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科学者って?

 温暖化問題について、最近とみに議論が活発になってきているかと思われます。  実際、科学者間でも、”温暖化論者”と”寒冷化論者”との討論も活発に行われているようでございます(8月の「朝まで生テレビ」もそうでした)。  では将来本当に「温暖化するか否か」につきましては、科学者は実際のところ、「判断不可能(わからない)」という状況かと思われます(下記著作をご参照くださいませ)。  丸山茂徳著「科学者の9割は地球温暖化CO2犯人説はウソだと知っている」  この著作からは → 温暖化が起こる:10%; 寒冷化が起こる:20%; わからない:70%   ですが、国民レベルでは、断定的・決定的な結論を出しているように見受けられます(どちらかと申しますと、”温暖化論”に傾いているように見られます)。実を申しまして、余りにも過剰な反応がおこっているように感じられます(下記サイト等でございませ) http://dell-support.okwave.jp/qa5234928.html   こうした、当の科学者も予想だにしない極論者はナゼでてくるのでしょうか?  いろんな理由があろうかと思われますが、愚見を以下に列記させてもらっております。 科学者の言説は信用できない。 何らかの熱狂的信者・信仰者集団がいる。 メディアの偏向報道 特別な使命感を持っている、もしくは英雄(ヒーロー)になりたい  その他、ご意見を賜りたく存じます。  それではよろしくお願い申し上げます。

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回答No.6

リスク管理とリスク評価という概念で見ていくべきものかも知れませんね。 いずれにしても 「事実・仮定・推論」の、どのレベルまで、どの程度「客観的に」把握しているかで、議論のレベルは異なってくるでしょう。 完全な理解・解明が不可能だから「わからない」まま無策でいいのか?ではなく、また、(「温暖化、寒冷化、わからない」の三つの結論の内の一つのみという)はじめに結論ありき、ではなく、世界レベルの頭脳を結集して「事実・仮定・推論」について「可能な限り、客観的に」判断しようという姿勢の結果、「わからない」以外のどちらかが選択されたなら、それに従うべきでしょう。 もし、責任が問われるとするならば、その程度のことでイデオロギーに振り回されている「科学者」しか排出し得なかった人類や、また、その程度の人智しか持ち合わせることの出来なかった人類の責任になろうかと思われます。 あと、環境ホルモン関連の研究をされておられるとのことで、よろしければ http://www.env.go.jp/chemi/end/2001report/pdf_j/aihara_j.pdf での、非線形との関連について、ご教示いただけますでしょうか? 素人ながら、地球規模の気象変動も環境ホルモンでの非線形と類似の機構が関与しているように思っておりますので。。。

noname#135843
質問者

お礼

 ご回答いただきまして、どうもありがとうございました。 > 完全な理解・解明が不可能だから「わからない」まま無策でいいのか?ではなく、また、(「温暖化 、寒冷化、わからない」の三つの結論の内の一つのみという)はじめに結論ありき、ではなく、世界レ ベルの頭脳を結集して「事実・仮定・推論」について「可能な限り、客観的に」判断しようという姿勢 の結果、「わからない」以外のどちらかが選択されたなら、それに従うべきでしょう。  確かに、温暖化、寒冷化のどちらかに進む可能性は否定できませんので、ほぼ結論付けが可能となっ た段階では、早急な措置は必要かと思っています(また、予めその対策も考えておく必要もあろうかと 考えてもいます)。 > もし、責任が問われるとするならば、その程度のことでイデオロギーに振り回されている「科学者」 しか排出し得なかった人類や、また、その程度の人智しか持ち合わせることの出来なかった人類の責任 になろうかと思われます。  残念ながら、国民のレベルがそれまでだったと、ある意味あきらめることも必要なのかもしれません ね。  以降は「回答への補足」で、述べさせていただきます。

noname#135843
質問者

補足

 > 非線形との関連につきまして、  愚生の実務は以下の書籍にございます  http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4882313871.html 第編 環境ホルモンの測定・分析・試験・機器開発 第2章 環境ホルモンの試験法、機器・装置の開発の “1.イムノアッセイ法による試験・測定法” “3.バイオアッセイによる環境ホルモンの試験法” “6.蛍光偏光法による環境ホルモン物質の検出の”   が中心でございました。  いずれにしましても、“候補物質”-“生物試験検査”or “受容体(環境ホルモンが結合し、活性化させる機能を持つたんぱく質です)” といった「1対1」の関係で、実務を進めていました(遺伝子or たんぱく質は1種類のみでございます)。従いまして、「線形」そのままの実験でございました。  つきましては、「非線形」を考慮に入れた検討は全く致しませんでした。ただ、その状況では、環境ホルモン=悪玉といった概念のみで、生体内での種々の転写活性なるものにまでは手をださなかったというのが実状でございます(もしかしますと、ご回答者様が仰るとおり、“幾通りもの物質”による制御作用・機構なるものが存在していたのかもしれませんが…..)。  以下に環境ホルモンに関しますWikipediaを載せております。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E5%88%86%E6%B3%8C%E6%94%AA%E4%B9%B1%E7%89%A9%E8%B3%AA  今では、このサイトの文面にもございます「極端な論者によれば、環境ホルモンは「人心を攪乱しただけだ」という主張もなされるようになっている」というのが、現時点での一般的な考え方でございます。  では、いったい何がメス化に影響を及ぼしたかとなりますと、文面にもございますが、「人口が爆発的に増えた」こと(栄養状態の改善等、さらには“環境ホルモン作用物質”として地球上に最も多く存在している)が主要因かと推察しております(これはあくまで私見でございます。何の証拠もございませんし、これ以上はご勘弁くださいませ)。 > 地球規模の気象変動も環境ホルモンでの非線形と類似の機構が関与しているように思っておりますので  地球規模の気象変動は明らかに「非線形」モデルかと考えております。具体的なパラメーターを採択しているかは小生の理解の範囲を超えておりますので、何も申し上げられないのですが、  また、何かございましたら、ご遠慮なくご返信くださいませ。

その他の回答 (11)

noname#160321
noname#160321
回答No.1

どれも違います。 科学者、研究者は研究費が欲しいのです。 本心ではホッキョクグマが絶滅しようと大飢饉になろうと知っちゃいないんです。 欲しいのはお金だけ、で、適度にバランスを取って議論が成り立つように自分たちで分布しています。 この話題が無くなると研究費を取ってくる理由を考えなくてはなりません。 医学関係で「悪性腫瘍の研究」と言えばいくらでもお金が付くように、温暖化(寒冷化)と唱えればお金が付いて来ます。 風力発電、太陽光発電、深海海洋学、高層気象学みんなお金が欲しいのです。 でも非難されるべきではありません。だって得られる「データ」はウソではないし、研究結果は無駄にはならないのです。 今回が寒冷化で終わっても、将来温暖化は必ず起きるのですから。 それに、研究費で国が潰れる程沢山は出してくれませんしね。(笑)

noname#135843
質問者

お礼

 回答いただきまして、どうもありがとうございました。 > どれも違います。  了解致しました。   > 科学者、研究者は研究費が欲しいのです。~  風力発電、太陽光発電、深海海洋学、高層気象学みんなお金が欲しいのです。  確かに仰る通りかと存じます。  よろしければ、「当の科学者も予想だにしない極論者(素人)はナゼでてくるのでしょうか?」  という問いに対する、回答をよろしくお願い申し上げます。