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幾何分布の平均の証明がわかりません。

幾何分布の平均の証明がわかりません。 誰か教えて下さい。

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回答No.1

確率変数Xが幾何分布に従うとき、値kをとる 確率は以下で表される(但し0<=p<=1) P(X=k)=p(1-p)^(k-1) (k=1,2,3,・・・) これの期待値が1/pであることを証明する、 というご質問でよろしいですか? とすると、 期待値=Σ_{k=1}^∞ {kp(1-p)^(k-1)} =pΣ_{k=1}^∞ {k(1-p)^(k-1)} =p・lim{n→∞}{Σ_{k=1}^n d/dp[-(1-p)^k]} =p・lim{n→∞}{-d/dp[Σ_{k=1}^n (1-p)^k]} ・・・Σのところは等比数列の和 =p・lim{n→∞}{-d/dp[(1-(1-p)^n)/(1-(1-p))・(1-p)]} =-p・lim{n→∞}{d/dp[{(1-p)-(1-p)^(n+1)}/p] =-p・lim{n→∞}{[-1+(n+1)(1-p)^n]/p - [(1-p)-(1-p)^(n+1)]/p^2} ※ここで、n→∞のとき、 0<p<1の場合は、(n+1)(1-p)^n→0、(1-p)^(n+1)→0  ∴与式=-p・{-1/p-(1-p)/p^2}=1+(1-p)/p=1/p p=1の場合は、元の分布の定義に立ち返ると、確率p=1で成功する独立 ベルヌーイ試行を繰り返して初めて成功するまでの試行回数=0.つまり 常にP(X=k=1)=1なので、その場合の期待値=1 p=0の場合は、元の分布の定義に立ち返ると、確率p=0で成功する独立 ベルヌーイ試行を繰り返して初めて成功するまでの試行回数=∞。 つまり常にP(X=k)=0なので、成功しない。その場合の期待値=∞ 以上から0<=p<=1において、期待値=1/p。 =-p・{-1/p-(1-p)/p^2}

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