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「~さえ」と「~まで」の使い方のちがい
「~さえ」と「~まで」の使い方のちがいを教えてください。 例文 「海には魚さえいませんでした」「海には魚までいませんでした」 日本語の勉強をしている外国人の友人に質問されました。 外国人にも理解しやすいようにお教えいただければ助かります。
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「~さえ」は、 最低限想定されるもの(こと)に言及しようとする意図があります。 「~まで」は、逆に、 より重要な要素を持つもの(こと)に言及しようとする表現。 「漂流中は水さえ飲めなかった」は、 最低限必要とされる水を飲めなかった、というニュアンス。 「漂流中は水まで飲めなかった」は、 食糧が無かったり、日をさえぎるものが無かったり、鮫が寄ってきたりと散々な目に遭ったが、そういったことよりもさらに重要なこととして、水が飲めないということがあった。 というニュアンス。 「海には魚さえいませんでした」 → ・海には最低限魚がいないとおかしいのに、それがいなかった。 というニュアンス。 「海には魚までいませんでした」 → ・海には貝やら海藻やら小さな生き物がたくさんいるが、それらがいないだけではなく、食物連鎖的にはそれらの上位に当たる魚もいなかった。 というニュアンス。 または、 ・海が汚れ、瓦礫が多数流れていたり、水が濁ったりしている。 しかし、そういったことよりもさらに海にとって重大な要素であるはずの魚までもがいなかった。 というニュアンス。
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- sanori
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こんにちは。 簡単ですよ。 強調の「~さえ」は、肯定文だけでなく否定文でも使われる。 強調の「~まで」は、肯定文でしか使われない。 以上です。
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お答えいただき、ありがとうございました。 参考になりました。
- cxe28284
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どちらも強調の文で 海には魚さえいませんでした 死海にはさかなさえいませんでした。 当然のものを例にあげ、その他はもちろんと云いたい時に使われる 彼女は親友のOOにさえ知らせずに外国へ旅立った。 海には魚までいませんでした。 その湖は汚染され魚まで獲れなくなっていた。 魚までが取れなくなった事で、汚染の程度や影響をを表している。 何かの程度を表現したい時使う。 OOで汚染された雨が降ったら草や木まで枯れてしまうのでしょうか。 のではないでしょうか。
お礼
お答えいただき、ありがとうございました。 参考になりました。
- DIooggooID
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前後の文章がなく、「海には魚までいませんでした」 だけを取り上げているので、 正しく判断できませんが、・・・ ごく一般的な表現では、 「海には魚までいませんでした」 という用法はしません。
お礼
お答えいただき、ありがとうございました。 参考になりました。
お礼
細かくわかりやすくご説明くださりありがとうございました。 とても助かりました。 早速、友人に伝えたいと思います。