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ごぼうの皮のむき方のコツは?
ごぼう料理が好きで、毎日くらい食べたいのですが、皮のむき方で困っています。 結構、太いごぼうが好きなんですが、ごぼうって、結構、土が多いので、皮をむかないわけにはいかないでしょうし、、、。 ごぼうって、ただ、洗うだけでは食べてはいけないでしょうしね? すいません、よきアドバイスを求めます。
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他の回答の方々も述べられているように、牛蒡は皮をむくとおいしさまでが大きく損なわれます。実は、ごぼうのうま味、栄養価、香りのほとんどが皮にあるからなのです。アミノ酸などは、中心部分の6倍あるといわれています。ごぼう料理がお好きなのであれば、ごぼうのことをもっとよく知ってあげてください。 (1)ごぼうの語源=『牛蒡』(古くは牛房)と書きますが、牛の尻尾の意味で、その色や形が似ているところからそう呼ばれます。 (2)牛蒡料理の定番「金平牛蒡(きんぴらごぼう)」は、童話・足柄山の金太郎さんでおなじみの坂田金時の息子、坂田金平(さかたのきんひら)が父親譲りの怪力の持ち主であったことから江戸時代に浄瑠璃の演目に劇化され「金平浄瑠璃」に大ヒットします。彼のぎらっと光る真っ黒な髪の毛を、油で炒めた牛蒡になぞらえたのが「金平牛蒡」です。当時、油を使う料理は数少なくスタミナ料理とされていました。牛蒡そのものにも滋養強壮作用があるため、この料理は庶民に普及していったのです。つまり「力強さ」を表現した料理名だったわけです。 (3)牛蒡を買い求める際は、できるだけ泥のついたものがおいしいとされています。さらに言うなら、その泥が乾いていないものが望ましいです。つまり、畑から掘り出されてからの時間が経っていない証拠で、新鮮で栄養価も高い牛蒡であると判断できます。 (4)牛蒡は、シュロで出来た「亀の子たわし」(ご存知かな?)で泥だけをこすり落とします。こすり過ぎは絶対にいけません。旨みを削いでいるようなものだと思ってください。また、笹がきや細切りにした後、料理本にはよく「酢水に浸けてアクを抜く」と記述されてものがありますが、料理店では、栄養価よりも、見た目に色の白い牛蒡を求めた結果の作業ですので、家庭では真水にさっとさらす程度でいいと思います。牛蒡の栄養価は水に溶け出やすいので、短時間で行うようにしてください。 以上、長々と書きましたが、私の牛蒡への知識はその程度ですので、参考にしていただければ幸甚です。 おいしい牛蒡料理を楽しんでください。 (これを書いていて、自分も牛蒡が食べたくなってきました。)
お礼
回答どうも。 牛蒡のすごさがわかりました。 土付きがいいとは驚きです。