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トラウマを抱えながらの子育て

こちらのカテゴリーでいいのか悩みましたが、専門家の方の意見をいただければ嬉しいです。 私は自分の母親を好きではありません。 小さい頃から甘えた記憶がなく、言葉の暴力や冷たい仕打ちをいまでも忘れられずにいます。 自分自身が2児の母となり、子どもがとても愛おしくかわいくてしかたがありません。 かわいいと思えば思うほど、どうしても母親の冷たさを理解でぎず苦しんでいます。 心の底で「寂しい」と思ってしまうのです。 毎日、子供たちを怒る事もありますが、 それ以上に楽しいと感じています。 しかし、心の底で「寂しい」という気持ちを抱えながら子育てしているのは、 子供に影響があるのではないか、 同じ思いをさせてしまっているのではないか、不安になります。 夫はとてもやさしくよく話を聞いてくれます。 私のことを、 「トラウマと自分で認識できているのだから、それはトラウマではない。 それに、自分を見つめて前向きにがんばっているから大丈夫」と言ってくれます。 本当にそうなのでしょうか? このままの私でいいのでしょうか? アドバイスを欲しいです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • covanonki
  • ベストアンサー率48% (219/448)
回答No.4

一応、一般人、としていますが、ある活動を通じて、数多くのDV体 験者のお話をお伺いしていますので、その観点から。 DVの体験は、もちろん体験そのものも問題ですが、その悩みを自己 開示(かいじ)できないことに一番問題があるようです。 過去の体験を受け入れることの出来ない方の多くは、いまだその悩み を他人とシェアすることが出来ず(誰かに話をしても、共感しても らうことが出来ず、却って不必要な励ましを受けたりして傷ついてし まうため)、結局一人で抱え込んでしまう傾向があるようです。 この、抱え込んでいる期間は、誰にも話せずにいる時間が長ければ長 いほど、より増幅され、回復するために、より長い時間が必要となる ようです。 貴方はいかがでしょうか。 文面を見ている限り、貴方のそばにいてくださるご主人。非常に心強 い存在であると思います。一番肝心なのは、「とてもやさしくよく話 を聞いてくれる」存在であると言うこと。 DVを受けていた期間は短くないでしょうから、これを克服するため にはそれ相応の時間が必要だとは思います。ですが、どうでしょう。 貴方のそばにいてくださるご主人が、あなたの悩みに耳を傾けてくだ さっているということは、何も特別な専門家や(もちろん、精神科医 などと相談しながら、内科的処置と両輪として解決していくことは必 要でしょうが)特別な能力を持った人に頼らずとも、貴方にはきちん とその悩みに共感してもらえる存在がいると言うことです。 貴方と、あなたのだんなさんの優しさは、きちんとお子さんに伝わっ ていると思います。小さい子は、それほどに敏感な存在です。 と同時に、お子さんは貴方が感じている寂しさも受け止めてくれてい るはずです。いつか、問われるかもしれません。 「お母さん、どうしたの?」 ですが、それは、決して悪い影響を与えるものではないと思うので す。お子さんがいつか大きくなった頃、貴方の悩みをきちんと受け止 められるようになったころ、お話してみると良いかも知れませんよ。 「このままの私でよいか」と問われれば、「無理をする必要はないと 思いますよ」と、私ならお答えするでしょうか。 というのも、無理をして変わろうとせずとも、きっと貴方はだんな様 とお子さんに助けられて、きっといつかあなた自身が変わる日がくる と思いますから。 少しずつ、こころの傷をいやしながら、ゆっくりと、あなたなりの ペースで歩んでいくのが一番良いと思います。

miffyco
質問者

お礼

何度も何度も読み返し、泣いてしまいました。 私は周りの人によく、明るい人と言われます。 しかし、心の底では母親に対しての寂しさや虚しさ、 苛立ちやあきらめなどネガティブな感情を持っています。 そのマイナス思考を、無意識のうちに子供たちにも背負わせているのではないか。 そして、いつかその感情に耐えきれず、辛い思いをするのではないか。 それが怖くて、今の自分でいいのだろうかと、不安になっていました。 しかし、回答者さまの意見を拝見し、私の毎日を振り返ると 子供達を通して、ありのままの自分が愛されていい存在なんだということを感じることができ、 そして幸せな日々を送っていることを改めて感謝することができました。 長くなりましたが、勇気を持って質問してよかったと本当に思います。 ありがとうございました。

