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誰の言葉でしょうか?
人間、一所にこだわっているうちは、まだまだだ。 どこにいても自分の故郷だと思えるようになったら、なかなかのものだ。 そしてどこにいても自分はよそ者だと感じるようになって初めて、悟ったといえる。 というような事を言った哲学者は誰だったでしょうか。 ギリシアの人だったと記憶しているのですが。
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12世紀のキリスト教学者、サン・ヴィクトルのフーゴーですね。 「故郷を甘美に思う者は、まだくちばしの黄色い未熟者である。あらゆる場所を故郷と感じ得る者は、すでにかなりの力を蓄えたものである。しかし、全世界を異郷と思う者こそ完璧な人間である」 たまたま手元にメモがあったので(笑)正しい引用ではないかもしれませんが、内容的には間違っていないと思います。 フーゴーについては詳細はわかっていませが、ザクセンか、フランドルで生まれたのだろうと言われているようですね。 サン・ヴィクトル学派に属する哲学者であり、神学者で、フランスのサン・ヴィクトル修道院の修道士だったそうです。 この言葉は信仰について語ったものだと聞きますが、キリスト教徒ではない身にも深い示唆を与えてくれる言葉ですね。 出典を調べてみたら、『中世思想原典集成9ーサン・ヴィクトル学派』(平凡社)の中に収められているようです。 機会があったら是非、見つけてみてくださいね。
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noname#128939
回答No.1
こんにちは。 もしかして、ソクラテス? 「われはアテネ人にあらず、ギリシア人にあらずして世界市民なり。」
質問者
お礼
ソクラテスも、そのようなことを言ったのですね。 ありがとうございます。
お礼
ギリシアではなかったのですね! 詳しく教えて頂き、ありがとうございました。