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マーチャンダイジングの手法について
はじめまして。 私はある百貨店に勤めていまして、今度ある恒例の催し物の商品供給の一部を任されているのですが、悩みがあります。 この催事は年々売上げも客足も減少しており、その原因は、一部のお得意様に頼った商品供給、お客様の高齢化、ルーティン化、マンネリ化にあります。 うちの店はもともと高齢者からの支持が高い店であり、過去に何度も新世代向けの商品を並べましたが、いつも悲しいくらい売上げが上がらず、結局決まりきった既存客好みの商品で商売するしかない、という弱みを抱えています。 そこで、次の会議でこんな提案をしてみたいと思っています。 「商品の5%程度を『売れなくてもいいから見て楽しんでもらう商品にする』」 『見て楽しんでもらう商品』とは新世代向けの商品のことです。売れないことはわかっています。しかし目先の数字にこだわらず継続して置き続けるということです。 以下のメリットを考えています。 (1)マンネリ化した会場風景に変化を与える。 (2)媒体や口コミで広まることによって、新世代の顧客の来場につなげる (3)「売りたい」より「楽しませたい」という意思を出すことによって、来場者数の底上げを図りたい。 しかし、上記の仮説は私の思いつきにすぎず、手法として有効なのか裏づけがまったくありません。 そこで、今の私に必要なマーテャンダイジングの理論や、本、参考サイトなどありましたら、ご教示頂けないでしょうか?
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- yossiypooh
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マーチャンダイジングの基礎的な参考書という位置づけでは、下記サイトが参考になるかと思います。 ただし、マーチャンダイジングの基本「売れるものを提供=品揃えする」というコンセプトから言うと、ご質問者様の提案はそもそもコンセプトに適っていない手法といえます。 もちろん、ご質問者様の提案が一概に良くないとは限りません。しかし、ご質問者様の提案を推進するためには、まず、百貨店全体として「新世代=若者」をターゲットとするというコンセンサスを得た上で、その姿勢を内外に示す必要があると思います。売り場の一部のみ改革しても情報発信力・訴求力が弱ければ、「見て楽しんでもらう」ターゲットとなる若者が来場につながらず、ほとんど効果が期待できないと思います。
- 参考URL:
- http://www.gekkan-md.com/
お礼
ありがとうございます。 確かに、売場の一部を中途半端に変えることは効果につながらないと思います。 百貨店全体、少なくとも催事全体として、次世代ダーゲットへの情報発信・訴求をコンセプトにした上での商品政策にするようにしたいと考えました。 ありがとうございます。大変参考になりました。