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俳句について

 春風や闘志いだきて丘に立つ                         高浜虚子  滝落ちて群青世界とどろけり                         水原秋桜子    をりとりてはらりとおもきすすきかな                      飯田蛇笏  いくたびも雪の深さを尋ねけり                      正岡子規  分け入っても分け入っても青い山                      種田山頭火  以上の句の大意、表現技法、どう言う気持ちで書いたか を教えてください。ひとつでもかまいませんのでよろし くお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#8602
noname#8602
回答No.2

●春風や闘志いだきて丘に立つ 丘に立ち、春風を体全体で受け止めて、(俳句の世界での碧梧桐との闘いに)闘志をみなぎらせている。 や…切れ字 初句切れ 子規の第一の弟子である虚子の新たな決意 ●滝落ちて群青世界とどろけり 大きな滝から落ちる水は青。そんな群青色の世界が私の目の前に轟音とともに広がっている。 けり…切れ字 大自然の雄大さ。 ●をりとりてはらりとおもきすすきかな ふと手折って持ってみると、ススキの穂は見かけよりも案外重い。 かな…切れ字 ひらがな表記によるやわらかさ 見た目にそぐわぬ重量感。 ●いくたびも雪の深さを尋ねけり 病のため寝たきりの私は、外の様子が知りたくて、何度も何度も「雪はどのくらい積もったかな?」と人に聞いたことだ。 けり…切れ字 子規が病床で作った一連の作品群。 ●分け入っても分け入っても青い山 時は新緑のころ。旅の途中、深い山に入る。山道にしだれかかってくる新しく伸びた枝を払いながら私はどんどん進んでいくが、どこまで行っても、その青い世界が続く。 自由律俳句 反復法 体言止め 朝露をかき分ける。クモの巣を払いながら歩く。泥道ですべる。湧き水でのどを潤す。長期間、山で過ごせば、その境地はすこしだけ垣間見られる。

mizno48407
質問者

お礼

結構詳しくて参考になりました。ありがとうございます。

その他の回答 (1)

noname#5092
noname#5092
回答No.1

教科書の俳句ですね。 下記サイトで自分なりに手掛かりを掴んでみて下さい。 http://www.sing.co.jp/link_new/kokugo_link/tosho_3.html 〓ご参考になれば幸いです〓

参考URL:
http://www.sing.co.jp/link_new/kokugo_link/tosho_3.html

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