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帰宅を急ぐ?家路を急ぐ?
「家路を急ぐ。」というのが本来の使い方だと思うのですが、「帰宅を急ぐ。」という使い方もネット検索するとかなり出てきます。慣用句でなくても文法的には使用できそうな気がするのですが、現代用語として定着しているのでしょうか?それとも、昔からある使い方なのでしょうか? 急ぎません。よろしくお願いいたします。
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質問者が選んだベストアンサー
家路は名詞だから「家路を急ぐ」と言っても違和感がありませんが、 帰宅は名詞でもあり、さ変動詞でもあるので「帰宅を急ぐ」は 違和感があります。「急いで帰宅する」が普通だと思います。 でも地震などの緊急時の用語として使われているのかもしれません。
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- bakansky
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回答No.1
「家路を急ぐ」 は、家に戻る途上にある状態で、普通によく用いられます。急ぎ足になっている場景が連想されます。 「帰宅」 は、文字通り 「家」 (自宅の 「宅」 です) に帰ること。問題は、この言葉が、自宅の玄関の前に到着した時点以降をもって 「帰宅」 と定義するのか、それとも 「家に帰ろうとする意志をもって行動すること」 を 「帰宅」 と定義付けるのか、ということです。 たとえばある方のお宅に電話して、「○○さんは、もうご帰宅になられましたでしょうか」 などと尋ねる場合は、前者の意味で用いています。 「帰宅を急ぐ」 という用法は、後者の定義が適用されるはずのものでしょう。 たとえば会社の仕事が終って、早く家に帰ろうという意志をもって会社を飛び出す行為は、「帰宅を急ぐ」 という表現ができなくもないような気がします。
質問者
お礼
感覚として「帰宅を急ぐ」 いう表現に違和感を感じていたのですが、「その理由」が解けました。表現の是非はさておいて、納得しました。ありがとうございます。
お礼
文法的に理解できました。ありがとうございます。 以前にもよく似た質問をしたとき「さ変動詞」という言葉が出て来たのですが、今回は その意味がとてもよく分かりました。 なるほど。という感覚で、今後は応用が利きそうです。