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送り仮名について教えてください。
「てがき」の送り仮名について「手書き」としないといけないのでしょうか?それとも「手書」でもいいのでしょうか? 例えば、「手書きしてください。」 or 「手書してください。」 よろしくお願いします。
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「手書き」 は 「手で書くこと」 あるいは 「手で書いた (書かれた) もの」 ということで、「手」 と 「書く」 とが結びついたものです。 出所が 「手書」 という中国語 (漢語) にあるというものではありません。つまり和語ですから、「書く」 と送り仮名を付け、名詞化しても 「手書き」 のように書くのが普通です。 それは、和語としてのやわらかさを感じる書き方でもありますが、「手書」 という漢語があるかのように錯覚されるのを防ぐ効果もあります。まぁ、普通は 「手書き」 を 「しゅしょき」 と読む人はいないだろうとは思われますけれども、見た目はあたかも漢語のような印象を受けてしまいます。 読む際にも、「手書き」 と送り仮名があると読みやすく感じます。 ただし、公式な文書などでない限りは、それが絶対的なものであるともいえません。個人的な好みで、「これは手書で書いたものです」 という書き方をなさる方もあるかもしれません。それはその人の好みですから、どうこう言う筋合いはありませんが、私などはその例では 「しゅしょ」 とうっかり読んでしまう恐れがあります (たとえ読み間違えたにしても、黙読なら問題ないし、意味も分るのだから、それでもいいじゃないかと言われればその通りです)。 「手書き」 の場合は 「書く」 という言葉があるから 「き」 という送り仮名を付けるのだ、というのは、理屈でいえば、「書く」 という言葉の語尾変化する部分を送り仮名にする、ということです。 「書く」 「書かない」 「書きます」 「書けば」 「書け」 などと変化させると、語頭の 「か」 という音を表す部分だけは変化しません。だから、その部分には 「書」 という漢字を当てておくと、意味が分りやすいのです。それに送り仮名が付くと、いかにも和語としての表現になります。 このような形態は、日本語独特なものだろうと思います。
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- Ishiwara
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活用語尾は「なるべく送る」のが現代流です。しかし、慣習として「但し書」のように、送らない書き方がかなり定着したものがあります。
お礼
ご回答いただき、ありがとうございます。 例で出していただいた「但し書」は なるほどと思いました。 使い分けをできるように注意します。
- ゆのじ(@u-jk49)
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基本概念の上では、送り仮名云々はどちらでもOKで、許容の範囲でしょうね。 しかしながら、「手書」として、体言化する語彙には送り仮名を省略するということならば、貴方の質問中の語彙にある「送り仮名」も「送仮名」とすべきなのでしょうね。それが、統一感を体現していますし、一貫性のある文体ということになります。従って、「送り仮名」としたければ、「手書き」とするのが一貫性と言いましょうか、整合性のある文法ということになります。文法は学者の数だけ無数にありますが、そういう一貫性を外しますと、もはや、誰も、言語学者とは認めてくれません。
お礼
ご回答いただき、ありがとうございます。 おっしゃる通りで、一貫性があることは文章を書く上では重要ですね。 私も一貫性は日々心がけていはいますがなかなか難しいです。
- cxe28284
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「送り仮名のつけ方文部か科学省」と言うサイトがあります。 それによると活用のある語は活用語尾を送るとなっています。 書くは他動詞5段活用で書きは連用形ですので「手書きしてください」 が正しいです。例外もありますので、迷った時はこのさいとで調べてください。
お礼
ご回答いただきまして、ありがとうございます。 参考にさせていただきます。
お礼
ご回答いただき、ありがとうございます。 語尾変換のところなどを拝見いたしまして、 納得しました。