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Thucydides on 'Hymn to Apollo' Quotation: Understanding the Meaning of 'PROOIMION'
- Thucydides, in quoting the 'Hymn to Apollo', calls it PROOIMION, which usually means a prelude chanted by a rhapsode before recitation of a lay from Homer.
- The hymns in the sixth, thirty-first, and thirty-second books are clearly preludes in the strict sense.
- In the thirty-first hymn, for example, after celebrating Helios, the poet declares he will next sing of the 'race of mortal men, the demi-gods'.
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まず単語をいくつか訂正しましょう。 a rhapsode は「吟遊詩人」 この場合は叙事詩を朗唱する演者です。 Nos. は No.(number)の複数形です。 Thucydides, in quoting the "Hymn to Apollo", calls it PROOIMION この部分はトゥーキューディデースの「歴史」第3巻104-[3]についての言及です。 http://www.perseus.tufts.edu/hopper/text?doc=Perseus:text:1999.01.0247:book%3D3:chapter%3D104 英訳版でははっきりしませんが原文は「アポッローンへの讃歌から」ek hymou eis Apollona ではなく「アポッローンのプロオイミオンから」ek prooimiou Apollonos という表現になっています。 Thucydides, in quoting the "Hymn to Apollo", トゥーキューディデースは「アポッローン讃歌」を引用してcalls it PROOIMION 「それ(=讃歌)」をプロオイミオンと呼んでいる。which (=PROOIMION)この用語は ordinarily means a 'prelude' chanted by a rhapsode before recitation of a lay from Homer,通常、吟遊詩人がホメーロスからの挿話を吟じる前に歌う「前奏」の意味である。 and such hymns as Nos. vi, xxxi, xxxii 第6歌、第31歌、第32歌の讃歌は, are clearly preludes in the strict sense明らかに厳密な意味での「前奏=前置き」である; in No. xxxi, for example, 例えば第31歌は after celebrating Heliosへーリオスを讃えたあと, the poet declares he will next sing of the 'race of mortal men, the demi-gods'詩人は次に「死すべき人の種族、半神」の歌を歌おうと宣言する。. prooimion、ここでのpreludeも叙事詩の内容に入る前の前置きです。我が国の落語では現実の世界つまり季節や客席の様子などをからめて「まくら」として話に引き込んでから本題に移るということがされますが、それと同じで、語りが演じられる「祭りの場という現実の世界」に演者が登場し、祭神を讃える「讃歌」を前置き(prelude=prooimion)にすることで英雄や戦争といった叙事詩の世界へと聴衆をいざなったのです。 単純未来か意思未来かという点ですが語形上は区別できません。が、意思、願望の未来「次にこれを歌うことにしよう」という意味に考えても問題ないと思います。 【おまけ】 http://old.perseus.tufts.edu/cgi-bin/ptext?doc=Perseus:text:1999.01.0138:hymn=6:line=1 ここの"Go to"の右枠に「6.1」「31.1」のように入れるとそれぞれの番号の「讃歌」の英訳が見られます。
お礼
分かりやすい説明をいただきました。 もう一度やりなおしてみます。 参照のhttpはちょっと難しいので、後で、 辞書を引きながら読んでみます。 ありがとうございました。