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次の関数f(x)のn階微分のx=0における値f^(n)(0)=d^nf

次の関数f(x)のn階微分のx=0における値f^(n)(0)=d^nf(x)/dx^nを求めよ。どうしてそうなのかも説明せよ。 (1)f(x)=e^x (2)f(x)=sin(x) (3)f(x)=cos(x) (4)f(x)=sqrt(1+n) (5)f(x)=arctan(x) これをf^n(0)で微分すると(1)1(2)0(3)1(4)1(5)0でよいのでしょうか? 答えも今ひとつ自信はないのですが、これを説明するとするとどうしたらよいのかわかりません。教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • muturajcp
  • ベストアンサー率78% (508/650)
回答No.9

f(x)=Σ_{n=0~∞}(a_n)(x^n)/(n!)=a_0+Σ_{n=1~∞}(a_n)(x^n)/(n!) ならば すべての整数n≧0に対して f^n(x)=a_n+Σ_{k=1~∞}(a_{n+k})(x^k)/(k!) f^n(0)=a_n が成り立つことを帰納法で示す。 n=0のとき f(x)=a_0+Σ_{n=1~∞}(a_n)(x^n)/(n!) f(0)=a_0 で成立 ある整数n≧0に対して f^n(x)=a_n+Σ_{k=1~∞}(a_{n+k})(x^k)/(k!) f^n(0)=a_n を仮定すると f^{n+1}(x)=Σ_{k=1~∞}(a_{n+k})(x^{k-1})/((k-1)!) =a_{n+1}+Σ_{k=1~∞}(a_{n+1+k})(x^k)/(k!) f^{n+1}(0)=a_{n+1} n+1のときも成立するから すべての整数n≧0に対して f^n(0)=a_n が成り立つ (1) f(x)=e^x=Σ_{n=0~∞}x^n/(n!)→f^n(0)=1 (2) f(x)=sin(x)=(e^{ix}-e^{-ix})/(2i) =(Σ_{n=0~∞}(ix)^n/(n!)-Σ_{n=0~∞}(-ix)^n/(n!))/(2i) =Σ_{n=0~∞}{(i^n-(-i)^n)/(2i)}x^n/(n!) f^n(0)=(i^n-(-i)^n)/(2i)=(-i^{n+1}-(-i)^{n+1})/2 f^{2k-1}(0)=(-i^{2k}-(-i)^{2k})/2=(-1)^{k+1} f^{2k}(0)=(-i^{2k+1}-(-i)^{2k+1})/2=(-i(-1)^k-(-i)(-1)^k)/2=0 (3) f(x)=cos(x)=(e^{ix}+e^{-ix})/2 =(Σ_{n=0~∞}(ix)^n/(n!)+Σ_{n=0~∞}(-ix)^n/(n!))/2 =Σ_{n=0~∞}{(i^n+(-i)^n)/2}x^n/(n!) f^n(0)=(i^n+(-i)^n)/2 f^{2k-1}=(i^{2k-1}+(-i)^{2k-1})/2=(i(-1)^k+(-i)(-1)^k)/2=0 f^{2k}=(i^{2k}+(-i)^{2k})/2=(-1)^k (4) f(x)=√(1+x)=(1+x)^{1/2} f'(x)=(1/2)(1+x)^{-1/2} f''(x)=(1/2)(-1/2)(1+x)^{-3/2} f^n(x)=(Π_{k=1~n}((1/2)-k+1)(1+x)^{(1/2)-n} f^n(0)=Π_{k=1~n}((1/2)-k+1) (5) f(x)=arctan(x) f'(x)=1/(1+x^2)=(1+x^2)^{-1}=Σ_{n=0~∞}(-x^2)^n=Σ_{n=0~∞}((-1)^n)x^{2n} f^{2k-1}(0)=((-1)^{k-1})(k-1)! f^{2k}(0)=0

その他の回答 (8)

