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exclusiveの訳
Much of Japanese cool is about being underground or part of something exclusive.という文で、exclusiveの意味はどう訳すのがいいのでしょうか。「専門的な」というよりは「排他的な」というような意味にとっていいのでしょうか。
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Ichi-kumi です。「一般の人には理解されにくい」という訳語は、どちらかというと “underground” の訳語として使ったほうが適切な感じがします。最近わたしがよく参照するマクミラン英英辞典には次のように定義されています。これからもお分かりいただけると思います。 Exclusive = “not well known by most people and different from what is usual or popular” しかし、場合によっては “exclusive” にこの訳語を使うこともできます。元来 exclusive は include の反対で「除外する」のイメージですから、「グループ外の人と共有していない」というのが原義です。もし文の主語に「~という概念は」のような表現が来ているなら、「一般の人には理解されにくい」という訳語はぴったしと言えるでしょう。 とはいえ、ここで underground と exclusive が並べられているのは、英語でよくある「似た表現のくりかえし」とも言えますから、どうしてもあなたがexclusive にこの訳語を使いたいのであれば、underground の方に別の日本語表現を当てはめる必要がありますね。でも、この文に関してはわたしは賛成しかねます。 ところでどんな本の一節なのかはわかりませんが、「スノボー」だとか「プチ整形」あたりをイメージしました。あってますかな? 日本で英語を習得してきたものとして、一言つけ加えさせていただきますが、わたしにとっては「英語をしっかり和訳すること」イコール「英文をしっかり理解する」ことであり続けてきました。しっかりと自信をもって和訳できたときは「英文」を正確に理解することができるばかりか、その英文自体を自分のものに出来てきたように思います。ですから、訳語にこだわるというのは英語学習でとても大切なことだと思っています。
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原文は日本語でそれを英語に訳したのが質問文のようですね。原文を探さないとわからない限りですが、サンリオを例にしていますが、日本の大衆文化も世界に受け入れられるものだと言えるでしょう。McGray氏の用語である"Japanese cool"とは音楽、電化製品、建築、ファッション、漫画アニメ、日本料理などを指しているみたいですが、こうしたものは日本人向けに元々作られているはずですが、海外にも受けているところがみそだと思われます。日本のかっこよさとは、日本発信型のものが海外でも受容されているが、それは目立つかたちではないことを言っているかと思われます。漫画などはまだ海外ではマニア向けなのかも知れませんが、日本が経済大国にいつの間にかなっていたかのようにポップ文化でもそうなっている可能性があるかもしれません。 つまり、質問文はアングラ的要素のものと海外向けのものを言っているのではないでしょうか。マニアに受けているか、海外向けに作られているかどっちかである。 って言うことです。 http://www.time.com/time/asia/2003/cool_japan/story2.html http://www.hellokitty.ne.jp/ http://www.ppp.am/p-project/japanese/point_of_argument/kishi1%20.html http://www.ppp.am/member/kishi.htm http://www.jef.or.jp/en/jti/200301_003.html
- bilingual985
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これはGross National Coolの話でしょう。 調べると分かりますが、これはそもそも日本人がコメントした内容を英訳したものである事が分かります。 よって、それを逆に和訳しようとする事に若干無理があると考えます。 文脈全体を見ると分かりますが、これはアングラ的、斬新、ユニーク、独特の、などと「かっこ良さ」のルーツについての解説です。これらの単語を使ってはいかがでしょうか。 「日本での「かっこ良さ」は主にアングラ的な要素、又は何かユニークで独特なイメージが付きまとうものである。」
#5さんへ >日本で英語を習得してきたものとして、一言つけ加えさせていただきますが、 私もそう思っていたことがあります。私は英語の他にフランス語とドイツ語を勉強しまして フランス語の場合は ichi-kumiが英語を学習する方法でやってきました。ドイツ語は 先ず文法を3か月でマスターし、手当り次第 単語帳みたいので単語を丸暗記しましたが、単語も文法も分かって一応和訳したものの 意味が摑めない事が往々にしてありました。英語の場合は日本語を介さず英語を英語で理解する訓練に努めました。 そうですね。プロセス的には 「英文→和訳→理解」 が「英文→理解→和訳」に自分の中で移行してきました。そうすると、around-the-worldさんの質問みたいのは 今まで直訳してから自然な日本語に直していたのが、今では 先ず別の英語の表現に分かりやすく咀嚼して それから和訳しやすい英文に書き直すようになったのです。ですから、和訳する必要のない場合が大部分ですから 「英文→理解→和訳」のプロセスで行くと ”理解”の段階で止まってしまうのです。いちいち和訳するのが面倒なのです。それでも、時々 和訳してみるんです。なんか 今までの呪縛から開放されて 英語も日本語も楽しめるような気がしました。
- Ganbatteruyo
