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編集職のコツ:客観的な文章を書くための方法とは?
- 編集職になって2ヶ月、上手な文章が書けない悩みに直面しています。
- 現在、企業の商品紹介ページを担当していますが、客観性に欠けていると指摘されました。
- 未経験で忙しい中、客観的な文章を書くためにはどうすればいいのか悩んでいます。
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質問者が選んだベストアンサー
いまの若い方は概して文章を書くのが苦手のように思います。ですが、上手な文章を書こうと焦ってもまずそれだけでは上達は望みが薄いと思います。 まず最初に気になるのは、ご質問者様は対象となる商品への視点が定まっていないのではないか…と思えることです。しかし、編集長から「企業視点の記事になっていて客観性がなく、読者の知りたいことが書かれていないし、言葉も企業の言葉を使っていて読者に伝わりにくい」と言われた、なんだかよく分かる光景です、しかし、脱出のカギもまたここにあるように思います。 はなはだキツい言い方ですが、ご質問者様はこの商品を実はちっとも見ていない、商品が見えていない…と言わせて頂きます。おそらく仕事の上のすべてでもそういう傾向がありはしないかとも思います。言い換えるなら、おそらく企業視点の見方でもなく、読者視点の見方でもなく、ましてやご自身の見方ですらもない、ただクライアントから提供を受けた資料を読んで、ただそれだけを頭に中にインプットした、ただそれだけの状態にあるのではないでしょうか。もしそうだとしたら、それでは何も書けません、良くて、ただ企業側の言い分を読者側の目線に向けて上っ面の翻訳をした程度となるだけ、それでは読者に有効な情報を与え刺激するような生きた記事にはなりません。 商品紹介は、いわば友人を別の友人に、あるいは自分の恋人を両親に紹介するのに似ています。つまり、まずご自分がこの商品のすべてを理解していなくてはなりません。企業から送られた資料だけではその全貌は分からないかもしれません。ですが、しばしの時間をかけてこの商品をじっと見つめ、心の中で対話しなくては、そうすぐには商品が見えてはきません。そして、自分自身の本物の感想を持たない人が書いた紹介記事などは到底血の通ったものにはならず、ましてや読者にイモーションを与えるなどは遠い夢にしか過ぎません。 ではどうするか、絵を描く際もそうですが、モノというものはまずじっくり眺めることが大切です。見つめていれば自然その本質が見えてくるものです。そうして初めて、まず自分の見方で商品が見えてくるということになります。それがご質問者様ご自身の商品に対する感想です。…こういうところは優れている、使いやすさも良い、デザインも良い、安全にも配慮されている、だが、こういう点はちょっとなあ、だから自分なら買ってもいいと思うが、満足できない点は改良して欲しい…などと。 もうこれで紹介記事は書けたも同然。まずは思うまま、ズラズラズラ~と書き流してみてください。ただし、紹介記事というものはひとつのパターンがきまっているものです。つまり書くべき項目の順番が決まっているということです。分からなければ、他の商品紹介の記事を読めば分かるはずです。思うままズラズラズラ~と書き流してみたご自分の原稿を、そうしたパターンに沿わせて前後を入れ替えたり、大切なところから順に入れ替えたり、そして、不要なところを徹底的に削ったりと、とにかく整理してください。 そこまで出来上がった文章を、そこでもう一度眺めてみてください。あちこちイジクったのですから、ギクシャクしていて当然、ですが、そのままさらに手を入れます。まだ削れる部分は無いか、当然入れるべき言葉はまだありはしないかと。そして、もう言いたいことは無い、無駄も無い、書き込む順序も踏襲している…、そこまで来たらはじめて「流れ」をつけます。つまり、トーンを統一して自然な感じで読みやすい文体にまとめ上げるという「磨き」を施すのです。 あとは慣れです。文章を書くということは、人に話すのと同じこと。慣れて来れば自然滑舌になり、さらに相手の気持ちを読みながら、要領よく相手の耳に入りやすい言葉で話せるようになります。書くことも全く同じこと。慣れれば、読者の目を引き、興味を喚起するような文章が書けるようになります。焦らず頑張ってください。
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- mikindo
- ベストアンサー率53% (7/13)
