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「表す」の送り仮名について
本の中で「あらわす」が「表わす」と表記されていました。本来「表す」のように、送り仮名は「す」だけだと思うのですが、どうなのでしょう?「表わす」と書く場合もあるのでしょうか? 最初見たときは、本が間違っているのか、古い本だから今と送り仮名が違うのだろうと思っていたのですが、最近出版された本にも「表わす」と表記されていました。
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どちらも正解です。 いろんな国語辞典を調べてもらえばわかりますが、辞典によってまちまちです。 親切な辞書だと、両方載っているものも多いです。 「あらわす」だけに限らず、「打合せ・打ち合わせ」、「行う・行なう」など、送り仮名の『揺れ』はある程度許容範囲となっています。 (表記についての許容範囲の詳細については、単語によって違うので、国語辞典等での確認が必要です) ただし、この揺れは1つの文書内(1冊の本等)においては統一されていなくてはいけません。
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- kogotokaubewe
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「あらわす」の本則・許容に関しては、皆さんのおっしゃるとおりです。 付け加えますと、「表」には「敬意を表(ひょう)する」のように「ひょうする(文語なら『ひょうす』)」と読む場合があります。 したがって、「敬意を表した」と書いた場合、「けいいをあらわした」「けいいをひょうした」のいずれに読めばいいか分からないことになります。 これが「表わす」が許容される理由だと思います。 本則からははずれますが、是非は別にして「ら抜き言葉」同様に、「表わす」は合理性のある用法だと考えます。
お礼
なるほど、確かに「表した」だとどちらか分かりませんね。ありがとうございました。
- shkwta
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送り仮名のつけ方には本則、例外、許容があって、活用のある語は活用語尾を送るのが本則です。したがって、「表す」が本則ですが、「表わす」は許容とされています。詳しくは参考URLをご覧ください。
お礼
どうもありがとうございました。
- flyingkids
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送り仮名については、昭和48年内閣告示第2号「送り仮名のつけ方」(昭和56年内閣告示第3号により一部改正)によって、告示されています。 それによると、本則では「表す」ですが、「表わす」も許容されているようです。
お礼
なるほど、どちらでも良いのですね。ありがとうございました。
- raffaello
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いま、資料が手元に無くて書いてますが。 どちらも正しいと思います。私なんかは、「表す」と書きますけれどね。最近は、「表わす」と書く人が多いようですね。
お礼
どうもありがとうございました。
お礼
私の辞書には表すしか載っていませんでした。 良く分かりました。ありがとうございます。