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ロシア語の格変化
ロシア語の格変化がよく分かりません。 わかりやすく教えてくださる方待ってます。 あとわかりやすく解説されてるページを載せてもらってもいいです。
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大抵の本を読んでも「根気よく書いて、言って覚えよ」「充分に練習せよ」くらいしか書いていません。また、代表的な変化表と不規則なものがいくつか書いてあるだけです。 確かにそうではありますが、代表的な変化だけでも9通り(今手許にある辞書の場合ですが)、それに注意事項がいくつも付いてさらに不規則変化まであるとなると手が付けられないという気分になるのも納得できます。 そこで、初めから一度に覚えるのではなく全体を貫く基本から始めていく方法をお勧めします。 まず、細かい不規則を無視すれば名詞の変化は3通りしかありません。 1)男性・中性型 2)а/я で終わる型(女性名詞と若干の男性名詞) 3)и が多く現れる型(ь で終わる女性名詞とмя で終わる中性名詞) ※ 特別な対格の形があるのは(2)の単数だけで、それ以外は生物は主格と無生物は生格と同じです。原則的に中性名詞は無生物です。よって、対格は(2)の単数だけで考えることとします。 ※ 不規則が現れやすいのは複数の主格と生格で、若干は複数の造格に不規則が出ます(ただし複数造格の不規則パターンは1通り)。 また、変化そのものではありませんが軟変化と硬変化の対立(а と я、ы と и、у とю、е と o など)、正書法上の制約があります(いくつかの子音の次には я, ю を書けないなど)。 (1)は 単生 -а/я、単与 –у/ю、単造 –ом/ем、単前 –е (2)は 単生 –ы/и、単与–е、単対 –у/ю、単造 –ой/ей、単前 –е (3)は 単生・与・前 –и、単造は女性名詞で –ью 中性名詞で –ем 複数形は3つを通して 複与 –а,/ям、複造 –ами/ями、複前 –ах/ях(一部複造が –ьми となるものあり) まずはこれだけを頭に入れます。全ての変化はこれを土台にしています。 (1)で男性と中性の違いは主格(とそれと同じ対格)で、(2)の主格は単数 –а/я 複数 –ы/и です。(3)は中性名詞(例 время)では времен–и のように –н– までを語幹と考え、単数主格・対格は不規則なものと見ます。 (1)の複数主格(とそれと同じ対格)と複数生格については代表的なものは参考書を見れば分かりますが、男性の複数主格と複数生格は特に不規則が出やすいので、割り切って初めから覚えようとせずその都度覚えることとします。 男性で単数生格と前置格が二つあるものがありますが、これもその都度覚えます。 綴りによって単数形の –е 語尾が –и になるもの(主格が –ий, –ия, –ие のもの)もあります。 その他細かい部分も、基本形3通りを覚えてからにします。 このように、一度に暗記するのではなくではなく、共通していて重要なものを先に、個々の違いを後にと順序を付けると気が楽になりまた変化全体の構造も分かりやすいと思います。
お礼
もぅとにかく頑張ります!