。
裁判に勝ってもただもらえるはずだった給与がそのまま振り込まれるだけで、交通費や弁護士費用は自己負担。本人訴訟ができなければ赤字の公算が大きいです。本人訴訟ならば弁護士費用はかかりませんが、訴状や陳述書・答弁書の作成・証拠書類の提出等、慣れない作業を期間内に行うことは非常に苦痛です。別の仕事をしながらではとてもできません。
なので、責任者と話し合ってまず退職予定日を決めること(一般的には1~2カ月後)。その間に引き継ぎをしながら有給を消化していく予定を伝えて円満に退職が良いのではないでしょうか。
会社の予定と一致すれば、有給の残日数を全て取得してから希望日に退職できるでしょう。
お礼
経験を含め詳細に回答頂きありがとうございました。 辞める辞めないをまだ迷ってはいますが、 辞めるとしても時期を含め、更に考えてみようと思います。 ありがとうございました。