その他の回答 (3)

回答No.3

こんにちは、 文章や考え方から、見る限り、大丈夫だと思われます。 余り心配しないでください。 他の方も回答されていますが、 もちろん、心の傷はあると思いますが、トラウマと呼ぶのは、 自分自身では、コントロールできない行動をしてしまうような、心の傷のことです。 例えば、子どもを叱っているときに、叩き出すと、(自分では)止めようとしても 止めきれないような行動が在る場合に、トラウマと呼ばれます。 同じ外傷でも、自然治癒力で治る傷と、 手術などの外科的な治療が必要なこととがあるようなものです。 しかし、質問者さまの場合、傷の深さ…というよりも、どちらかと言えば 後遺症が浅いと考えた方が良いのかも知れません。 人は、同じような厳しい状況に置かれてたとしても、 自浄作用や治癒力が強く、傷を治して行くの早い方や傷にならない人もいます。 これは、主に本人の考え方や、周りの援助など色々な要素が絡むからです。 質問者さまの場合、(この質問文から見る限りですが) 良い旦那様などに恵まれ、余り母親の影響を感じられないと思われますし、 何よりも、自分の行動に“自覚的”であることが、健全さを感じさせます。 勿論、ゆっくりとでも心の傷を癒して、できれば、母親との関係は、 母親が亡くなってしまう前に解消した方が、子どもたちとの関係もさらに 良くなるだろうと思われます。 カウンセリングというと、敷居が高いと思われる方もいらっしゃいますが、 そんなに、大げさなものではありません、身体に不具合があれば、 病院に通うようなものです、心に傷を抱えているのですから、 個人で専門に営業されている(※1)カウンセラ-などを訪ねて、 母親への思いなどを、解消し心の傷を癒して行くことをお勧めします。  ※1、(詳しくは書きませんが)心療内科などの病院ではダメです、    個人でカウンセリングを専門に営業されている専門家を探されてください。  ※2、母親を許すことの本当の意味は、母親と過去に囚われている   貴女の心を開放し今の喜びをもっと感じられるように成るためです。 どうぞ、ご自愛ください。

miffyco
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 後遺症が浅いという意見をきいて、そういう考え方があるのかと驚いています(いい意味です) 救われました。

  • oska
  • ベストアンサー率48% (4105/8467)
回答No.2

>本当にそうなのでしょうか? >このままの私でいいのでしょうか? このままで大丈夫です。 一般的に・・・。 1.子供の頃、親から虐待を受けた者は、自分の子供にも虐待を加える可能性が高い。 2.子供の頃、親から虐待を受けた者は、他人に対して暴力行為を働く事が多い。 全て、子供の頃の親からの虐待が原因だ! とうのが、人権派弁護士の法定での筋書きです。 ですが、本当に虐待を受けた者は「この子には、私が受けた苦しみを与えたくない」「他人に、苦痛を与えたくない」と多くの者が考え実行します。 本当にトラウマになっていれば、子育ては出来ませんよ。 >心の底で「寂しい」という気持ちを抱えながら子育てしているのは、 >子供に影響があるのではないか、 >同じ思いをさせてしまっているのではないか、不安になります。 正常な思考回路が働いている証拠です。 質問者さまも、考え実行しているじゃないですか。 身近に良き理解者が存在しています。 何か思うところがあれば、旦那と素直に話し合う事で解決します。 貯金は貯まりませんが、悩み・不安は直ぐに貯まります。 悩み・不安は、満タンになると防波堤が決壊します。 徐々に、吐き出す事ですよ。

miffyco
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 質問してよかったなと思っています。 このまま少しづつでも前に進んでいきたいです。

