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ハ調
ハ調 ホ調 ヘ調 の違いはなんですか?教えてください。
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すごく簡単に答えるとこうなります。 ハ調は「ハ」の音、つまり「ド」の音から始まる音階を使うキー(調)のことです。 ピアノの鍵盤があると分かりやすいのですが、1オクターブの中に白鍵が7つ、 (8つ目が上のド)ありますよね。 ドーレーミーファーソーラーシード :「ドレミ」はイタリア語での音名の読み方です。 C-D-E-F -G-A-B-C :これが英語式(シーディーイーと読む)です。 ハーニーホーヘ- トーイーローハ :これが日本語の読み方です。 ですからホ調ですと、ミ(E)から始まる調、ヘ調はファ(F)から始まる調、という意味です。 ここからは少し説明が込み入って読み難かったらごめんなさい。 「調」とは「キー」とも言って、曲の中で使う音階の種類を指します。 音階は大きく分けて2種類あって、長音階(メジャー)と短音階(マイナー)があります。 長音階を使えば○長調、短音階を使えば△短調、と呼びます。 さて、ピアノの鍵盤を見ると1オクターブの中に白鍵は7つですが、黒鍵をいれると 12個の半音があります。 そうすると、音階は長調12種類、短調も12種類あることになります。 なお、黒鍵は、例えばドのシャープ(C#)やシのフラット(B♭)とか呼びますが、 音階の呼び名で、黒鍵から始まる調(キー)では、この#(シャープ)のことを日本語では 「嬰(えい)」、♭(フラット)は「変」と表記します。 整理すると、白鍵ではじまる長調は、 ド(C・ハ)の音から始まればハ長調(C Major) レ(D・ニ)の音から始まればニ長調(D Major) 以下同様にミ:ホ長調(E Major)、ファ(F Major)と続きます。 短調も同じです。ハ短調、ニ短調、ホ短調・・・というように。 更に、黒鍵の音で始まる長調も ド#(C#)から始まれば嬰ハ長調(えいはちょうちょう、C sharp Major)、 ド♯から始まる短調は嬰ハ短調(えいはたんちょう・C sharp minor)、と呼びます。 黒鍵の音は、シャープを付けて呼ぶ場合もフラットを付けて呼ぶ場合とがあります。 さっき、音階の呼び名で、開始音が#のつく音名なら「嬰(えい)」、♭(フラット)なら 「変」と書きました。したがって例えば シ♭(B♭)から始まるキーは「変ロ長調」「変ロ短調」(B flat Major, B flat minor)です。 なお、ミ#=ファ、ファ♭=ミ、シ#=ド、ド♭=シと、理論的には違いますが 実質は同じ音ですので音階の名前においては「嬰ホ長調」とか「変ヘ長調」というのは あまり使いません。 またド#は、レ♭と同じ音ですが、名前が違います(異名同音)。 ですので「嬰ハ長調」と「変ニ長調」という調も、名前は違いますが出てくる音は同じです。 「嬰ヘ長調」「変ト長調」も同じ話です。 そうすると、よくクラシックの曲で、曲名に、例えば ベートヴェン作曲 交響曲第5番「運命」ハ短調、とあれば、その曲のキーは 「ハ」の音、つまり「ド」で始まる短音階なんだな、って分かります。 すると、ハ短調の音階は ド-レ-ミ♭-ファ-ソ-ラ♭-シ♭-ドですから、この曲の有名な開始部分、 いわゆる「ジャ・ジャ・ジャ・ジャーン」も音名で表記すると、 「ソ・ソ・ソ・ミ♭ー」、その次が「ファ・ファ・ファ・レー」とイントロがあって 続いてテーマ「ソソソミ♭ ラ♭ラ♭ラ♭ソ ミ♭ミ♭ミ♭ドー」 「ソソソレ ラ♭ラ♭ラ♭ソ ファファファレー」と、ハ短調の音階を しっかり守っていることに気づきます。 最後のほうは詳細すぎて分かりにくかったかもしれません。 僕も最初にこれを覚えた時は頭が「変」になりました。 (寒いことを言いました。妻がどうしてもオヤジギャグを入れろと言っていたので・・・すみません) ↓の方の張られたリンクと合わせて読んでいただければ幸いです。
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- sanori
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再びお邪魔します。 図があるとわかりやすいと思いましたので、見つけてきました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%BF
- sanori
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こんにちは。 カラオケ屋に行くと、伴奏の音の高さが自分の声の高さと合わないとき、カラオケマシンで音の高さを調節できます。 それとまったく同じことです。 ハ調を基準とすれば(=元がハ調だとすれば) ・ホ調は、ドから始まって、ド⇒ド#⇒レ⇒ミ♭⇒ミ と4つ上がったもの ・・・カラオケマシンでボタンを4回押したもの ・ヘ調は、さらに、ミ⇒ファ と1つ上がったもの(ハ調から数えれば5つ) ・・・カラオケマシンでボタンを5回押したもの