- ベストアンサー
ナスカの地上絵とピラミッドの謎
- ナスカの地上絵とピラミッドの謎について興味深い情報をまとめました。
- ピラミッドや地上絵がナスカの人々にどのような意味を持っていたのかについて考察しました。
- 地上絵から宇宙人を神として崇拝していた可能性についても考えてみました。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
No2です。 パルパの地上絵をご存じでしょうか。 http://allabout.co.jp/travel/worldheritage/closeup/CU20060824A/index3.htm http://www.erikokusuta.com/maria/maria8.shtml ナスカ文化より前のバラカス文化時代の地上絵です。 解説にある通り、バルバの地上絵を描いた人々の子孫がナスカの地上絵を描いたとしたら。 パルパの地上絵には一筆書きでない物も多くあります。 そうなると、テレビの仮説が崩れる事になります。 線上を歩くためとなると、どうしても一筆書きでなければいけないからです。 (それ以前に、地上絵を歩き回ると、簡単に地上絵の輪郭が崩れると思いますし) また、ピラミッド→地上絵という構図も、地上絵→ピラミッド→地上絵という順序になります。 2つめのアドレスの楠田枝里子さんの仮説にある、抽象図形より幾何学図形の方が重要だった。 これに私も賛同します。 No2でも書きましたが、制作順が抽象図形で、それを上書きまでして、幾何学図形を描いているからです。 ただ、楠田さんの幾何学図形=プラットフォームには反対ですが。 何故なら、ナスカに描かれた幾何学図形の面積がプラットフォームにしては広すぎるからです。 私が不思議なのは、抽象図形→幾何学図形という順序を何故ナスカで繰り返す必要があったかです。 何度も書きますが、抽象図形に重要性はそれ程ないと思っています。 例に挙がってるシャチですが、鯨もいます。 それらに意味があるとしたら、他の動植物等は? ペルー人の源流であるアイマラ族・クィチュア族は、想像神ビィラコチャは、想像神だから、あらゆる物を作り出し、人間から何も求める必要がないので、犠牲や供物を捧げら無かったとも言います。 (後のインカ文明になると生け贄を捧げるようになりますが) 別に、私は宗教的な意味合いを否定したい訳ではないです。 ただ、そこに結論づけてしまうと、そこで終わってしまうからです。 他の仮説が入り込む余地が無くなってしまいます。 黄門様の印籠は最後の最後にしたいのです。 それまでは、色々な仮説で楽しみたいです。 それらが、これらの謎の遺跡を考察する楽しみであり、ロマンだと思うからです。 最後に、神=宇宙人説を考察するなら、世界の神話・伝承を読むと面白いですよ。 特に、多神教の物。 わが国の神話でさえ、天孫降臨というそのものズバリの物があるぐらいですから。
その他の回答 (5)
- cluze2009
- ベストアンサー率29% (36/121)
私もあのTVを拝見しましたけど、地上絵の作成方法って 実は石を弾いていくだけの、おどろく程簡単な作業なんですよね。 まあ模様を奇麗に作る為にかなり高度な測量技術はあったんでしょうけれど。 全長50KMの幾何学模様も先程拝見しましたが、これは頭頂部に 三角形が二つ重なるだけのかなりシンプルな図形ですね。 仮にこの模様が全長80KMと仮定して、どれくらいの手間がかかったか 素人計算ですけど、仮にヒト1人が1日4Mのペースで作り続けたとしたら 20000日、100人だと200日、250人だと僅か80日で完成出来る計算になります。 最も測量を行ったり食糧準備したりする人などは考慮していない単純計算ですが 改めて試算してみると、想像する程手間暇がかからない事が分かりますね。 私はありきたりですが、やはり主流派意見である宗教的側面から作られた物だと思います。 神を崇拝する為に線上を歩くという行為が、段々とスケールアップしていった結果 巨大な幾何学模様へと変貌を遂げていったと考えるのが一番妥当な答えではないでしょうか。 日本でいえば四国八十八箇所巡りみたいな感じでしょうか。
- onbase koubou(@onbase)
- ベストアンサー率38% (1995/5206)
