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21世紀のデジタル写真の時代への移行と写真の死
- 20世紀が迅速に過去になりつつある今、過去100年を支配したロールフィルムのアナログな世界から、画像がコンピュータチップにコード化される勇敢な新しいデジタル世界へと徐々に移行しています。
- 21世紀において、画像のデジタル化の結果として、このデジタルの瞬間から写真が死んだと言える時点にいるのでしょうか?
- その違いは、私たちが画像にもたらす信念の種類、画像が私たちにとって何を表しているという知識の前提の種類にあります。
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大昔の大阪外大の卒業生として、またその後アメリカで商業写真の仕事をしてきた関係上、回答さしていただきます。 -- whether in still cameras or in the video camera.>>> 上記のstill camerasの意味は the video cameraビデオカメラが動画であるのに対して、still即ち「静止した」カメラと言うことで、一般のフィルムを使用した35mm カメラなどの総称です。 Are we, in the 21st century and as a result of the digitization of images, at a point where we might say that from this digital moment, photography is dead?>>> 21世紀に入って、写真画像のデジタル化の結果として、我々はこのデジタル化の瞬間から本来の写真技術は死んでしまったとも言える時点にいるのであろうか? (この「本来の写真技術は死んでしまった」と言う意味は、これまでアナログ<フィルム>を使用して写真撮影をするため、正確な露出、複雑な被写体の照明技術、印刷原稿用のスライドの発色に大きな気配りが必要でした。(被写体の商品に対する忠実な色の再現のためにカメラのレンズの前に各種の色を補正フィルタを使用する必要があった。)そのような高等技術が撮影者に要求されたが、デジタル化により、それらが大雑把でも、プロとして撮影が可能になった。 The difference lies, then, in the kind of belief we bring to the image, the kind of knowledge-assumption we make about what an image represents to us.>>> アナログとデジタル写真の違いは、それでは、我々が写真画像に対するある種の信頼、即ちその画像が我々に何を意味するかという知識的前提に存在する。 (その意味は今まで「写真」と言う言葉は「真実を写す」と言う意味で、人の顔など修正されるまではある程度信憑性がありましたが、デジタルになってからはカメラの中で基礎的な修正が可能なので、本物の本人の顔などより写りが好くなっている。デジタルカメラで撮影後すぐフォトショップを使用すれば実際の人物写真よりはるかに見かけのよいプリントが素早く出来上がるなどです。) 以上ご参考になれば
お礼
本当にありがとうございます。 私も大昔の大阪外大の出身で、英語に携わっているものなのですが、やはりいつまでたっても困るのは専門的な内容に対する訳語のはめ方なのです。《1文目のstillは完全に間違っていましたが(笑)。》 ですから頂いたお返事は、訳もそうですが、“どういうことか”を説明いただいたため、非常に助かりました。 すごく感謝しております。 現在もアメリカですか?これからの活躍をお祈りいたします。 また何か、文法的な部分だけでは判断しにくい、またはアメリカにいる方ならニュアンスが分かるのではないかという表現がでてきましたら是非宜しくお願い致します。 質問してよかったです。