What's that all about. の訳、文法に関する質問です。
英語の小説で分からない部分があります。どうぞ、よろしくお願いします。
場面は、シューベルトの音楽をつまらない、という少年に対して、ある男性が、シューベルトの音楽や人生について、語っているところです。一文目のit は、シューベルトの音楽を指します。日本語訳もありますので、参考に載せておきます。
You'll appreciate it in time. People soon get tired of things that aren't boring, but not of what is boring . What's that all about. For me, I might have the leisure to be bored, but not to grow tired of something.
(でも、今にきっとわかるようになる。この世界において、退屈でないものには、人はすぐに飽きるし、飽きないようなものは、だいたいにおいて、退屈なものだ。そういうものなんだ。~)
この文の、What's that all about. ここの部分が分かりません。この形は、よく疑問文で
What's that all about?
それはいったい何のこと? や、それって何に関すること?という意味になるのは、知っていました。
しかし、この文は、疑問詞もありませんし、疑問文ではなく、平叙文のはずです。しかも、文脈から考えて、ここで疑問文になるのはおかしいです。
なので、
That's what education is all about.
(教育とは、まさにそういうものなのだ。)
というような使い方があるように、この小説の文もこの形の省略形かと考えました。
(That is) what that is all about.
はじめのthatは、前文の内容を受け、「退屈でないものには、人はすぐに飽きるし、飽きないようなものは、だいたいにおいて、退屈なものだ。」次のthatは、世の中とか、世の中の人々と考え、「退屈でないものには、人はすぐに飽きるし、飽きないようなものは、だいたいにおいて、退屈なものだ。世の中(世の人々)ってまさに、そういう風じゃないか(そういう風に生きてるじゃないか)。」と訳してみました。
しかし、それでも、なぜ、What's that all about. という風に、isとthatが入れ替わっているのか分かりません。
長くなってしまいましたが、どうぞよろしくお願いします。お力を貸してください。