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美大受験、どうすれば能動的に課題に取り組めるか

私は現在、油画科で三浪中です。 今の研究所には、基礎クラスから数えると六年ほど通っていることになります。少人数なところです。 私は絵はうまくないです。好きな絵は近代の日本の油で二浪頃から課題に対して受け身になってて固い、古くさい、と言われまくりです。今年も繰り返しているし。 でも描かなきゃしょうがないですよね、ギャラリー巡りとかあまりにたくさんしても自分の絵に取り入れないなら尚更。 環境や人や実家、何にも悪くないのもわかるし私が努力が足りないのもわかります、先生が一生懸命になってくれていることも。 正直初めての重い疲れです、周囲から考え過ぎだよと指摘食らう理由もあんま解んないです。 同い年の子は芸大一筋なようです。 「普通は夏か春だろう」という感じでしょうが、すこし距離おいた方がいい、とも正直感じてはいます。 場所変えて 自分がかわるなんて思わないけど こういう状況に皆さんならどうしますか? 頑張れば変わりますよね。

みんなの回答

  • cookiy
  • ベストアンサー率34% (25/73)
回答No.5

私も二浪しましたので、そのお気持ちよくわかりますが、美大を卒業 した私の立場から"あえて"現実的なアドバイスをさせていただきます。 理想を追求するのはいますぐにやめるべきです。 目標の大学がどこなのかはわかりませんが、自分の好きな画風や画法 の追求などは忘れて、その大学に合格した作品を徹底的に分析し、そ のやり方を盗み、合格することだけを考えてください。 私も受験生当時、あなたと同じような精神状態でしたから言わせてい ただきますが、受験勉強というのは大学入学するための切符を得るた めのテストにすぎません。それ以上でもそれ以下でもないと考えてく だださい。そこであなたの作家としての価値が決まるわけではありま せん。 デッサンや絵画を描いているとなんだか求道者のような気分になって しまってそこで自分の理想をどこまでも追求したくなってしまいがち ですが、それは入学してからすることなのです。 あなたは今現在、単なる浪人生にすぎません。 自分の理想を追求することによって、貴重な一年一年を失い、浪人を 続けていき、そしてもしかしたら目標の大学に入れなくなってしまう かもしれない、そんなリスクの真っ只中にいるということを自覚して ください。 この意見はあまりにも現実的といいますか、非常に志の低い意見に聞 こえるかもしれません。じっさいそうでしょう。 しかし、受験というものが一年にたった一度しかなく、合否というあ まりにも極端な人生の分かれ道を作ることを考えれば、そうするほか ないのです。 ただの受験であなたの理想をぶつけることにどれだけの合理性がある でしょうか。それを考えれば私の話していることは理解できるはずで す。 あなたに類稀な才能があったり、経済的に恵まれていたりするのであ れば、受験勉強で思う存分、自分の理想を追求するのも結構だとは思 いますが、そうでないのであれば、受験のような単なる学校側が設け た制度に真剣になって付き合うことはないのです。 あんなものはただの制度なんです。 スタートラインにたつ前に燃え尽きるなんて馬鹿らしいにもほどがあります。 とにかく、受験なんて所詮そんなものだとわりきって、合格作品らしい 合格作品を作れるようにすればよいのです。 あなたの人生は受験を終えてからも、大学を卒業してからも、何十年 も続いていくのです。理想追求のために切符を落とすようなことだけ はしないでください。 私からは以上です。

  • ccc-art
  • ベストアンサー率50% (3/6)
回答No.4

こんにちは。 私は多浪して大学に入った者です。現在アーティストです。 私が質問者さんの状況なら、大人数の大手予備校に行きます。 今の時期なら冬期講習ですね。 親御さんのご理解もおありのようですので、今年入る為の投資だと説得して、東京の大手に行き、参考作品を見まくり、受かる絵の傾向を分析する。そしてそれを取り入れる。 受かるならばこういった方法が最適だと思います。 それに絵がうまくない人でも大学に入れますよ。受験生の段階で、デッサン以外で既に絵のうまい人なんて、そんなにいますかねー。ちょっと疑問です。 しかし、ギャラリーを巡っても絵に取り入れない、というのは少々解せません。 日本の近代油画が好きで、そのような絵を描いて古くさいと言われているのでしょうか。 今現代に、近代のそのまんま影響受けました的な絵を描いているのならそのような指摘も納得いきます。 他者から何かを取り入れないのならば(絵からだけではなく、色々なものからも)、大学に入ってもあまり今と代り映えがないような。ほぼ放置ですから。自分でなんとかしなければいけない。 自分のスタンスを貫きたいのなら進学ではなく、画家として一人立ちするとか、公募展ですか。日本にはありがたい事にまだまだそういった絵の需要はありますから、やり方次第では食べて行けるかもしれません。 周囲から考え過ぎの指摘の理由もあまりわからない、とのこと。正直懐かしいです。考えない方がバカなんじゃないかと、私は思っていました。 あと芸大出た講師に何を叱咤激励されても、既に受かった奴にはこの気持ちわからんだろ、とも。 別にこの時期に悩んでも遅すぎるとは思いません。平気そうな顔をしている奴でもほとんどはびびってるはず。 周りの子達のたばこ吸いに行く回数、増えてたりしてませんか? いつ質問者さんが割り切れるかわかりませんが、逆にこの時期悩んで、すっきりして、それで良いと思います。 人間そうそう何ヶ月も悩んでられませんからね。私は飽きました。 後、何をどうがんばるか具体的にしてみると良いですね。

