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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:早稲田社会科学部2008年度英語)

The Struggle Against Islamist Terrorism: A Clash of Civilizations?

このQ&Aのポイント
  • The current struggle against extreme Islamist terrorism is sometimes characterized as a 'clash of civilizations'. More accurately, it is a civil war within Islamic civilization between a radical minority and mainstream. Trade, economic growth, education, development of civil-society institutions may help strengthen the mainstream over time. Attracting mainstream Muslims is crucial to defeating terrorism.
  • Intelligence reports indicate that the policies of the United States have created more terrorists than they have killed. America needs to combine hard and soft power into 'smart' power, as it did during the Cold War.
  • The question in paragraph (1) focuses on the main point of the struggle against Islamist terrorism and the suitable answer is (c) - the root causes of terrorism and policies to overcome it.

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

確かに間違うとしたら(i)でしょうね。私も最初はそれを選んでしまいそうになりました。 だけど、それが正解に見えてしまうのは、毎日、中東でのアメリカの軍事行動をニュースで見ているが故の思い込みです。 (その意味でこの選択肢は意地が悪い。報道を見て中東情勢をちょっとは知っている"少しばかり知的な"学生ほど引っかかってしまう性質のものです) 与えられたパラグラフを読む限り、"米国の軍事的政策"なるものは一言も述べられておりません。かろうじて America needs to combine hard and soft power into smart power~ の "hard power"の部分がそれっぽい感じですが、この語句にしても具体的な内容が補足で述べられているわけではないです。 そもそも「強硬な力(制裁)」と言っても、何も軍事行動だけが該当する訳ではなくて、太平洋戦争開戦前に日本がやられたような経済制裁なども該当するでしょう。 そう考えてみると(i) 米国の軍事的政策偏重に対する批判 というのはこのパラグラフに即して考える限り、少々踏み込みすぎかなあという感じがします。 (c) テロの根本原因とその克服のための政策 を吟味してみると、前半の「テロの根本原因」というのは More accurately, it is a civil war within Islamic civilization between ~ でしょうね。要はイスラムの内部でもゴリゴリの原理主義者と穏健派がいて、その対立が根底にあるんだ、ということでしょう。 (まあ、キリスト教徒側が言えた口ではないのですが。カトリックとプロテスタントの対立なんてその最たるものではないですか。 そもそも歴史をたどれば、キリスト教自体がユダヤ教の内部で起こった新興宗派です) 後半の「その克服のための政策」は Trade, economic growth, education, development of civil-society institutions, and gradual increases in political participation may help~ です。具体的に記載されてますね。 テロ克服にはこのような"soft power"を(冷戦時のように)上手く使え、というのがこのパラグラフで言いたいことでしょう。 (私観ですが、冷戦時において別にアメリカが上手く立ち回っていたわけではなく、やれペレストロイカだグラスノスチだとか言って旧社会主義陣営が勝手にコケただけのような気もしますが) そう考えると、やっぱり回答として適切なのは(c) テロの根本原因とその克服のための政策 になるんじゃないでしょうか。

noname#126371
質問者

お礼

なるほど・・・ものすごく理解しました。丁寧な解説ありがとうございました。 赤本の解説は役に立たないので、engawa1212さんやsaysheさんのような方に回答してもらえるとものすごく心強いです。 自分はまだ注意力がまんさんしているようです。落としてはいけない問題で落としてしまうこともあるので・・・ とにかくありがとうございました。これからも自分の質問に答えていただけるとうれしいです!

その他の回答 (1)

  • sayshe
  • ベストアンサー率77% (4555/5904)
回答No.1

<訳例> 極端なイスラム主義者のテロリズムとの現在の戦いは、「文明の衝突」として特徴づけられるものである。より正確には、それはその宗教の単純化された、また、イデオロギー的なヴァージョンを強いるために暴力を用いる過激な少数派と、もっと多様で、寛容な考え方を持つ主流派との間のイスラム文明内部の内戦である。貿易、経済成長、教育、市民社会制度の発達、政治参加が次第に増大することが、時を経れば、主流派の強化の助けとなるかもしれない。等しく重要なのは、西洋社会による説明が与えられることだろう。イスラム主義者のテロリズムを打ち負かすためには、厳しい諜報活動や警察活動が必要である、しかし、我々は、新たな過激派の採用の源を干上がらせるためにも、主流派のイスラム教徒を引きつけなくてはならない。これまでのところ、諜報活動の報告は、アメリカの政策が彼らが殺すよりも多くのテロリストを作り出していることを示している。アメリカは、冷戦時代に行っていたように、ソフトとハードのパワーを組み合わせて「利口な」パワーにする必要があるのである。 質問者さんは、 * これに対する西の国々の考えは、軍事的圧力をもっとかけるべきである。 この部分を読み違ったのではないですか?本文では、 * 等しく重要なのは、西洋社会による説明が与えられることだろう。(これは、なぜ現代の先進諸国の民主主義が良い制度なのか、緩やかな宗教が良いのかと言うようなことの説明だと思います) * 我々は、新たな過激派の採用の源を干上がらせるためにも、主流派のイスラム教徒を引きつけなくてはならない。 この様な部分と、前半のテロの説明を読めば、また、最後のアメリカの今後の政策への言及を読めば、おのずと(c)が正解と判断できるのではないでしょうか? 全体の問題量と時間にもよりますが、大学入試問題としては、平易な部類ではないでしょうか?例えば、京都大学の2次に時々見られるような、筆者の思考回路にこちらの思考回路をシンクロナイズするのに苦労させられるような問題よりは取り組みやすいように思いますが。 *** ところで、wasejuken さんは、受験生だと言うことですが、このところ、このQ&Aサイトで、随分回答されていますね。他の人の質問に回答することで、ご自身の知識の確認をなさっておられるのでしょうか?この時期の受験生の一般的な行動と少し違うようなので、少し興味を感じました。

noname#126371
質問者

お礼

わざわざありがとうございました! 「他の人の質問に回答することで、ご自身の知識の確認をなさっておられるのでしょうか?」 そのとおりです。日本史や英語などの説明をすることで、自分が本当にどれくらい理解しているのかを自分自身で試しています。なので回答するときぶっちゃけいつも怖いです。

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