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万葉集に
万葉集に 「家にあれば笥に盛る飯を草枕旅にしあれば椎の葉に盛る」 ありますが「家にあれば」の『已然形+ば』は恒時条件と捉えるべきですか?『未然形+ば』の仮定条件と意味的にほとんど区別がつかない気がして疑問に思ってます。 よろしくお願いします。
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- mo6644
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回答No.1
後の「旅にしあれば」が現実の確定条件なので前の「家にあらば」も確定(恒時)条件にして解釈することはできます。「家にあらば」も恒時条件にすると、家にいたころを懐かしんで、早く家に帰りたいと旅情をそそる旅の歌になります。 仮定条件にすると、もし家にいたら笥に盛る事もしただろうに、そんな事ももうないだろうという感じが出てきます。 有馬皇子が死を覚悟の行く道で読んだとすると後者のほうがもう家に帰れることもないだろうという情感が出てきます。 私は未然形として読みたいです。
お礼
ありがとうございます。 >後の「旅にしあれば」が現実の確定条件なので前の「家にあらば」も確定(恒時)条件にして解釈することはできます。 ↑ 「旅にしあれば」がないと「家にあれば」を確定条件と解釈はできないですか? ネットで検索するとほとんど已然形として読んでいるものが多いですがまだ治定されていなくて未然形の可能性もあると考えていいですか?