  • sky_2007
  • ベストアンサー率37% (9/24)
回答No.3

某美術大学に通っているものです。 私はデザイン科ですが、一浪しました。 意外にすんなり現役で入る人って そんなに美術経験者じゃなかったりすると思うんですよ。 何もかもが新鮮でどんどん吸収して自分のものにしていくと思うんです。 しかし、浪人してしまうと毎日、予備校って同じ事をひたすら繰り返すので 煮詰まっちゃって良い絵が書けなくなっていくと思います。 practicalさんと同意見ですが、実は講習会だけ集中的に行って 後は、学科の勉強するとか趣味で違った絵を書くとかして 一回、油彩から頭を話した方がいいと思います。 逆に正反対の日本画が彫刻、版画といったものをやってみてはいかがですか?美大受験で合格する人って絵がそこそこ出来きて要領が良い人が入るって感じがします。

  • wanekoz
  • ベストアンサー率14% (199/1373)
回答No.2

私は専門家です。 「油画科で三浪中です。 今の研究所には、基礎クラスから数えると六年ほど」 美大の受験は基礎能力であり、 にもかかわらず、その研究所には基礎以外のクラスがある。 ということはその研究所は予備校ではないですね。 趣味の教室ではないですか。 受験の役に立たないでしょう。 課題と言っても受験に成功するための課題ではないはずです。 基礎能力を試す試験に合格するために「課題」がありそれの 取り組み方が難しい、なんてありえません。 ★美大の実技の価値はデッサンがほとんどを占めます。 また、デッサンが満足にできないものが応用的な課題を 描けるわけがない。 また、デッサンはたったの1000時間つまり半年でクリアできる のであって、他の実技にそれよりかかるわけがありません。 あなたはデッサンを万全にクリアしましたか? クリアしたならあとは楽々と進めるはずですよ。 しかしその研究所のいわゆる基礎クラスはクリアしているのですね。 ??? どう考えてもそれは受験に役立たない研究所です。 美大に入りたいならまずそこをやめなさい。 デッサンの方法は以下の通り。 これを守れば独習で足ります。 美大に入るための実技は専念すれば一年で充分であり 何年もかかるというのは間違ったことをしているか、 よほど怠けているのです。 日本人はふつう年間2000時間は働くからです。 -------------------------------- 絵の基礎は写実であり、精密に実物そっくりに写真のように描く。 正しい方法で1000時間練習すれば実現できます。 これに才能は要りません。 買うもの。 ○三菱鉛筆の、B、HB、H、2H。(三菱でなくてもよいが安くて品質が確実なのは三菱) ○表紙の硬いスケッチブック。大きさは雑誌ぐらい。中の画用紙はキメが最も細かいものをえらぶ。西洋式用。 ○B5のコピー紙。東洋式用。 ○フィクサチーフ(定着液スプレー) ○ねりゴム(画材店にある粘土みたいな消しゴム) ○机に傾斜版(強度と広さが足りれば何でも良い。一端に雑誌などを敷いて傾ける)を置くと描きやすい。   まな板か小さなパネルでもよいし、本棚などの外せる水平仕切り板でもよい。 ----------------------- デッサンには東洋式と西洋式がある。 東洋式は輪郭を線として捉え線として描く。 西洋式は明度の違いを精密に再現して立体を表現する「面画」であり 輪郭線は存在せず、面と面の境界が線に似たものとして現れる。 西洋式のみで基礎を獲得できるが、東洋式も一部まぜた方が効率が高い。 なお、西洋式は本格でなければ意味が無く、 東洋式デッサンににいいかげんな陰影をつけても効果は無い。 したがって東洋式は線のみで描き西洋式は面のみで描く。 -------------------------------------------------------- 鉛筆は親指と人差し指で挟み他の指を自然に添える。字を書く時のように中指の側面が 鉛筆に触れるのではない。手首をほとんど固定して腕を肩から動かす。 手の構造による形の描きやすさの差別をなくすためだ。 形は〔粗→密〕の順でとらえる。 五本足のヒトデを描くなら足先を結んだ五角形を認識し画面の中での 位置を決め、五つの股による五角形を見極めて足を一本ずつ描く。 脚先から股に至る曲線も全体をボヤっとした弓型としてとらえた後 その中での細部をとらえる。 したがって、東洋式ではこの工程で補助線を引いてもよい。 西洋式は面を捉えるのだから、写真のピントが徐々に合ってゆくのと同じ進行である。 ------------------------------------------------------ 東洋式のモデルは輪郭線が多い物を選ぶ。 草や花や枯木や昆虫など。バナナの皮をグシャグシャと丸めて 描くのもよい。無意味なもののほうが理論を抜けるので好ましい。 (漫画などのため東洋式のみ行う場合は、なめらかな長い線だけの、 〔東洋式にとって難しいモデル〕も描かねばならないが、 西洋メインで一部東洋の場合は、それはいらない) 東洋式では鉛筆は好きな硬さ一種を使う。 以下はすべて西洋式。 モデルは無地で白っぽいことが条件。初期にはのっぺりしたものを描く。タマゴやヒョウタンや流木。 空き缶を踏んでへこまして無光沢塗料で白く塗っても良い。丸っこい石や各種瓶も塗るとよい。 不燃物置き場などで廃品の中から割れた陶器やパイプ類などモデルが豊富に見つかるだろう。 模様や光沢があるものはやはり塗装する。 しだいに複雑な物に移る。上記のシンプルなモデルを組み上げるのも良い。 かすかな明度の違いを認識し、紙の上に再現するので、 重さ鉛筆一本分ぐらいの筆圧で 塗り重ねることによって明度差を表現する。たとえば幅が同じで長さが10とおりの半透明ビニールが10枚あり 一端をそろえて重ねると、10段階のグラデーションになるのと同じ。 「或る面を塗る場合はそれより暗い面を一緒に塗る」ことで、部分に限定されない絵全体の明暗差を獲得する。 タマゴひとつ描くのに30分くらいかかる。 また、こまかな線を間隔を空けて並べて面を構成する手法も有効である。 鉛筆は軟→硬の順で持ち替えてゆく。各種ごとに全体を描き、明度変化の精密さに芯の硬さが 足りなくなったら持ち替える。前出のスケッチブックを使う。 西洋式では光源を一つにする。室内で天井の照明だけで明るさが足りず電気スタンドを 併用する場合は床や机面に落ちた影がひとつに重なるようにモデルと自分の位置を調節する。 練りゴムは角砂糖ぐらいの大きさにちぎって利き手でない手でこねてゴムの汚れを均一にしながら使う。 消し具合を調節できる消しゴムである。黒っぽくなって効き目が無くなったら捨てる。 完成したらフィクサチーフで固定する(東洋式には無用)。 木炭は極端に柔らかい鉛筆であり、大きく描く方が楽だから大きな木炭紙に木炭で描くだけの 違いである。ずっと鉛筆で練習して最後に数枚木炭を試せばクリアできるだろう。

