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税法を理解するには
現在、経理で年次決算まで担当しておりますが、 税務申告までは担当していません。(実際税理士さんが行っているので出来ません) 将来的に税務申告の手続きを理解して行きたいと思っているので、 まず法人税の本を読んでいるのですが、理解できない箇所が多く、 どのように今後勉強していけばよいか、悩んでいます。 税理士の法人税の講座を取ろうかとも思いましたが、 実務で必要な事を理解したいのとは違うようで、迷っています。 通常税務申告まで携っている経理担当者は、 どのような勉強をして理解されているのでしょうか。 経験談などを教えていただけると嬉しいです。 よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
法人税申告書を実際に書いてみるのが一番です。 特に、別表4(所得金額の計算)と別表5-1(利益積立金額の計算)が重要で、他はその付表みたいなものです。 この別表4と別表5-1の仕組みが頭に納まってしまえば、すべてが分かったも同然ですし、これが分かっていないと本を読んでもピンこないと思います。 後は、各加算、減算項目の詳細についてボチボチやればよいのです。 せっかく会社に生きた教材があるのですからこれを使わない手はありません。最初はできあがっている申告書をまる写ししてもかまいません。 決算書の当期純利益と申告書(別表4)のつながり、別表4と別表5-1やその他の別表とのつながりをたどって行けば自然と分かってくると思います。 なお、一つだけヒントを書きますが、申告書作成のスタートは、前事業年度の申告書の別表5-1の「差引翌期首現在利益積立金額」を当事業年度の申告書の同、「期首現在利益積立金額」に移記することから始めます。これは、私がかって講習会に参加した際唯一覚えたことです。 ↓など参照しながらトライしてみてください。 http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/hojin/tebiki2009/01.htm
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- kori007
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はじめして。 税理士法人で税務申告書の作成補助をしながら専門学校で勉強している者です。経理担当者ではありませんが、別の視点から参考になればと思います。 手段は色々ありますが、ご質問者さんが将来的に税務申告の手続きを学ばれてそれをどう活かすかによって手段を選ばれることも1つの考え方です。 専門学校での勉強は、税理士になるため試験に合格するためのものです。中堅企業・大企業の税務申告書を作るときには確かに勉強した甲斐があったなと思いますが、零細・中小企業の場合は、残念ながら申告書ではなく決算書をつくるのが業務の中心を占めるため、せっかく学んだ税法もほとんど使う機会はありません。 法人税の講座を迷われる気持ちも良く分かります。 どのような目的で学ばれようと思われたのかは分かりませんが、基本的なことをということであれば、次の2つをおすすめします。 まずは、専門学校が行っている実務用の短いコースはいかがでしょうか。実務に必要な知識がコンパクトにまとまっているように思いますし、税理士講座のように長期間高いお金を払う必要もありません。 TAC税法実務講座 http://www.tac-school.co.jp/kouza_zeiri/zeiri_zeiho.html 次に、ご自身の会社の税務申告書の意味を1枚ずつ「どうしてこういうことをするのか」を税理士さんに尋ねたり書籍に当たったりして学ばれると良いかと思います。 なお、国税庁の「法人税申告書の記載の手引(下記URL参照)」など、ネット上だけでもかなり実務上の知識を得ることはできます。何より、他の方も回答されいるように、「生の数字」を使うのが1番です。 http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/hojin/tebiki2009/01.htm
お礼
回答ありがとうございます。 なぜ法人税を学ぼうと思ったのかと言うと、 将来転職をしようと考えており、その際に税務申告を理解していると違うと聞いていたからです。 自分自身も現時点で分からないことが多く、一つ一つ埋めていくには、 今は法人税が大事かなと思ったからです。 実際本を読んでみて、大事な部分が多いとは思いましたが、 分からない部分が多く、どうすべきか悩んでいます。 他の人にもこの件の質問を聞いてみましたが、税務の知識よりも先に、 財務諸表を理解することの方が先だといわれました。 やはりそうでしょうか。
- 白鳥 之水海(@LakeSwan)
- ベストアンサー率65% (79/121)
一番確実かつ近道なのは、専門学校の税理士の講座を受講することです。 税理士試験に受からなくても、そこで学んだ知識は一生の宝物になるでしょう。 法人税でも消費税でも所得税でも、税法の条文を読んで理解できるようになると応用がきいて非常に強いです。 そのためにはインスタントにお手軽な方法というのはありません。 一度は体系的に度腰をすえて勉強する必要があります。 私も最初はいろいろやってみましたが、「よくわかる~~」「はじめての~~」といった本を読んだり、数日程度の短期講座にでてみたりしましたが、結局さわり程度しかわかりませんでしたね~。 特に法人税は難解なので、知っている人に直接教わるのが一番早かったです。 独学だとお金はあまりかからないかもしれませんが、時間と労力が非常にかかります。 法人税の規定の中で日常業務や毎年の決算でいつも使うところは少ししかないのですが、しかし知識の幅は、広ければ広いほど有利です。 イザというときにぱっと対応できると、社内での評価がぐっとあがります。 そのためには、一度は専門学校で全体をひととおり勉強しておくと、たいていのことがあっても法人税のどこを調べればいいのかすぐにわかるので、実務では非常に重宝します。 体系的に学習したことがない人は、こうはいきません。(笑) あとは、実際に申告書を書いてたくさん経験を積めば、鬼に金棒でしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 また、返信が遅くなりすみません。 やはり勉強が大事ですね。 もしかしたらそうかもしれないとは思っていました。 税理士の学校はだいぶ前に始まっているので、 今悩み中ですが、検討します。 ありがとうございます。
- ml_4649
- ベストアンサー率14% (123/860)
税理士事務所で税理士を目指して勉強していた人が多いと思います。 実務的な経験もつめますし、資格を目指すわけですから専門的な勉強もすることになりますからネ。 私の知っている優秀な経理マンはそのパターンが多いですネ。 あと1科目、2科目ってところで資格は諦めているんですが、勉強はムダになってないって感じでしょうか? そう言う人たちは、専門知識も身につけていますから、税理士の言いなりにもなっていないですね、、、、逆に意見したりして存在感を示していますネ!
お礼
回答ありがとうございます。 また、返信が遅くなりすみません。 同じ質問を他の人にも聞いてみましたら、別表4、5-1を理解することが大事だと言っていました。 これが分かっていないとピンとこないと言う表現が当たっていて、分かったような分からないような感じでいました。 ただ、ひとつ心配があります。 この件を相談した人に言わせると、税務の勉強よりも、 財務諸表の勉強を先にしてからの方が良いと言われました。 やはりその方が良いのでしょうか。 今分からないことが多く、知識は入れたいと思っているのですが、 あれもこれもとは出来ないので、悩んでいます。