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江戸時代以前の不動産業
日本での不動産業、または不動産業に類する文化の起源を調べています。 江戸時代には仲介業があったらしいという話は聞いたことがあるのですが、江戸時代以前は不動産業のような文化はあったのでしょうか。 参考になる文献などもご存知でしたら紹介していただけると幸いです。 宜しくお願いいたします。
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まず↓をご覧ください http://www11.ocn.ne.jp/~mic-home/page20.html 明治の中頃から不動産業が発達してきたが、そのルーツは次の通りだといっています。 (1)町内の有力者、世話役、家作差配人(貸家管理人、大家)などで他人の依頼で取引の世話をしているうちに、それが職業化したもの。 (2)個人金融業者の担保流れ不動産の処分などから不動産の売買仲介業に参入したもの。 (3)職業周旋業(口入屋、桂庵)の副業として土地売買や貸家貸借の斡旋をしていて、それが本業化したもの (4)信託業の一部として発達したもの 江戸時代の不動産業の専業者は少なかったと思います。上の(3)のケースの口入屋(就職、不動産などの媒介をする業者)でしょう。 完全に不動産専業というわけではないですが、「口入(くにゅう)」といって、店も持たず、方々をうろついて、不動産の売り買い、貸し借りの情報を集めて回り、周旋している人がいました。 今でも田舎では不動産ブローカーを「くにゅう」と言っているところがあります。 http://www.0011.co.jp/training/
- usokoku
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出典が怪しいのですが 平安末期の古文書に、 何とか村の村人の申し出で、なんとかの開墾を行った という内容があります。土地改良の斡旋ですから、不動産業に相当する弟子用。 農民の住む場所は支配者の指示に従っていましたので、支配者による許認可が不動産業になるでしょう。 かこちょうに載っている場合がありますので、かこちょうをみてください。
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ご回答ありがとうございます! 支配階級の指示・認可による不動産業がやはり存在していたんですね。 かこちょうを見てみます。ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます! 口入と蔑まれることもあったんですね。明治時代の沿革もとてもわかりやすいです。 大変参考になりました! サイト紹介も、ありがとうございました。