やはり最初は真似ることだとおもいます。 紹介する商品を検索して、他社の商品はどのように紹介されているのか、 いま話題の商品はどんなコピーで売られているのか 通販ページや雑誌をたくさん読み、ご自分の中に語彙を増やすことで、 自然と紹介文が出るようになるとおもいます。
お礼
回答ありがとうございます。 真似、ですね。 確かに、他誌などを読むことで、表現方法や語彙力を身に付けることが出来そうですね! これから漠然と文章を読むのではなく意識してみます。 どうもありがとうございました。
- DrFell
- ベストアンサー率55% (305/551)
「 お世話になります。 未経験から編集職について2ヶ月になります。企業から送られてきた資料を元に、商品紹介を書いています。上手く書くことが出来ません。 「文章の上手い下手以前の問題だ、このままじゃ全く戦力外だ」「企業視点の記事になっていて客観性がない。読者の知りたいことが書かれていない。言葉も企業の言葉を使っていて読者に伝わりにくい」と、編集長に言われました。 客観的な文章を書くためには、また文章がうまくなるためにはどうすればいいんでしょうか? 」 #1さんのアドバイスプラスアルファで質問文を、まとめて見ました。客観的な文章になっていますでしょうか? 1.同じ項目はまとめる。(自己紹介、問題点、質問) 2.不要な部分は切り捨てる。 (文章術を聞きたいのであり、いいわけ、悩み、解雇は文章術とは無関係) (書かなくてもわかる修飾も削る。) この度未経験から編集職について2ヶ月くらいになります。 →未経験から編集職について2ヶ月になります。 現在、商品紹介のページを担当しています。 →商品紹介のページを担当しています。 商品説明でしたら、読者が得をすることを書きます。 例:今までの悩みが解決する。特定の読者の立場から、その商品を持つ必要性や利点。その商品で感動すること。今ならお得。まとめるとお得等。 他人の目にならないなら、その商品を使用する人の目で主観的に何を重視するのかを考えればアピールするポイントは浮かび上がります。
お礼
回答ありがとうございます。 読者が得をすることや、その商品を使用する人の視点で書くというのはいいですね! 参考になりました。 ありがとうございました。
- BellBell
- ベストアンサー率54% (327/598)
質問文の長さから想像すると、『この情報も押さえておきたい、あれも、これも』と文章が長くなるタイプの人ですね? 私も同じ癖があります。 それを読む人に対しては当然として、書いている本人自身に対しても焦点がボケてしまっています。そのせいで、重要な事を書き漏らしていたり…。 貴殿の文章を読んでも、どんな風に下手なのか伝わってきませんからね。それは質問として重要な事です。 ・商品に関して絶対に漏らせない『一つの情報』を見つけて、まずそれから書きましょう。 ・省ける言葉はないか、重要でない事はないか、探しまくって削除しまくりましょう。 あと、短い文章を繋いでいくと、まとめやすいですよ。句点(。)でバシバシぶった切ります。 この程度ぐらいしか言えませんね。 最後に、まるで関係ないように思える事を。 『みそララ』という宮原るり先生の描いたマンガをお奨めします。 何かのハウツーマンガではありませんので、何も得るものはないかも知れません。 でも、きっと得るものがあると思ったので、奨めてみたくなりました。 なぜそう思ったか…それはネタバレになるので、読んでみるまでの秘密です。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに情報を次々に入れたいという気持ちが強いため、文章のまとまりがなくダラダラ長くなるということはあります。 また、ご指摘の通り、コアがないので、自分が何を伝えたいのかがわからないというのもあります。 その状態で文章を削り、形だけ整えようとしているので、何が言いたいのか、また何の説明なのかわからないという事態になってしまうのかもしれないです。 コアを見つけるというのはいいですね。 ありがとうございます。 みそララ…不思議なタイトルですね。 見つけて読んでみます。
お礼
回答ありがとうございます。 ご指摘の通り、私はうわっ等だけを見ていて、企業からもらった資料をうまく言いかえていただけでした。 私が商品についてしっかり理解し、商品に興味がある人は何を知りたいか考えて、文章を作り直したら直しもなくOKが出ました。 そのようにして書いた文章と、それ以前の文章を比べると文の濃度が全く違いビックリしました。 慣れも大事ということなので、濃い文章を書くよう常日頃気を付けてみます。 アドバイスありがとうございました。