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ロシア語の格変化の(特に名詞の女・中性複数系の軟変化)ルール

こちらの皆様のお陰でロシア語能力検定4級を無事に受験終了し、次は3級を目指して勉強中の者です。 3級では格変化が重要になってきますが、初級向けの参考書は、特に名詞(主に軟変化の女性名詞と、中性名詞の一部)の格変化についての解説が弱くあります。 (現在利用中なのはNHK新ロシア語入門、こちらにはルールは多少載っていますが中途半端です 他にも初級のものは確認済です) 名詞の格変化のルールを詳しく解説している参考書は存在するのでしょうか? もしくは、(軟変化の女性名詞と、中性名詞の一部)の名詞には一部、ルール適用外のものがあり、丸暗記が基本なのでしょうか? そのあたりをもしご存じの方いらっしゃいましたらお教えいただけると助かります。 よろしくお願いします。 ※三級なので、極端に実用的でない単語は出ないと思います・・・ が、基本単語でも特殊変化以外でもルールに納まらないアクセント移動など(земляなど)がいくつかありましたので質問させていただきました。 質問者がとても気が弱いため大変恐縮ですができるだけ穏やかな書き方でご回答くださると嬉しいです…!

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  • trgovec
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回答No.4

たびたびすみません。一つ抜けていました。 солнце - солнц のように -це で終わる中性名詞も複数生格は語尾なしです。-ше, -же, -че, -ще, -це の合計5パターン、軟変化ながら硬子音を語尾に持つものは -ше, -же, -це の3つです。 繰り返しになりますが、辞書で変化形のいくつかがポツンと書かれていたらそれは例外ということです。 платье 複生 -ьев(アクセントの移動しないもの) профессор 複主 -а(アクセントが移動するもの。複数主格以下は語尾アクセント) アクセントが単数のある格で移動し複数主格で元に戻りまた移動するようなものはその旨記されています。 кОнь, -Я 複 кОни, конЕй(アクセント位置は大文字。この例では単数および複数の主格外は語尾アクセントということ)

noname#102908
質問者

お礼

再びのご回答まことにありがとうございました! 本当に明快なご説明で、よくわかりました。 いただいたご説明をじっくり読み、自分がどこが欠けていたのかが、なんとなく見えてきました。 どうも、辞書や参考書によって、説明が抜けていたり、逆に説明が多くてどれが例外で標準なのか分からなかったり… そのような感じで、わかりにくく感じていたようです。 一度、複数の辞書と参考書で共通する部分を纏めて、例外と確実なものを把握したいと思います。 -ше, -же, -че, -ще, -це ですが、正書法の関係だけではなくて、硬子音・軟子音でも、複数生格が変わってくるのですね。 そのあたりのことが、私が今まで読んだ本にはあまり詳しく書かれていなかったため、全く意識してませんでした。 次からは硬子音・軟子音の違いなども意識して、頭の中でまとめてゆきたいと思います。 アクセント関係は、丸暗記しかなさそうですね。 ロシア語は、英語よりは確実にアクセントが重要になってくる言語なので、発音にかける緊張感が違います。 おっしゃる通り、覚えやすそうです。 先は長く覚えることが多量にありますが、ロシア語は割と文法を忘れにくい言葉だと感じていますので、ていねいに基本を固めたいと思います。 本当にありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • trgovec
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回答No.3

#1です。 複数生格については、платье は例外です。中性軟変化(-e で終わるもの)は -ей が原則ですが -ше -же -че -ще この4つは語尾なしになります。このうち -ше, -же は綴りこそ -e ですが ш, ж は硬子音なので ю, я を使わないなど硬変化の面もあります。-ие, -ье は -ий となりますがこれは Россия, трамвай の単数造格が -ие ではなく -ии になるのに何となく似ていますね。 女性軟変化のうち単数主格が -я で終わるものは次のような規則があります。 子音の後では -ь 例 пуля - пуль 母音の後では -й 例 струя - струй さらに -ья で終わるものは そこにアクセントがあれば -ей 例 семья - семей アクセントがなければ -ий 例 колдунья - колдуний 大変面倒ですがこれもルールに入っていて辞書にはいちいち書かれていません。ご覧のようにアクセントの位置が変化形を決めるパターンがありますが、アクセントに規則性は見いだせませんから移動を始めるポイントだけは辞書に書かれています。幸いアクセント母音は長く発音されアクセントを失った母音は発音も変わるものがあるので単に位置だけ変わるよりも覚えやすいと思います。がんばってください。