  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.8

(4) f(x) = √(1+x) でしたか。 それなら、最初からそう書いてくれれば。 (1+x)^7 を 2 回微分すると 7・6・(1+x)^5、 3 回微分すると 7・6・5・(1+x)^4 になるように、 (1+x)^(1/2) を n 回微分すれば、 = (1/2)(1/2 - 1)(1/2 - 2)…(1/2 - (n-1))・(1+x)^(1/2 - n) = {1・1・3・5・…・(2n-3)}/{2(-2)^(n-1)}・(1+x)^{-(2n+1)/2} です。 x = 0 を代入して、分子分母に偶数の因子を補えば、 f^n(0) = {1・3・5・…・(2n-3)}/{(-1)^(n-1)・2^n}・1 = {1・2・3・4・5・…・(2n-3)・(2n-2)}/{(-1)^(n-1)・2^n・2・4・…・(2n-2)} = {1・2・3・4・5・…・(2n-3)・(2n-2)}/{(-1)^(n-1)・2^n・2^(n-1)・1・2・…・(n-1)} = {(2n-2)!・(-1)^(n-1)}/{(n-1)!・2^(2n-1)} と書けますね。

  • muturajcp
  • ベストアンサー率78% (508/650)
回答No.7

訂正します。 f(x)=Σ_{n=0~∞}f^n(0)x^n/(n!) (1) f(x)=e^x=Σ_{n=0~∞}x^n/(n!)→f^n(0)=1 (2) f(x)=sin(x)=(e^{ix}-e^{-ix})/(2i) =(Σ_{n=0~∞}(ix)^n/(n!)-Σ_{n=0~∞}(-ix)^n/(n!))/(2i) =Σ_{n=0~∞}{(i^n-(-i)^n)/(2i)}x^n/(n!) f^n(0)=(i^n-(-i)^n)/(2i)=(-i^{n+1}-(-i)^{n+1})/2 f^{2k-1}(0)=(-i^{2k}-(-i)^{2k})/2=(-1)^{k+1} f^{2k}(0)=(-i^{2k+1}-(-i)^{2k+1})/2=(-i(-1)^k-(-i)(-1)^k)/2=0 (3) f(x)=cos(x)=(e^{ix}+e^{-ix})/2 =(Σ_{n=0~∞}(ix)^n/(n!)+Σ_{n=0~∞}(-ix)^n/(n!))/2 =Σ_{n=0~∞}{(i^n+(-i)^n)/2}x^n/(n!) f^n(0)=(i^n+(-i)^n)/2 f^{2k-1}=(i^{2k-1}+(-i)^{2k-1})/2=(i(-1)^k+(-i)(-1)^k)/2=0 f^{2k}=(i^{2k}+(-i)^{2k})/2=(-1)^k (4) f(x)=√(1+x)=(1+x)^{1/2} f'(x)=(1/2)(1+x)^{-1/2} f''(x)=(1/2)(-1/2)(1+x)^{-3/2} f^n(x)=Π_{k=1~n}(1/2-k+1)(1+x)^{1/2-n} f^n(0)=Π_{k=1~n}(1/2-k+1) (5) f(x)=arctan(x) f'(x)=1/(1+x^2)=(1+x^2)^{-1}=Σ_{k=0~∞}(-x^2)^k=Σ_{k=0~∞}((-1)^k)x^{2k} n=2k-1のとき f^n(0)=((-1)^{k-1})((n-1)!) n=2kのとき f^n(0)=0

ikuminori
質問者

補足

ありがとうございます。1つ1つみていきます。 f(x)=Σ_{n=0~∞}f^n(0)x^n/(n!) の解説お願いできませんか?

