- ベストアンサー
非斉次の微分方程式の問題です。
非斉次の微分方程式の問題です。 y'+y=cost y(0)=0 この問題が斉次ならわかるのですが、 非斉次の場合の解き方がわかりません。 どなたか解説してくださいませんか?
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
まず斉次方程式 y' + y = 0 の解を求めて y = A e^(-t)。 係数 A を A(t) と見なして y' = (A' - A) e^(-t)。 元の非斉次方程式に代入して A' e^(-t) = cos(t)。 A = ∫cos(t) e^t dt = sin(t) e^t - ∫sin(t) e^t dt = sin(t) e^t - [-cos(t) e^t - ∫(-cos(t)) e^t dt] = {sin(t) + cos(t)} e^t - A + c A = [{sin(t) + cos(t)} e^t + c] / 2 y = {sin(t) + cos(t) + c e^(-t)} / 2 y(0) = (1 + c) / 2 = 0 ∴ c = -1 y(t) = {sin(t) + cos(t) - e^(-t)} / 2
その他の回答 (5)
- muturajcp
- ベストアンサー率78% (508/650)
y'+y=0 の解は y=ce^{-t} D=d/dt とする y'+y=(D+1)y=cost=(e^{it}+e^{-it})/2 (D+1)e^{it}=(i+1)e^{it} e^{it}=(D+1)e^{it}/(i+1) (D+1)e^{-it}=(1-i)e^{-it} e^{-it}=(D+1)e^{-it}/(1-i) (D+1)y=cost=(e^{it}+e^{-it})/2=(D+1)(e^{it}/(i+1)+e^{-it}/(1-i))/2 特殊解は y=(e^{it}/(i+1)+e^{-it}/(1-i))/2=(cost+sint)/2 一般解は y=(cost+sint)/2+ce^{-t} y(0)=1/2+c=0 c=-1/2 y=(cost+sint-e^{-t})/2
お礼
詳しい回答ありがとうございます いろいろな解き方があるのですね^^
- Knotopolog
- ベストアンサー率50% (564/1107)
#4は,間違えでした.すいません.cost を const と読み違えました.削除して下さい.
お礼
回答ありがとうございます。 削除方法がわからないのでこのままにしておきます^^; 読み間違いでも詳しい解説ありがとうございます。
- Knotopolog
- ベストアンサー率50% (564/1107)
y'+y=cost は,1階線形常微分方程式です.しかも, 求積分法で解ける方程式です.定数 cost を仮に,Aと置きます. y'+y=A y を移行します. y'=A-y この式は,x を独立変数と考えて, dy/dx=A-y と書けます.これを解くと dy=(A-y)dx dy/(A-y)=dx ∫(1/(A-y))dy=∫dx+C, C は積分定数です. -log(A-y)=x+C log(A-y)=-x-C A-y=exp(-x-C) y=A-exp(-x-C) この式が,一般解です. y(0)=0 を計算すると, 0=A-exp(0-C) 0=A-exp(0-C) 0=A-exp(0)・exp(-C) 0=A-exp(-C) exp(-C)=A -C=log(A) C=-log(A) です.つまり,積分定数 C が,-log(A) です. したがって, y=A-exp(-x-C) y=A-exp(-x+log(A)) y=A-exp(-x)・exp(log(A)) y=A-exp(-x)・A y=A-A・exp(-x) y=A(1-exp(-x)) この式が答えです.y=A(1-exp(-x)) を微分すると, y'=A・exp(-x) 与えられた式 y'=A-y に入れると A・exp(-x)=A-y A・exp(-x)=A-A(1-exp(-x)) A・exp(-x)=A-A+A・exp(-x)) A・exp(-x)=+A・exp(-x)) A・exp(-x)=A・exp(-x)) となるので,y=A(1-exp(-x)) は正しい答えです. exp(-x) は,e^(-x) のことです.
- alice_44
- ベストアンサー率44% (2109/4759)
(dy/dx)(exp t) + (y)(exp t) = (cos t)(exp t) を積分すれば、いんじゃね? 右辺の積分は、 ∫(cos t)(exp t)dt と ∫(cos t)(exp t)dt を 部分積分を使って、連立一次方程式へ持ち込む のが定石。
お礼
回答ありがとうございます。 早速解いてみます。
- orcus0930
- ベストアンサー率41% (62/149)
ラプラス展開を使ってしまうのが手っ取り早い。 無理やり斉次に変形するなら、 d/dt (sin(t)+cos(t)) = -sin(t)+cos(t) となるので、 z = y + 1/2 (sin(t) + cos(t)) として、zについての微分方程式を考えるとか、 いろいろ方法はありそう
お礼
まだラプラス変換は習っていないんです^^; いろいろ試してみます。
お礼
詳しい解説ありがとうございます。 まだ習いたてでよくわかりませんでしたが、 ようやく理解できました^^