  • gadovoa
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回答No.2

こんにちは 格変化のルールは8割が法則が取れてますが法則通りでない名詞がありますよね。それは基本丸暗記です。英語でも不規則動詞を中学の時覚えましたよね。 あなたは基本の規則変化はしっかり頭に入ってますか?規則変化が頭に入って反射的に変えられるなら不規則変化なんて多少間違ったって大丈夫ですよ。級は目安です。級を目的に勉強しているわけでなくロシア人といつか話せることが目的ならそんな細かいことは私にとってはどうだって良いと思います。 知ってるかもしれませんが、ロシア語便覧という良いサイトがあるので紹介しておきます。中級者向けだと思いますが一通り勉強されているならとても役に立つと思います。「あらっ」と思った時は表を見て変化させていくと良いでしょう。 アクセントの移動するものがありますが、正直それは学ぶものではなく実際の会話の中で読み取るものだと思います。そんなアクセントの変化なんて机上で勉強して覚えるものではありませんよ。第一覚えられっこないですよ。正式な発音も分からないんですから。 私が留学している時学校と部屋で勉強している人と現地の人と馬鹿騒ぎしている人がいました。当然現地の人と馬鹿騒ぎしている人の方が語学上達が早く、学校で勉強している人も「これではダメだ」と考え現地の人と接するようになりました。ただし、伸びしろは一生懸命勉強した人の方が論理的に理解しているので伸びます。今は伸びしろを増やしていると思ってがんばってください。

参考URL:
http://www.jolco.com/pages/manual/manual.html
noname#102908
質問者

お礼

ご回答誠にありがとうございます。 お礼が遅くなってしまい、大変申し訳ございませんでした。 私の場合は残念ながら、留学の機会や、出張などもないため、 級を取ってアピールするしかロシア語を使う環境に行くことができません。 国内のロシア人はたいてい日本語ができるので、知り合う機会があっても、日本語を使われてしまいます。 ロシア語だけしか話せないロシア人を練習相手として捕まえるためにも、何か資格があると有利だと思って、目先は級を目的としています。 ですが、おっしゃる通りですね。 アクセントは、会話の中でないと、覚えても即座に取り出すのは至難の業ですよね。 決まったルールはないという結論になりそうですので、今は、辞書を注覚えたいと思います。 ロシア語便覧というサイトは、存じませんでした。 ありがとうございます!初級には載っていないルールもそこそこ載ってらして、とても便利ですね。 しかし、中性の複数生格にて、 -ьеが-ийになる場合と-ьевになる場合、(платьеとвоскресенье) -еが-ейになる場合と-еが欠ける場合、(мореとсолнце) の違いなどが知りたかったですが、これはルールでは盛り込まれてないのですね… ここは今は丸暗記でいきたいと思います。

  • trgovec
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回答No.1

ロシア語の名詞の曲用は規則的なものが男女中それぞれ硬変化と軟変化があり系6パターンです。それ以外に属する名詞が少ないパターンで кость など「女性И変化 or 弱変化」と имя など「中性МЯ変化」。これでほとんどであとわずかな不規則変化(ухо のように子音が変わるもの、сон のように母音が消えるもの、глаз のように複数主格が規則から外れるものなど)です。 И変化とМЯ変化、不規則変化については丸暗記した方がいいでしょう。またアクセントが移動する/しないについても規則性があるかないか分からない(辞書では変化し始めるところが書かれています)ので覚えていくしかないと思います。 むしろ問題なのは規則的とされる方の名詞で、語幹の子音の軟硬による -е/-о, -и/-ы, -ей/-ов などの対立、アクセントが語尾にあるかどうかによる -ё-/-е-, -о-/-е- などの対立など「ややこしいけれども規則的に起こる変化」を了解した上での規則変化であるということです。 このややこしいけれども規則的に起こる変化は大抵の辞書なら巻末にまとめられているはずです。ただし10数項目にわたります。これは私達が清音と濁音、各種音便をほとんど意識せずに使い分けるようなものでロシア人にとってはごく当たり前のことですが、外国語として学ぶも人には一つの難関であることに違いありません。練習しかないと言ってしまえばそれまでですが、軟子音と硬子音、この対立はことの外重要でこれが語形変化の根幹の一つをなしています。 参考書では語形変化のルールを一気にまとめると見るからに大変そうになるので、特に初級では小出しにしているような印象を受けるかもしれません(スラブ系は大抵そうです)。

noname#102908
質問者

お礼

ご回答誠にありがとうございます! 土日に体調を壊してしまったのと、文章を長らく考えていたため、お礼が遅くなって大変申し訳ございません。 格変化のルールは辞書にある程度までは載っているのですが、特に女性複数の生格・中性複数の生格が、完全に統一ルールでない単語がそこそこあったので、そこもルールにのっとっているいるのかどうか知りたくて質問させて頂きました。 規則どおりのものは、一通り把握しております。 日本語の、匹を、いっぴき、にひき、さんびき、よんひき… という、各々違った発音で言うのと同じ感覚のことがロシア語にもあると考えればよろしいのでしょうか? 確かに感覚で、それを理解するのは難しいことですね。 今回は、基本単語だけでも丸暗記で暗唱をくりかえし、慣れてゆこうと思います。 発音のしやすさで特殊なアクセント移動があるのだとしたら、口に馴染めば、例外の意味も分かりそうですね。