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遅延ポテンシャル
授業で遅延ポテンシャルが出てきたのですが意味がわかりません… 誰か教えてください!!
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私も遅延ポテンシャルについて詳しいわけではありませんが… 源の運動や変化によって,それがつくる場が時間的に変化するときに,場の変化は源から有限の速さ(光速)で伝わるので,その伝播時間を考慮した記述の要請から遅延ポテンシャルというものが必要になるのだと思いますが,期待される回答にはなっていないかもしれません。
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- grothendieck
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ベクトルポテンシャルについて波動方程式を解くとグリーン関数の積分路の極の避け方で遅延ポテンシャルと先進ポテンシャルが出てきます。 http://hagi.k.u-tokyo.ac.jp/~mio/note/elemag/waveeq.pdf の「3次元波動方程式のグリーン関数」を見てください。グリーン関数は式(71)を満たすものですが、k平面の積分路で極を迂回しなければ定義されません。そしてどちら側に迂回するかは境界条件で定まります。通常は「荷電粒子の運動の影響が周囲に時間と共に伝播していくはずだ」という「因果律」により遅延ポテンシャルの方を採ります。しかし遅延ポテンシャルと先進ポテンシャルを併せて使えば場をなくして点電荷自己エネルギー無限大の問題を解決できるという考え方もあります。 http://en.wikipedia.org/wiki/Wheeler%E2%80%93Feynman_absorber_theory 私も授業の先生が一番「質問すべき人」のように思います。このサイトは「自称専門家」が「自信あり」でとんでもない回答をしたりしているのですから。
- Akira_Oji
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No.1さんの回答でいいと思います。 因果関係といいますか、点Aで起こったことが、離れた点Bに影響を与えるかどうかは、それの伝わる速さVとAB間の距離Lに拠っているわけですが影響を与えるとすれば、時間 Delta t(=L/V)だけ経ったときからということです。電磁現象では、速さVは光速Cになります。稲光・雷の場合は光や電波などは光速で、雷の音があなたの耳に影響するのは音速で伝わるのでそれだけの「遅れ」があるわけです。t’=t-L/V のように「結果点」Bでの時刻tと「原因点」Aでの時刻t’とに差ができるということでしょうか。 私は米国の場末の大学で働いています。自分の全く知らない分野でのことで、自分で調べたのち、やはり分からず、このサイトに一度お世話になりました。 それからこのサイトの質問をみるにつけ、ずっと思っているのですが、日本の大学生さんはあまり授業を担当されている先生に質問をしないで、こんなサイトに質問をしているのを不思議に思います。私も学生の頃はあまり先生には聞きませんでしたが、クラスの友達と話し合ったりしてきたように思います。当時はこんなインターネットなどありませんでしたから、自分たちで勉強するしかなかったわけです。つまるところ、授業の先生が一番「質問すべき人」のように思います。先生も質問されてうれしいのではないかと思います。授業中でも質問すれば、他の学生さんの理解も深まるのではないかと思います。それが授業料を払っている主な理由ではないでしょうか。