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中和点について

中和点って、酸と塩基を打ち消して中性になる点のことではないんでしょうか・・・? 化学で滴定曲線のところで、強酸と弱塩基の場合、中和点が7より低いのはなぜですか・・・? グラフを見て気付いたことは、強酸はpHが1近く、強塩基はpHは14に近くなるから、強酸と強塩基の中和点はそれらの真ん中の7になる。 一方、強酸と弱塩基の場合は、強酸はpHは1ちかいけど、弱塩基はpHは14よりも小さく、10くらいだとしたら、中和点はそれらの真ん中の5~6程度ということになるのでしょうか? つまり、中和点って酸と塩基の溶液のpHの平均の値ってことでしょうか?? 回答よろしくお願いします。

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noname#62864
noname#62864
回答No.3

補足です。 水溶液中の反応に限定すれば、少なくとも形式的には、酸に由来するH+と塩基(アルカリ)に由来するOH-が過不足なく反応してH2Oが生じることを中和といいます。 そして、結果的に塩が生じます。 また、たとえば酢酸ナトリウムの場合には、生じた塩が CH3COO^- + Na^+ となります。 しかし、CH3COO^-は弱酸由来の陰イオンですので、加水分解され、 CH3COO^- + H2O ←→ CH3COOH + OH- の化学平衡がある程度右に片寄り、OH-を生じます。そのために、弱いアルカリ性になります。 ちなみにその時、 Na+ + H2O ←→ NaOH + H+ の平衡は一方的に左に片寄っています。NaOHは強アルカリだからです。

majinemui
質問者

お礼

なるほど!納得できました。ありがとうございます。

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noname#62864
noname#62864
回答No.2

酸と塩基のグラム当量数が同じになる点が中和点です。 たとえば、強酸と強塩基との反応であれば中和点は中性ですが、強酸と弱塩基の組み合わせでは弱酸性、強塩基と弱酸の組み合わせでは弱塩基性になります。 その理由は、一般に、生じた塩の加水分解によるものと説明されます。 また、中和滴定の際に指示薬を選ぶ必要があるのも中和点が中性ではないからです。 たとえば、強塩基と弱酸の中和反応の場合には弱塩基性に変色域を持つフェノールフタレインがよく用いられますし、強酸と弱塩基の組み合わせで、中和点が弱酸性の場合にはメチルオレンジがよく用いられます。

majinemui
質問者

補足

なるほど、そういわれてみれば、指示薬を使い分けるということは、中和点がpH7ではないからですよね。 生じた塩の加水分解ですか・・・。 今ピントきたのは、酢酸と水酸化ナトリウムだったら、弱酸と強塩基なので中和点が塩基に偏りますよね。 それって、酢酸pHが7寄りでCH3COOH⇔CH3COO- + H+ と書き表せて、 電離度は1よりも小さいから、NaOH→Na+ + OH-の電離度がほぼ1の水酸化ナトリウムと、打ち消しあって、CH3COONaとH2Oにするには、酢酸がいっぱい必要。だから・・・ ん・・・ すみません書いてて分からなくなってしまいました。 けどひとつ誤解が解けた気がします。 ☆上の反応式を書いて気付いたのですが、中和するということは、水中のイオンをくっつけて、塩+水を形成して、イオンが完全になくなることをいうのでしょうか?そうすると中和≠中性が納得できるきがします。 でも液性ってイオンが影響してるんですよね・・・? 水中にH+が多ければ酸性とか。 つまり、イオンがないということは中性・・・?などと思ってしまいました。なんか混乱しています。 2度も補足すみません・・・。

noname#69788
noname#69788
回答No.1

中和点とは、指示薬の色が急激に変化する点で中性とは限りません。

majinemui
質問者

補足

しつこくてすみません。 中和というのを調べたのですが、中和とはお互いの性質を打ち消しあうこととなっております。 なので、頭の中で、中和は塩基性と酸性を打ち消しあうことだ=中性だって思ってしまっていました・・・。 中和と中性とはどう違うのでしょうか・・・?

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