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中和点における液性
よろしくお願いいたします。 正誤判定問題です。問題は、 1、酸を塩基で中和滴定するとき、中和点でその溶液は必ず中性となる。 2、濃度が大きいときでも、電離度が1に近い酸を強酸という。 答えが、1はX2は○です。 1についですが、中和点を計算するとき、水素イオン濃度=水酸化物イオン濃度で立式しますよね?ということは、中和点ではやはり中性になるのでは?と思うのですが。 2、については、電離度が1に近い酸を強酸というのは、わかりますが、どうして、「濃度が大きいときでも」というのがつくのかわかりませんでした。 どなたかアドバイスをお願いします。
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- Ichitsubo
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1について >水素イオン濃度=水酸化物イオン濃度で立式しますよね? いいえ。その式では計算できません。 濃度だけ比べても意味がありません。 プールいっぱいの0.10mol/L塩酸に0.10mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液を一滴入れるとき、濃度は等しいですよね。また明らかに中和点に達しないこともわかりますよね。体積を考える必要があります。 酸の価数×酸の濃度×酸の体積=塩基の価数×塩基の濃度×塩基の体積 または、濃度×体積=物質量とみて 酸の価数×酸の物質量=塩基の価数×塩基の物質量 で求めます。 また、酸の濃度・塩基の濃度であり、水素イオン濃度、水酸化物イオン濃度ではありません。
- gaball01
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1については、中和する/される酸、塩基の種類によって中和点の液性(pH)は変わります。 例えば、弱酸である酢酸と、強塩基である水酸化ナトリウムの場合を考えると、中和点にある溶液は塩である酢酸ナトリウムの水溶液になります。 酢酸ナトリウム水溶液は、中性でなく、塩基性になります。 似た質問を見つけたので、参考までにURLを。 http://question.excite.co.jp/qa2611107.html 2については、 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php?queId=9339560 が参考になると思います。 硫酸のように、濃度によって電離度が変わるものは、その濃度によって強酸だったり弱酸だったりします。
お礼
ご回答ありがとうございます。中和点では塩が加水分解しているんですね。参考ページもみせていただきます。
お礼
ご回答ありがとうございました。 濃度ではなくて、モル量を等しくして立式でした。