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強酸と弱塩基の中和点が酸性になる理由

弱酸と強塩基の中和点が塩基性に、 強酸と弱塩基の中和点が酸性になる理由が分かりません。 少し前までは、 強いのと弱いのが打ち消し合って、酸が余るからという、 2-1=1的な発想で納得してたんですが、 弱酸・弱塩基では、電離反応が平衡状態になっているということを知って思ったのが、 例えば塩酸とアンモニアの場合、 アンモニアは NH3 + H2O ⇆ NH4^+ + OH^- となっているから、 そこに塩酸を加えるとH^+ + OH^- → H2Oという反応がおきて、 水酸化物イオンが減り、右に平行移動するはず。 それなら、中和点はpH=7になるのではないでしょうか?

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  • ベストアンサー
  • petites
  • ベストアンサー率100% (1/1)
回答No.1

塩酸とアンモニアの場合はNH4Clという塩ができますが、ほとんど完全に電離し、NH4+とCl-というイオンが存在することになります。また溶媒の水も電気平衡の状態にあるのでH+とOH-のイオンも存在します。ここでNH4+はOH-と結合しやすいため一部はNH4+ + OH- ⇔ NH3 + H2Oと反応します。H+とCl-は電離したままなので結合はしない。[OH-]が減少するが、Kwは一定なので、[OH-]の減少を補うために水の電離が進んで[H+]が増加する。よって酸性となる。

その他の回答 (1)

  • potachie
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回答No.2

>>NH4^+ + OH^- となっているから、 このように単純に考えて良いのを「強塩基」といいます。 ご質問者はこれを「弱塩基」と知っているのに、なぜ、簡単にこのように考えられたのでしょう? 理解のためのヒントは、ココにあるように思います。

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