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副助詞「すら」「さえ」の用途の違いを教えてください。

副助詞「すら」「さえ」の用途の違いを教えてください。 古典では 「すら」→「さえ」(類推) 「さえ」→「までも」(添加) と訳すと習いました。 現代語でのこの2つの用法の違いは、なんなのでしょうか?

みんなの回答

  • skybluehk
  • ベストアンサー率92% (12/13)
回答No.2

意味や使い方についてはほとんど同じです。「も」とよく比較される取りたて助詞の一つですが、意外性を表す点では、「も」よりも強いと言えるでしょう。 どちらも、社会的な通念、話者の予想、または常識を超える意外なことに対して使えます。 例)ワールドカップで日本が予選突破するなど、予想すら/さえ しなかった。 「~どころか」「~ばかりか~」を伴うこともよくあります。質問者さんのあげていらっしゃる「添加」のさえはこのことではないかと想像いたしますが・・・。 例)住む家どころか、食べ物 すら/さえ ない。 (ニュアンスとしては、住む家がないのはまだ予想の範疇。しかし、食べ物がないのは予想の範疇を超えている!!!!) 両者の決定的な違いの一つは、文型の接続について「すら」のほうが「さえ」よりも制限されることではないかと思います。 働きさえしないで、遊んでばかりいる。(働きすらしないで×)→動詞のます形語幹(=連用形)接続 答えを書いたのに、見てさえくれない。(見てすらくれない×)→動詞のて形接続 また、上記の予想範疇を超える意外、という意味のほかに条件形を伴ってあらわす文に「~さえ~ば」という文型がありますが、これは当然、「すら」の代用がききません。 例)宿題さえやれば、あとは自由だ。(宿題すらやれば、あとは自由だ△) わたしは日本語教師なんですが、以上のようなことを過去に教えたらしいです。教えたらしいですというのも、過去の教案ノートを見て回答しております。つまりは即答できないヘボ教師ということですね(汗)。さて、我ながらずいぶんあやしい説明をしていたものだと赤面しつつ、検索してみましたら、 基本説明はこんなところでしょうか。↓ http://www.jp-sji.org/jp/contents/opencourse/list-50gimon_03.php 現役アナウンサーの方は我々日本語教師のように接続だけでは考えていないらしいです。↓ http://kotobakai.seesaa.net/article/8173718.html アナウンサーの方々に異議を申し立てるわけではありませんが、「すら」と「さえ」に程度の違いがあるかどうかというのはちょーっと判断に迷うところです。子供ですらわかる。/子供でさえわかる。 という文に果たしてどの程度の違いがあるかと言われると私には判断不可能です。

参考URL:
http://www.jp-sji.org/jp/contents/opencourse/list-50gimon_03.php
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  • cxe28284
  • ベストアンサー率21% (932/4336)
回答No.1

程度の軽いものを上げてより重いものを暗示するという点ではどちらもつかえます。 日本語さえ・すらできないのに(まして外国語はとてもむりです。) あの人はであっても挨拶さえ、すらしない(親しくはなれない) 漫画さえ、すら読まないひと(ましてまともな本は読まない) ある事の上にさらに何かが加わる。 風ばかりか雨すら、さえ降ってきた。 一人でさえ、すら狭い部屋を二人で使うのは無理。 最低限度の満足感で他を求めない場合はさえを使う 酒のつまみは漬物さえあればよい。 彼女さえいてくれれば、他に何もいらない。

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