  • kanakyu-
  • ベストアンサー率30% (1916/6194)
回答No.1

専門家でなくてすみませんが、経験者として・・ 私も父母から虐待をうけましたが、今はデイケアで子供の世話をしています。 自分が4歳のときとかに受けてた仕打ちを思うと、それぐらいの子供を見て、 「こんなに小さくて無力な子供に、よくそんなことできたな・・」 とやはり思います。 それほどまで、当時、救いようのない人たちだったのでしょう。 お子さんと、それだけ楽しく過ごせているあなたは、 本当によかったです。 きっと、心がけがよかったのでしょうね・・・ 虐待は連鎖することも多いんです。 トラウマは、自分で気がついてもトラウマですよ。 治したときに、トラウマではなく、傷あとになります。 精神的トラウマ=心の傷です。(traumaは、もともと傷の意味です) 体の傷は目に見えますが、心の傷は目に見えないから気づかない人も多いです。 気づいたからこそ、手当てできるのです。 まず気づくまでがひと仕事ですから、よかったと思います。 大抵の人は、トラウマの上に鎧を着込んでいて、心の傷は膿んでいます。 鎧をぬいで(傷を直視)、膿を出して、薬をつけて、傷を縫って、包帯を巻いて。 しばらく安静にしたり、ときどき様子をチェックしたり、 抜糸したり、リハビリしたり、そうやって治っていきます。 私は紆余曲折が多々あり、それなりに虐待の思い出は癒されました。 トラウマは、ほぼ傷跡になり、今はリハビリの状態だと思います。 いま振り返ると、学んだことがたくさんあったと思えますが、 以前はとてもそうは思えませんでした。 今は、親も弱い一人の人間だった・・ 今も世界中に、そんな弱い親がたくさんいる、 その人達の心が癒されますように・・ その人達に助けの手がありますように・・そう願ってます。 あなたの親御さんも、 あなたの心に住んでいる、泣いている子供のあなたも、 心が癒されますように、愛に満たされますように、笑顔が戻りますように・・ そう祈ってますね。 心の傷が癒されるまでは、そう思うことはできないので、 ご無理をして親御さんに理解を示そうとかなさらない方が、 治していく過程として良いと思います。 まずは、「怒り」「悲しみ」の吐き出しのプロセスを十分こなすことが大事ではないかと思います。これは、心の傷の膿出しです。 カウンセリングや、各種心理技法などで行えます。 当の親に直接ぶつけるのもありです。 親自身が助けの必要な人なので、芳しい結果が得られることは少ないですが、私は、当時確執が生まれたものの、今思うとしてよかったと思っています。(今は関係は多少マシになっています。) 例として、心理技法の一つとして、「出さない手紙」を親にあてて書くことができます。 まずは、「怒り」と「悲しみ」の手紙を書くといいそうです。 その後、「おそれ」「後悔」「愛と感謝」の手紙を書くそうですが、最初は怒りと悲しみを、たくさんたくさん吐き出さないといけないと思います。 吐き出すものはたくさんあると思います。 手紙でもノートでもいいので、書きなぐってください。 書くのが苦手な人は、ボイスレコーダーに録音するのも良いです。 吐き出しの手段として、カウンセラーに聞いてもらうのも大変よいと思います。 フラッシュバックが怖い場合は特に、その方がいいと思います。 吐き出しきったと思っても、何日かしたらまたどんどん湧いてきたりします。 どんなにたくさんあっても、必ず出し切れる時が来ます。 まずは傷を直視して、膿出しをしてトラウマを治していくのが私の提案ですが、 傷口が深い場合は、ハードなプロセスなので、無理はなさらないでくださいね・・ 人には、その人の時期がありますから、準備のできるときまで待つのもよいと思います。

miffyco
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 読んでいて涙がでました。 私は「許す」こと、「過去にこだわらない」こと、 それが出来ずに自分を責めていました。 そう思うことができなくてもいいのだと、少し楽になりました。 「出さない手紙」のこと初めて知りました。 やってみたいと思います。

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