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手形の作成についての質問とは?
- 手形についての作成方法に関して質問があります。現在、手形のミミと手形の間に割印を1ヶ所と収入印紙の割印とで2ヶ所に押印しているのですが、両方を兼ねる形で1ヶ所の押印で問題ないか確認したいです。
- また、押印の際にスタンプ台に朱肉インキを塗っていましたが、スタンプ台を使用する必要があるのか不明です。質問内容について教えてください。
- 前任者がいなかったため、手形の作成について見よう見まねでやってきましたが、最近年配の取引先の経理から指摘がありました。間違っている場合は次回から正しい方法を取り入れたいと思っていますが、私たちはお客様の立場なので困っています。
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>(1) これまで手形のミミと手形の間に割印を1ヶ所と収入印紙の割印とで2ヶ所に押印していたのですが両方を兼ねるかたちで1ヶ所の押印でいい。 まず、印紙の割印(印紙税法では消印と呼びます)は、法律で定められています。 http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/shitsugi/inshi/06/03.htm ※当該内容は、課税文書(手形含む)全てに適用されます。 消印の要件 ◯通常印判といわれているもので消印 この他、氏名、名称などを表示した日付印、役職名、名称などを表示 したゴム印のようなものでも差し支えありません ◯一見して誰が消印したかが明らかとなること ◯通常の方法では消印を取り去ることができないこと つまり、上記を満たしていれば、消印として有効です。 ※手形に印紙が貼付されていても、いなくても手形の効力に変わりは ありません。但し課税文書に印紙が貼付されていない、消印が正しくな いと印紙税法違反となります。 御社手形の消印状況を実際に確認しなければ、良いとも悪いとも言えません。 質問者さんが自分で確認して問題なければよろしい事です。 次に、割印(手形のミミと手形の割印)は、手形要件には入っていません。 つまり、割印はあっても無くても、手形は有効なのです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%8B%E5%BD%A2%E8%A6%81%E4%BB%B6 上記に記されている事が手形要件です。 これを満たさないと、手形として認められない可能性があります。 ※割印も印紙の消印も書いてありませんね。つまり、どちら共に無くても 手形として有効です。 ※割印は、豊臣秀吉の”朱印状”から連綿と続く真贋を確認する技法です。 鮮明に押印すれば、真贋を確認しやすくなります。 鮮明でなければ、今後は鮮明になることをお奨めします。鮮明であれば 今のままでよろしいかと思われます。 <回答> 手形要件を満たしていれば手形として有効です。 取引先企業から文句を言われる筋合いはありません。 >(2) 押印の際にスタンプ台に朱肉インキをぬっていましたが、スタンプ台を使うとはなんたる事。 これは、スタンプ台のインクで押印していたのでしょうか。 一般的には、朱肉か印泥で押印します。(これは、鮮明だからです) ただし、上記にありますように手形要件には押印のインク(朱肉)は手形要件に ありません。 <回答> スタンプ台のインクでも問題ありません。 ※但し、朱肉の方が改竄し難く、湿度の高い(もしくは水濡れ)時に 押印が滲む事もありませんので、できれば朱肉にされます事をお奨め します。滲まない、消し難いインクをご使用の場合は何も問題りません。
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- yosifuji2002
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>yosifujiさんならどうされますか。 私なら自分で良いと思う方法で作成します。 そもそもこちらが支払い側なのですよね。受け取り側が手形でクレームをつけるのは、手形要件を満たしていない時だけです。 支払地、支払期日、金額、振出人等、手形には法律上の要件が決まっています。 これさえ満たされていれば、手形の流通には何の支障もないので、後は自社の事務の合理性で判断すれば良いことです。 それに前回申し上げませんでしたが、印鑑をどう押すかは各社の社内手続きの規程で決まることです。 一般には手形作成者は必要事項の記載と印紙の貼付をし、これにしかるべき責任者が取引印(銀行印)を押します。この時同時に印紙の割り印を押すのが普通でしょう。 ミミの割り印は誰が押すかは各社の判断ですが、これだけは作成者が押すことも多いのではないでしょうか。そのために市販で小判型の手形割り印を売っていますよね。 ちなみに当社ではコンピューターの手形発行明細の1行ごとに、手形現物と明細の割り印を押して、内容の確認の証憑としています。 これは経理責任者が自ら行っています。 ミミの割り印は、現物と控えが同じ用紙であるということは立証できますが、両方の記載内容が同じであるかは証明できません。これはあくまで人間の目で確認することであり、大変重要なことです。 従って、事務手続き上は手形要件をミスしないことと、手形帳どおりに間違いなく発行されたかをいかに間違いなく確認できるかがポイントであり、その観点からは取引先の経理の方の指摘はナンセンスと思います。(どうでも良いという意味で)
お礼
的確なアドバイスをありがとうございました。 先方が強くいってこられたので(お姑さんがお嫁さんにいうような)少したじろいでしまいました。 間違いがないよう気をつけ、堂々と手形を先方に渡します。
- guppy100526
- ベストアンサー率55% (167/299)
取引先の経理の方に一理ありかなと思われます。 よいと思われることは、積極的に取り入れてはいかがでしょうか。
お礼
回答有難うございます。 >よいと思われることは、積極的に取り入れてはいかがでしょうか。 それがよいとは思えなかったので取り入れるのに躊躇してしまい、今回の投稿に至ったわけです。 それが正しいとのことでしたら直ちに変えるつもりでした。 これといってきまりはないようですね。
- yosifuji2002
- ベストアンサー率51% (969/1888)
(1) これまで手形のミミと手形の間に割印を1ヶ所と収入印紙の割印とで2ヶ所に押印していたのですが両方を兼ねるかたちで1ヶ所の押印でいい。 これは別にどちらでも良いでしょう。というよりは、印紙の割り印とミミの部分の割り印は目的が違うので、同じでよいという方が少々手抜きのような気がします。 印紙の割り印は、印紙の再使用を防止することです。 ミミの方は、社内目的上で控えと現物の一致を確実にするためです。 これまで多くの手形を受け取ってきましたが、多くは別にしているようです。 というよりは長円形の手形小切手用のミミの割り印を使用するのが多いのではないでしょうか。 (2) 押印の際にスタンプ台に朱肉インキをぬっていましたが、スタンプ台を使うとはなんたる事。 これも変ですね。私のいた会社では手形の押印は機械でやっていました。これでは正確には朱肉よりは朱肉風インキといったもので、容器もインクタンクのようなものです。でも誰もそのようなことは問題としません。 ましてや朱肉の容器がなんであるかなど、社外では絶対にわかりません。 要点は陰影が明確に出ることと、時間の経過で変化しなければ良いので、容器の問題ではないですよね。 スタンプ台が朱肉にあうのかどうかはわかりませんが、それで鮮明に押せるのなら実用上の問題とは思えません。 少々その相手の方は古い考えか、自分のやり方しか知らない方なのでしょうね。
補足
回答頂き有難うございました。 そうですか、目的がきちんとしていれば、私のやり方は通用するのですね。 少し安心致しました。 どうもひっかかるところがあり質問させていただきました。 しかし。。。今月もそこに手形をきるのです。どうしたらよいものでしょうか。yosifujiさんならどうされますか。きちんとしているつもりなのに相手にあわすのは受け入れがたいし、かといって今まで通りにすると角が立つしで困っています。
お礼
お礼が大変遅くなり失礼いたしました。 とても詳しく教えてくくださり納得がいきました。ありがとうございました。