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政宗遺訓の解釈について
「仁に過れば弱くなる 義に過れば固くなる 禮(礼)に過れば諂(へつらい)となる 智に過れば嘘をつく 信に過れば損をする 気長く心穏やかにして萬に 倹約を用いて金を備ふべし 倹約の仕方は不自由を忍ぶにあり この世の客に来たと思へば何の苦もなし 朝夕の食事うまからずともほめて食ふべし 元来客の身なれば好嫌は申されまし 今日の行きおくり子孫兄弟によく挨拶して 娑婆の御暇申たがよし」 という伊達政宗の遺訓があるのですが、 「萬に」と 「今日の行きおくり子孫兄弟によく挨拶して娑婆(しゃば)の御暇申たがよし」 の部分の意味がいまいち良く分かりません。 どなたかご存知の方がおりましたらご教授願います。
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質問者が選んだベストアンサー
「今日の行きおくり」なら2番の方の回答でいいのかなと思います。 または「今日、死出の旅立ちにあたって・・・」の意味かな?とも思います。 ただ、資料によっては「今日の行を送り」となってますね。 こうなると、今日の行(ぎょう=修行)を送り(勤め)・・・という意味になるかと思います。 私の想像では原典には送り仮名がないため、二通りの解釈が伝えられたのかと・・・自信はありません。 ちなみに萬屋錦之助はよろずやきんのすけと読みます。 といっても知らないかな? 御暇は「おいとま」です。・・・念のため
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- d-y
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「今日の行きおくり子孫兄弟によく挨拶して娑婆(しゃば)の御暇申たがよし」 (この世に客に来たのだから、いつ帰らなければならなくなるかわからない。だから)毎日出かけるときには、子孫や兄弟によく挨拶して、この世のお別れを言っておくのが良い。 ほんとかな~?自信なし。
お礼
ありがとうございます! 「自信なし」にはなってはいますが、他の文の「客」との兼ね合いを考えるとズバリなのではないでしょうか。 まぁ この世の別れを毎回してたんじゃ実際大変だろうから一期一会みたいな感じをいいたいのかなぁ。 説明は難しいけど、ニュアンスは理解できたつもりです。
- ma_
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「萬に」は、「よろずに」という意味で、多分あなたのパソコンでも漢字変換可能なことばです。 万事にとか、いろいろと言う意味です。
お礼
早急な回答ありがとうございます。 ずーっと「まん」って呼んでいて違和感を感じ続けておりました。
お礼
今回初質問だったのですが、あっという間に解決して大感謝&満足しております。本当にありがとうございます。 いろいろと解釈があって勉強になります。 今後、仙台っ子として得意気に説明してやりたいですね。 萬屋錦之助は名前を聞いたことはあります(笑)