  • muturajcp
  • ベストアンサー率78% (508/650)
回答No.6

f(x)=Σ_{n=0~∞}f^n(0)x^n/(n!) (1) f(x)=e^x=Σ_{n=0~∞}x^n/(n!)→f^n(0)=1 (2) f(x)=sin(x)=(e^{ix}-e^{-ix})/(2i) =(Σ_{n=0~∞}(ix)^n/(n!)-Σ_{n=0~∞}(-ix)^n/(n!))/(2i) =Σ_{n=0~∞}{(i^n-(-i)^n)/(2i)}x^n/(n!) f^n(0)=(i^n-(-i)^n)/(2i)=(-i^{n+1}-(-i)^{n+1})/2 f^{2k-1}(0)=(-i^{2k}-(-i)^{2k})/2=(-1)^{k+1} f^{2k}(0)=(-i^{2k+1}-(-i)^{2k+1})/2=(-i(-1)^k-(-i)(-1)^k)/2=0 (3) f(x)=cos(x)=(e^{ix}+e^{-ix})/2 =(Σ_{n=0~∞}(ix)^n/(n!)+Σ_{n=0~∞}(-ix)^n/(n!))/2 =Σ_{n=0~∞}{(i^n+(-i)^n)/2}x^n/(n!) f^n(0)=(i^n+(-i)^n)/2 f^{2k-1}=(i^{2k-1}+(-i)^{2k-1})/2=(i(-1)^k+(-i)(-1)^k)/2=0 f^{2k}=(i^{2k}+(-i)^{2k})/2=(-1)^k (4) f(x)=√(1+x)=(1+x)^{1/2} f'(x)=(1/2)(1+x)^{-1/2} f''(x)=(1/2)(-1/2)(1+x)^{-3/2} f^n(x)=Π_{k=1~n}((1/2)-k+1)(1+x)^{(1/2)-n} f^n(0)=Π_{k=1~n}((1/2)-k+1) (5) f(x)=arctan(x) f'(x)=1/(1+x^2)=(1+x^2)^{-1}=Σ_{n=0~∞}(-x^2)^n=Σ_{n=0~∞}((-1)^n)x^{2n} f^{2k-1}(0)=((-1)^{k-1})(k-1)! f^{2k}(0)=0

  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.5

(4) は、一回微分すれば、定数関数 0 になるだけです。 (5) は、申し訳ありません。 f(x) = tan x と見間違えました。 f ' (x) = 1 + { f(x) }^2 じゃなく、 f ' (x) = 1/(1 + x^2) ですね。 1 = (1 + x^2)・f ' (x) の両辺を、n - 1 回微分するかな…

ikuminori
質問者

補足

すいません。(4)は入力ミスです。f(x)=√(1+x)です。そうなるとこたえはちがいますよね。1/2になりますが、nが増えるとどうなるといえるのですか?教えてください。

  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.4

そうですね。1つ1つ n を増やしながら微分していくのですが、 その経過のどこかで規則性を見つけて、こっから先の n は… と一般化しなければ、永遠に計算し続けるはめになります。 実際に、n = 1, 2, 3, … とやってみると、 (1)(4) は n = 1 まで、 (2)(3) は n = 4 まで( 勘がよければ n = 2 まで ) で 規則性が見つかるようにできています。 (5) は少し難しいですね。 f ' (x) = 1 + { f(x) }^2 から変形して、漸化式でも探すかな。 そのとき、作った漸化式を解く前に、x = 0 を代入して、 f^n(x) ではなく f^n(0) の漸化式を解くようにするのが、 コツと言えばコツかもしれません。

ikuminori
質問者

補足

(4)ですが、f ' (x)でx=0のとき、1/2になるのですが、何が間違っているのでしょうか? (5)難しいです。f ' (x) = 1 + { f(x) }^2この変形もわからないです。すいません。

  • muturajcp
  • ベストアンサー率78% (508/650)
回答No.3

(2)0(3)1(4)1(5)0 は誤りです (2) n=1のとき f^1(x)=cos(x) f^1(0)=cos(0)=1≠0 f^n(0)≠0 (3) n=1のとき f^1(x)=-sin(x) f^1(0)=0≠1 f^n(0)≠1 (4) f^n(x)=0≠1 f^n(0)≠1 (5) n=1のとき f^1(x)=(cos(arctan(x)))^2 f^1(0)=1≠0 f^n(0)≠0

ikuminori
質問者

補足

そうですね。そうすると、1つ1つnを変えてびぶんしていくのでしょうか?

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.2

n が変わったら n階微係数も変わるとは思いませんか?

ikuminori
質問者

補足

そうですね。そうすると、1つ1つ微分していくのでしょうか?

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1

「n階微分の」だから, n に依存するのが普通だとは思いませんか?

ikuminori
質問者

補足

ありがとうございます。「n に依存する」とは、どういうことでしょうか?すいませんが、教えてください。

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