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仏教での食べ物制限
日本の食生活の変化について。日本人は、かつて肉を食べていました。しかし、仏教の影響で一旦、肉を食べなくなって、明治になってから、また、肉を食べるようになったと聞いています。どんな制限があったのでしょうか。教えてください。
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こんばんは。国教として仏教を採用したのに伴い、 675年に天武天皇が肉食禁止令を出したのが、 わが国で公式に肉食がタブーとされるようになった出来事です。 聖武天皇の治世では仏教が鎮護国家のためいよいよ重視されるようになり、 その後何度も肉食禁止令が出されました。 http://www2.yi-web.com/~kajii/sub007.htm しかしながら、各地の狩猟民などは歴史の表舞台からは見えないところで しっかりと肉食を続けていたのでしょう。 鎌倉時代の武士たちも饗応のためには狩りで捕らえた鳥獣を食していました。 http://www.foodkingdom-miyagi.jp/tukuru/shun/summer/02_1/02_1_2.html この千二百年にわたる肉食のタブーは、1852(明治5)年、 明治天皇が宮中で自ら牛肉を食べることによってようやく解かれました。 http://www.elrosa.com/tisen/70/70006.html 原田信男氏の「歴史のなかの米と肉――食物と天皇・差別――」(平凡社) という本がこの件では参考になるかもしれません。 http://plaza14.mbn.or.jp/~HARADA_NOBUO/newpage6rice&meet.htm あとは「仏教 肉食 禁止」のキーワードで検索してみてください。
お礼
nightowl様、 早速のご回答ありがとうございました。自分ではどのように、解答を見つければよいのか、途方にくれていましたので、大助かりです。 ありがとうございました。 peko100