ANo.3の続きです。 >そんな山嶺まで跡が残るほど それをここで簡単に説明できるなら「ナスカの地上絵の謎」はないでしょうね(笑)。 私もナスカの地上絵は、テレビでしかみたことがありませんが、地上絵の多くは地表にある石を取り除いただけの深さ10cmにもならないような溝で描かれているようです。 指摘されている直線も地表面で確認しないとどれだけの労力が必要だったかがわかりません。 上空からの写真だけでは光線のかげんで深くえぐられたように見えている可能性を否定できません。 また「山嶺まで跡が残るほどの直線」は「そういう直線を必要とした」というだけであって「宇宙人たる神に見せるため」ということにはなりません。 「特定の日に直線の先に天体がくるようになっていてその日に合わせて祭祠した」でもあり得ます。 古代の官道や街道(ローマ街道など)も山稜を切り裂いて直線道路になっています。それは移動を迅速に行うために直線になっているのですが、「直線である」ということだけを取り上げれば「ローマ街道には宇宙人たる神に見せるための意味もあったのだ」と言えてしまいますし、その方法論なら「直線であるもの」はすべて「宇宙人たる・・・・」と主張できてしまいます。 そもそも「古代に宇宙人が地球に飛来した」という直接的な証拠が存在しない以上、「古代に地球に宇宙人が飛来した」ことが証明不能ですから「ナスカの地上絵は宇宙人たる神に見せるため描いた」は証明不可能です。 証明しなくてよいならどんな主張(地球の内部は空洞、地球は丸くない、太陽は地球の周りを回っている)でも出来ます。 ナスカの地上絵が「宇宙人たる神に見せるため描いた」と主張するなら「古代ナスカに宇宙人が飛来した」という事実を「直接的な証拠、物証」によって証明しなければなりません。 ピラミッド形の山稜が信仰の対象になっていたのは間違いありませんが、日本にあるピラミッド形の山稜が「人工物である」というのは実証されていません。 よく取り上げられる「レーダー探査で階段状の構造体が見つかった黒又山」ですが、20年ほど前に一回だけ部分的に行われたレーダー探査結果のみで主張されており、当時のレーダー探査精度や発掘調査などでの確認が行われていないこと、棚田・畑であった可能性を指摘する人もいることなどから考えると証拠に乏しいです。
お礼
再度のご回答有難うございます。全国の皆さんとこのような知的な意見交換が出来るのが、この相談サイトの面白さですね。満足してます。
- onbase koubou(@onbase)
- ベストアンサー率38% (1995/5206)
ピラミッドの頂上では・・・・と言われますが、それは中南米のアステカ文明などに見られるものであってご存じのとおりエジプトのピラミッドにはそんなものはありません。 天空の彼方に神がいると考えたのなら「空からしか見えない巨大な地上絵」が描かれたとしても不思議ではありません。地球外生命体の飛来(宇宙人)でなければならない必然性はありません。 番組で紹介されていましたが、ナスカの地上絵のほとんどは一筆書きとなっており、地上絵を歩いて神様に見せたのだとの説の根拠になっています。 お祭りで大勢の人が参加するなら必然的に絵も大きくなる・・・・やはり宇宙人でなければならない必然性がない。 日本の前方後円墳も巨大なものになると上空からでしか形を見ることが出来ない・・・・これも宇宙人にみせるためでしょうか? ブラジリアは飛行機のような道路・都市区画で有名ですが、あれも上空からでしかみることができないから宇宙人に見せるため・・・・。 人間の想像力・創造力をあなどってはいけません。
お礼
ご回答有り難うございます。ご承知のように日本国内にもピラミッドはたくさんあります。秋田の大湯ストーンサークルと黒又山は、陰と陽の関係と言われています。陰と陽、月と太陽、女性器と男性器、光と影・・、およそこの世に存在する法則を表しています。同志社大学の調査隊が黒又山を調査した結果、人工的に円錐形に加工してあること、頂上に磐御倉と比肩される一枚岩が発掘されたと発表されました。 No.2のご回答者様が貼ってくださった延長50kmの巨大矢印は初めて知りましたし、そんな山嶺まで跡が残るほど、しかも限りなく直線で地上絵を書く必然性、この点についてはどう思われますか?