moscow99
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 三年前からはちゃんと受験科の油絵科に進んでいます。現役あわせて15人ほどのクラスで、個人指導が中心です。 習っているのは回答者さんのいう、西洋式 にあたると思います。 回答にある方法を自習に取り入れてみます。

回答No.1

一番良いのは、数ヶ月くらい何もしないことです。 半年くらい、絵をいっさい描かないことです。 そして、のんびりしたり、ぼーっとしたり、自分の好きなことをすることです。 もちろん、展覧会やギャラリー巡りとかもしない。 お金が許す限り、そうしたほうがいいです。 旅行とかも良いと思います。 一つには あなたは何もしてこなかったわけではない、ということです。 努力もしてきたし、真面目にも取り組んできた。 ただ、それがたまたま日本の受験制度に今のところ合っていないということです。 今のあなたの状態は、頭も心もフル回転で一杯一杯の状態です。 ですので、一端、休めてあげる必要があります。 このままでは、オーバーヒートしてしまいますので。 何月まで、とか期限を厳密に決めようとすると、それがまたストレスになったりするので とりあえずは、なんとなく数ヶ月休もうか、くらいの軽い感じで休んだほうがいいです ただ、その場合、問題は周囲にあります 周囲の人々がどれだけ理解してくれるか、というのにかかっています 時として、周りの過剰な心配が、ありがた迷惑にもなりますので あなたは初めてではなく、今まで努力してきたのだから 数ヶ月くらい休んでも大丈夫です まずは、ひたひたになった頭と心のコップを一度空にしてあげて下さい 周りの人々が理解してくれないようであれば 少々脅すくらいの勢いで、理解させても大丈夫です 重要なのは、あなたが休みをとる、ということなのですから

moscow99
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 でもどうしても今回の入試で進路を定めなければならないです。 十代ならばそれも許されてはいますがもう休むなどとは考えられないのです、あまり。 この重圧すべてを空にするように描こうとおもうのです。