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絶対値を含む積分
0<p<1に対して、関してf(p)=∫[0~1]e^x*|x-p|dxとおくとき、 (1)f(p)を計算せよ。 (2)f(p)の最小値を持つことを示せ という問題です。 教えてください!!!
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まず、|x-p|の正負について、場合分けを考えましょう。 (i) x≧pのとき、|x-p|≧0 (ii) x<pのとき、|x-p|<0 ですね。 xの範囲は、積分区間に等しい、すなわち0≦x≦1であるので… (1) f(p)=∫[0~1]e^x*|x-p|dx =∫[0~p]e^x*(p-x)dx+∫[p~1]e^x(x-p)dx =2e^p-(1+e)p-1 (積分計算はご自分で。部分積分で出来ます。) (2) f'(p)=2e^p-1-e ここで、f'(p)=0とすると、 e^p=(1+e)/2 ……(a) ⇔p=log{(1+e)/2} ((a)の両辺は正なので、自然対数をとった。) eは自然対数の底なので、 2<e<3 ……(b) を満たす。よって、 log2<1<log3 ……(c) (b)より、 0<log(3/2)<log{(1+e)/2}<log2 ……(d) (c)、(d)より、 0<log{(1+e)/2}<1 であることが示された。 f(p)の、0<p<1における増減表より、f(p)はp=log{(1+e)/2}で最小値を持つことが示された。 (証明終了)