- グイン リアード(@guin-riard)
- ベストアンサー率66% (30/45)
地上絵に関しては、合理的な説明が今だなされてません。 「天文カレンダー説」「生物進化論図説」「灌漑設計図説」「飛行船発着場説」等々。 出てきては、すぐに反論されては、消えるの繰り返し。 かといって「自然信仰偶像説」の様な、神事に結びつけるのは、水戸黄門の印籠ではないが、この様な不思議な古代遺跡につきものの常套手段ではあるけど、実際は一番根拠の無い説だと思います。 「宇宙船発着場説」は、デニケン等がかなり昔から唱えてますが、やはり否定されてます。 ロケット型なら、滑走路はいらないし、滑走路を使うタイプだとすると、この地形では痕跡を残さないのは不可能。 ただ、発着場という発想から離れた場合、宇宙や宇宙人に関係有りというのは感じます。 テレビ等ではどうしてもハチドリ等の抽象図形が中心になりますが、抽象図形は約30種類。 それに対して幾何学図形は800種類以上あります。 (06年に日本人が発見した図形等は含まず) 最大のアオサギが285メートルしかないのに対して、幾何学図形の中には一片が8キロの直線がある物もあります。 幾何学模様のほうがより高度から見ないと確認出来ないのです。 描かれた順番も、幾何学模様の方があとです。 そして、何より宇宙を感じさせる物に、宇宙からしか見えない巨大図形(全長50キロ)が有ります。 アメリカの資源探査衛星ランドサットが発見しました。 巨大な矢尻のような図形で、地上からはまるっきり確認出来ません。 このHPの一番下に写真があります。 http://www.y-asakawa.com/peru_gazo/nasuka.htm これなどを見ると、どうしても宇宙を意識してしまいます。 質問者さんは「龍の柩」を連想されたようですけど、私は「2001年宇宙の旅」(映画でも小説でも)を連想しました。 人類の進化に合わせて、モノリスが発見されて、人類が次の段階に進むという話です。 ランドサットの図形の発見後、洪水や人為的破壊で2000年以上保たれてきた抽象・幾何学図形が徐々に消えて来てるそうです。 ソ連が無くなり、資本主義も何となく怪しくなってきたこの頃。 何となく想像が広がります。
お礼
ご回答有り難うございます。私の知らなかった興味深い情報をお寄せ頂き大変うれしく思っております。ほかの方々からのご回答をご覧になってお気づきの点があればまたご意見をお寄せ下さい。
- target58
- ベストアンサー率0% (0/1)
太陽を信仰する仮設でも十分説明できるような気がします。太陽神にみてもらえれば十分じゃないでしょうか。私も宇宙人はいると思いますが、宇宙人とのコミュニケーションは不可能だと思っています。宇宙の距離の単位は光年だったりします。つまり光の速さで何年もかけてやってくるわけです。だとすると、宇宙人は光のように早く動く人か、植物よりもゆっくり動く人だと思うのです。私達はそんな存在を生物として認識して交流するのは不可能だと思います。
お礼
有難うございます。高橋克彦「龍の柩 上下」はお読みになりましたか?かなり説得力のある小説でした。その強烈な印象がどうしてもこの話とダブルのです。
お礼
ご回答有難うございます。理詰めで説得力の有るご意見だと感服いたしております。