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探究と探求の使い分け
「探求・・・探し求めること」 「探究・・・物事の真の姿をさぐって見きわめること」 と手元にある辞書に書いてあるのですが、具体的に以下のようなときはどちらを使うのでしょうか? 言い表したいこと:Aさんは色々なものに興味を持っている。 このとき、Aさんのことを語るときに、 (1)Aさんは探求熱心だ。 (2)Aさんは探究熱心だ。 どちらの表現が正しいのでしょうか?
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どちらの「たんきゅう」も、あんまり「たんきゅう熱心」という使い方はしないような気がしますが、それはおいといて。 いろいろなものに興味を持っていて、そのものごとに対して、“深く調べて研究する”というのであれば、「探究」でしょう。 で、その興味を持っているものを、“熱心に探し求めている”のであれば、「探求」でしょう。 言い換えれば、 Aさんが「たんきゅう」しているものが目の前にあるもので、それについて、調べたり考察したりしているのであれば「探究」。 Aさんが「たんきゅう」しているものが、目の前になく、どこにあるか探し求めているのであれば「探求」。 ということになるので、場合によってはどちらも正しいと言えるのではないかと思います。
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- bakansky
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No.1 の回答者の方の回答に尽きるでしょう。 (2) の「探究」の「究」は、「研究」の「究」ですね。 だから、「見きわめる」という意味になります(「究める」と書いて「きわめる」と読みます)。 また、やはり No.1 の方の回答と重複しますが、「○○さんは探究(探求)熱心だ」という言い方は、私には不自然な日本語に感じられます。 「研究熱心な人だ」という言い方なら出来ます。 あるいは、「Aさんは、実に色々な物事に興味を持っていて、好奇心のかたまりみたいな人だ」とか、「Aさんという人は、自分が興味を覚えたことは、とことん追求しなくちゃ満足しないんですよ」みたいな言い方ならありそうに思います。