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「拾骨」という行為の起源
日本では火葬の後に拾骨(お骨上げ、収骨)をすることが一般的になっています。 このしきたりは日本固有のものであると言う事を(ネット上の情報ですが)知りました。 そこでふと疑問に感じたのですが、 この拾骨という行為の起源はどのあたりに求められるのでしょうか。 日本で火葬が一般的になったのは戦後かららしいのですが、 拾骨という行為も戦後に始まったものなのでしょうか。 だとしたら、誰がどういう理由で拾骨を始めたのでしょうか。 できれば、参考になる文献も挙げていただけるとありがたいです。 よろしくお願いいたします。
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1。下記の「日本における火葬」の文がご参考になるかと思います。 http://100.yahoo.co.jp/detail/%E7%81%AB%E8%91%AC/ 2。>>日本で火葬が一般的になったのは戦後かららしいのですが、 代代墓によって数世代の墓を一つに纏め、墓地面積を有効に使って「○○家之墓」とすることが普通となり火葬も当然のこととなりましたから、昭和になって土葬をするのは、地方に限られ、特定の宗教に限られていたと思われます。お骨拾いは古い習慣だと思われます。
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- 川原 文月(@bungetsu)
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こんにちは。 >>このしきたりは日本固有のものであると言う事を(ネット上の情報ですが)知りました。 まずは、葬式という儀式は天正年間頃、キリスト教が日本に伝わり、そのキリスト教の信者が葬式をすることを真似て、日本でも仏教寺院などに「葬式」という儀式が取り入れられました。 火葬の起源は古く・・・と言っても平安時代頃からありました。 河原に木組みをして火葬したり、畑などでの火葬が主でした。 そうして骨となったものをかき集めて墓地に埋葬しました。 このあたりが起源といえば起源かもしれませんね。 また、同時に土葬も行われていましたが、昭和23年(1948)に「墓地、埋葬等に関する法律」が施行されてからは、土葬は一部の地域を除いては、全て「火葬」されることとなりました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A2%93%E5%9C%B0%E3%80%81%E5%9F%8B%E8%91%AC%E7%AD%89%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%B3%95%E5%BE%8B
お礼
日本の葬式はキリスト教が起源だったのですか。 これは知りませんでした。どうもありがとうございます。
拾骨、所謂「骨上げ」ですが、日本における起源はこれがそうだ、という物はありません。ただ、火葬が普及していき、今では一般的に行われる様になった背景には、遺骨がコンパクトにまとまり持ち運びが可能になる・土葬のように数年単位で墓地の面倒を見る必要がない・墓地の土地面積が節約できるなどのメリットがあるからです。そうゆう訳で、誰にもその起源は分かりません。あるお寺の方にもお伺いしたんですが、こればかりは分かりませんと言われました。 私なりに結論を申し上げれば、火葬が一般的になり、お骨を拾うという行為が儀式化される様になってから、というのが始まりではないのか、初めはただお骨を骨箱・骨壷に入れるだけの行為が、いつからか儀式化されて現在の形になったものと思われます。
お礼
どうもありがとうございます。お骨を拾うという行為が 初めにあって、それがだんだん儀式となってきたということですね。 お骨を親族自らが拾うというのは、世界的に見て珍しい(らしい)ので 何か日本の習俗と関係があるのかなあと思った次第でした。
お礼
このYahoo百科事典で参考文献として挙げられている 「葬制の起源」という本は面白そうですね。機会があったら 読んでみたいと思います。どうもありがとうございます。