No.1の者です。
>>コーシーの積分定理は習っていますか?
>まだ習ってないんです。
詳しい議論をしようとすると位相空間の話やベクトル解析の話をすることになるのでやめておきますが、イメージだけ説明します
被積分関数となっている関数f(x,y)=(-y/(x^2+y^2),x/(x^2+y^2))は原点以外では正則ですから、原点以外の空間では
F(x1,y1)-F(x0,y0)=∫_c (-y/(x^2+y^2),x/(x^2+y^2))・(dx,dy) (c:(x0,y0)から(x1,y1)への任意の曲線)
なる、関数F(x,y)が存在します。
つまり、始点と終点のみで積分値が決定します。
なので、No.2の解答者さまの画像のような積分経路をとれば始点と終点が一致しているので、積分値は0です。
橋渡しの部分の積分は行きと帰りでキャンセルされ・・・このへんにしときます
>>問の積分は次のように計算できます
>∫sin(t)(dx/dt)dt+∫cos(t)(dy/dt)dt
>このようになるのはなぜでしょうか?
∫_c(-y/x^2+y^2)dx+(x/x^2+y^2)dy
=∫_c (-y/(x^2+y^2),x/(x^2+y^2))・(dx,dy)
=∫_[0,2π]((-y(t)/(x(t)^2+y(t)^2),x(t)/(x(t)^2+y(t)^2))・(dx/dt,dy/dt)dt
=∫_[0,2π](sin(t),cos(t))・(dx/dt,dy/dt)dt
=∫_[0,2π]sin(t)(dx/dt)dt+∫_[0,2π]cos(t)(dy/dt)dt
先に(dx/dt,dy/dt)を計算してしまっても全く問題ありません
お礼
再度の解答ありがとうございます。 おかげで、理解できました。 どうも、ありがとうございました。