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アメリカに35年ほど住んでいる者です。 私なりに書かせてくださいね。 まず、明らかにしなくてはならないことは、beingと言う単語を忘れてはならない、と言う事です. つまり、直訳すると(原文を学校文法に基づいて辞書的な意味で日本語にすると)日本のクールと言われるもの多くはアングラ的になるとか、何か普通でないような事の一部になることです.なります. お分かりでしょうか. つまり、cherryさんが言っておられる、「英語を和訳するのは 英語にアプローチする際の手段であって英文を理解するのとは違います。訳せなくても意味が解ればいいのです。」と言う事なんですね. それが、「のような意味ととってもいいのでしょうか」と言う事なんですね. 英語を理解すると言う事を、英語圏の人に言うと、彼らにとっては、別の言い方で言うと、と言う事なんですね. 訳すのではなく、フィーリングを掴む、と言う事なんですね. フィーリングさえ掴めば、いろいろな英文が出来、その英文を違った英文で表現できる、と言う事なんですね. それが、理解する、と言う事です. ですから、この文章を、こう書けばわかると想います. Much of Japanese cool is about being "different" from ordinary people, for example, being underground or being part of something extraordinary.と言うような文章になるかもしれませんね. exclusiveとは、排他的でいいのですが、チョット違う、どちらかと言うと、専門的、専門的に見せる、普通とは違う、と言う意味でここでは使われているように思います. つまり、レストランであれば、普通ではなく変わった店、今までは「まさか」と言われそうな店作り、と言う感じですね. もっと、身近な例とすれば、「こだわり」です. 「板長」が小さなことにこだわるから、この店はいい、とよく言われますね. 一日限定200杯しか作らない、いかにも商売根性無しのラーメン屋. とか、いう事ですね. つまり、閉鎖的な、とか、矛盾する、とかいうフィーリングも入りますね. アングラ調になることもこのレベルのフィーリングですね. と言う事で、この文章のフィーリングは、何か今までとは違った、矛盾とも言われるような事をする事が、流行っているみたいです.ということになるわけです. 訳すとなると、今度は、日本語の語学力を問われますので、私にはできませんが、人それぞれの言い回しは出来ると思います. これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
お礼
丁寧に説明していただきまして、ありがとうございます。 「ちゃんと日本語に訳すと、どうなるのか」ということを知りたかったのですが、読んでいるだけの時と違い、いざ訳そうとすると、理解が曖昧な部分があり、大変悩んでしまいました。exclusiveの持つ意味合いがGanbatteruyoさんのご説明でよく理解できました。 ありがとうございました。
No.2です。朝起きがけに回答し、朝食の途中で "about" があったことを思い出しました。失礼。 about の語感を出すためには、「日本でトレンディといえば、たいがいそれはアングラ的で、一部の限られた人間の間だけではやっているということだ」としたほうが良いでしょう。 ついでに、"underground"という単語は「一般の人にはわかりにくい、大衆文化とはかけ離れている」(ここでは違いますが、場合によっては「非合法の」)という意味もありますから、前後関係からこのように訳しても良い場合もあるでしょう
おしゃるとおり「排他的な」の意味です。全体を訳しておきます。 「日本でブーム(流行の最先端・トレンド)と呼ばれるものの大半は、アングラ的かつ排他的なものである」 もし、あなたがかなりお若い方で、「アングラ的・排他的」という日本語に馴染みがないとお感じであれば次のように処理すればよいでしょう。 「公然と表立ってなされることはなく、ごく限られた集団内でのみ行われている」
お礼
ご回答ありがとうございます。 おっしゃるとおり「アングラ的」という言葉ももうひとつピンと来ないものがあって、どう訳せばいいのだろう、と思っていました。 exclusiveは「一般の人には理解されにくい」といった感じの訳でもいいのでしょうか。
英和辞典にはピッタリする訳が見つかりませんね。 第一、「排他的」という日本語自体、あまり日常では使わない言葉です。そこで、exclusiveとはどんな意味か? そんな時は やさしい英英辞典で調べてみましょう。available only particular people,so that only they can have,do,or use something.と英語で説明されております。英語の説明に注目してください。particular peopleというのは この文では日本人です。しかもparticularというのは日本人を特定しています。そして辞典の説明では so that only they can have,do,or use somethingと続いていますから 日本人だけが Much of Japanese coolを have,do,or useできるのです。うまく日本語に訳せなくとも なんとなく意味は つかめたと思います。 英語を和訳するのは 英語にアプローチする際の手段であって英文を理解するのとは違います。訳せなくても意味が解ればいいのです。これをキチンとした日本語に直すのは あとは日本語の問題になりますから。
お礼
早速ご回答いただき、ありがとうございます。 exclusiveはこの場合「特定の人にしかわからない」と訳すより「日本人にしかわからない」つまり「外国人にはわかりにくい」といった言葉を充てるほうがいいと考えればよいのでしょうか……。
お礼
何度もご回答いただきまして、本当にありがとうございます。問題文は、世界でも今大変高い評価を得ている日本のポップカルチャー全般について述べた文章の一節なのですが、ichi-kumiさんのおっしゃるとおり、読んでいる時は理解できていたつもりでも、実際に訳してみようとすると、理解が曖昧だった箇所が明確になってきますね。 いろいろと参考になりました。 本当にありがとうございました。