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運転資本とは?仕組みと必要性を解説
- 運転資本とは、売上債権や棚卸資産から仕入債務を差し引いた金額を指します。
- 運転資本は企業が日常的な業務を行うために必要な資金です。
- 運転資本の必要性は、資金調達や経営計画によって変動します。
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質問者が選んだベストアンサー
利益という形で資金が調達されたのです。 たまたまものすごく利益率が良かったので、外部からの調達が不要だっただけです。 運転資本=売上債権+棚卸資産ー仕入債務 というのは、これだけのキャッシュを用意しておかなければならないということではありません。 言い方を変えれば、全部を現金仕入れし、仕入れと同時に全部を現金売りした場合に比べて キャッシュにならない額がいくらかということを表しています。 全部を現金仕入れし、現金売りできていれば手元には、1500万円の現金があるはずです。ところが手元には400万円しかありません。差引1100万円は運転資本として、キャッシュになっていないのです。 このように運転資本の式は、売上のうち幾らがすぐにはキャッシュにならないかを計算するための式です。
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- ctaka88
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これは既に調達している資本=資金を表している式です。 売上債権1200万円+棚卸資産400万円ー仕入債務500万円=運転資本1100万円 借方資産合計1600万円、貸方負債合計500万円。 この貸方差額1100万円は、何らかの形で資金が調達されています。 資産-負債=資本 という式を思い出してください。 この式はこの金額を資金として用意しておかなければならないということではなく、結果としてこれだけの資金を何らかの形(借入金かもしれません)で調達していなければいけないということです。
- ohmaigod
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Working Capital(運転資本)を「短期的な資金の不足分」と置き換えて覚えました。 運転資本=売上債権+棚卸資産-仕入債務 ↓ 短期的な資金の不足分=(売上債権+棚卸資産)-仕入債務 そして、右辺の意味を考えてみると、 ・ (売上債権+棚卸資産)は、遅れて回収されるもの。 ・ 仕入債務は、先延ばししている支払。 と言えます。その定義を反映すると、 = 遅れて回収 - 先延ばししている支払 となります。そこで、 先延ばししている支払 > 遅れて回収 単純化すると、 支払 > 回収 こんな時に、支払期日が来たら… 故に、意味するものは「短期的な資金の不足分」と理解しています。 ご質問者様の例題において、売上債権の回収が出来ず、在庫が売れなかった時に、仕入債権の500万円の支払い期限が来たら、400万円の現金を支払っても、100万円のショートが生じることになります。
補足
ご回答ありがとうございます。 しかし。。。 今回のケースの運転資本は、公式通りに求めれば1100万円です。 ohmaigod様の考え方ですと、 仕入債務の分(500万円)だけ手元資金があれば良いという事になっております。 なので、運転資本の理論としてはちょっと違うと思うんですよね。。。
補足
>この貸方差額1100万円は、何らかの形で資金が調達されています。 >資産-負債=資本 という式を思い出してください。 今回で言えば、資本(純資産)の部に利益剰余金という内部留保で調達された、 という感じでしょうか? しかし利益剰余金はキャッシュでは無いですし。。。 やはりどうしても、 「仕入債務の分だけ資金調達出来てればいいじゃん。(売上債務の分の資金は不要)」 と感じてしまいます。。。 難しいですね。