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2階のテンソルの座標変換の式が分かりません
正規直交座標系における2階のテンソルの座標変換(回転操作)について教えて下さい。 座標変換の行列をA その転置行列をtA 座標変換前の2階のテンソルをT 座標変換後の2階のテンソルをT' とすると、 T' = A T tA …式(1) と表されるところまでは分かるのですが、これを成分で表すと T'ij =aik ajl Tkl …式(2) となるところが分からず困っています。 どう分からないのかと言いますと、 行列の積の計算には交換則AB=BAが成り立たないと習ったので、 なぜ式(1)のTとtAをひっくり返して式(2)の順番にして良いのかが分からないのです。 詳しい方お教え下さい。
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補足
ご回答ありがとうございます。 aik bki = bki aik のお話は、確かに考えてみればおっしゃる通りで目から鱗が落ちました。 ありがとうございます。 お陰様で T'ij =aik ajl Tkl …式(2) が出てくる前に T'ij =aik Tkl ajl …式(3) があることまでは理解できました。 実は式(3)を見てもまだ分からないことが3点あります。 1点目はAkira_Oji様への補足にも書いたのですが、 aik Tkl alj の形になっていれば行列の積の計算ができることを容易に理解できるのですが、 aik Tkl ajl ですとTkl とajl が列同士の内積をとるような形になるので、行列の積の定義とは違う計算になるのではないかと思うことです。 2点目は T' = A T tA …式(1) からどうやって T'ij =aik Tkl ajl …式(3) が出てくるか分からないことです。 座標変換後のテンソル成分の添字がijなので、座標変換行列の添字にiとjが含まれる要請があることは分かるのですが、 そもそも成分がaikである行列Aの、転置行列であるtAの成分はakiではないのかという疑問が湧いてしまいます。 3点目は T' = A T tA …式(1) が T'ij =aik Tkl ajl …式(3) と表されることを了解し、 T'ij =aik ajl Tkl …式(2) と変形できるところまで了解したとして、 成分表示から再び元のAやTの表記に戻しますと T' = A tA T …式(4) となり、今考えているのが正規直交座標系ですからA tA=Eより、 T’= T になってしまうのではないかと思うことです。 恐らく、基本的な部分が理解できていないことによる誤解があるものと思いますが、 自分では何が理解できていないのか分かりません。 恐れ入りますが、お教え頂けますと幸いです。