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昔の軍人さんの階級
昔の軍人さんの階級がいまいちよくわかりません。 昔と言うのは、だいたい大正~昭和ぐらい。主に二次大戦中。 大体何歳ぐらいでどの階級、というのがわかれば嬉しいです。 エリートは若くても『』になれるけど 普通の人はせいぜい『』どまり、とか。 是非ご教授ください。
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●一般人の場合。 一般の徴兵(通常は20歳の時)組。 二等兵よりスタート、1年後に一等兵に昇格。 一部(一等兵の概ね1/4)の候補生に選ばれると上等兵となれる。 多数の人はここまで。 上等兵昇進後、除隊(通常の兵役終了後)後も隊に残ると2年の教育を 経て、伍長に昇進。ただしその後4年の勤務義務。4年後、軍曹に昇進。 曹長、特務曹長(=准尉)に昇進する場合もあるがきわめて少ない。 特務少尉(兵隊よりたたき上げは"特務"と呼称する)は、幹部候補生試験に 合格したもののみ。 ●職業軍人の場合。 通常、陸軍士官学校を卒業後、准尉待遇で各部隊での研修を経て、 少尉任官(通常は21歳。)。数年で中尉・大尉と昇進する。 大方の人は大尉までは出世した(ようです)。 30歳未満の中尉・大尉は陸軍大学校の受験資格が与えられる。 合格すると3年の教育機関を経て、卒業後余程のことがない限り 大佐・少将(昇進と同時に予備役編入を含む)まで進める。 陸大を経ずに行くと大佐までが限界で、将官はほぼ絶望的。 知っていることをつらつら並べました。 間違っていればツッコみお願いいたします。
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- pbf
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少将で定年になるシステムです。それ以上進級できるのはほんの一握り。一兵卒からだと、年功序列だけで将校になった人で大尉どまり。そういう人のことを「ヤットコ大尉」と云う。幹部候補生の試験を受けた場合でも少佐どまりです。
お礼
少将で定年? すると普通中将にはなれなかったんですね。 ありがとうございました。
- k16399638
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大学生を海軍が士官としてリクルートしていたのですが、受かると即中尉(時代によっては少尉)となり、入社(?)後の初期訓練でも 兵曹「××中尉、もっと腰をのばされよっ!」という、光景がみられました。人によっては「訓練のとき、敬語を使うが私の方が軍歴が長いことを認識していただく」と言う人も中にはいたそうです。大体、経理、法務、など戦闘に関係のない仕事に就くことが通例で、当然こういった人は海軍を一生の仕事にするつもりのない人がほとんどでした。なので、数年努めて尉官のうちに予備役となり、官庁民間会社にいくのが通例でした。 陸軍も、医大をでた専門知識のある学生に即招集をかけ、一年衛生兵として曹長(これだけでもエラい)、その次に少尉、一年で中尉、というように高等教育を受けた専門家は、中途入社でも階級はいいところから行きます。ただ、軍医は中将が最高階級でした。 あと、自動車、船舶、飛行機の免許証をもっている人は、階級は低いところからはじまっても、待遇はよかったそうです。 オマケ 大元帥→天皇 帝国憲法で「天皇ハ陸海軍ヲ統帥ス」とありましたから、唯一にして最高の位でありました。
お礼
ややこしい制度があったんですね。 海軍が腰掛のように使われていたなんてびっくりです。 貴重な情報をありがとうございました。
- philishave
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軍人の階級 下から 二等兵 一等兵 上等兵 兵長 伍長 軍曹 曹長 准尉 少尉 中尉 大尉 少佐 中佐 大佐 准将 少将 中将 大将 元帥 です。 年齢は関係ないです。ハッキリ行って学歴がものを言う世界でした。陸軍士官学校を卒業すれば将校(少尉)から成れました。陸士を卒業してない者は二等兵から始まり功績を残しても准尉までです。因みに私の大叔父は三十代で陸軍大尉でした。
お礼
こういうのって、国ごとに時代ごとに違うんですよね。 わかりやすり階級表をありがとうございました。
お礼
詳しく書いてくださってありがとうございます。 一般人と職業軍人の違いがよくわかりました。 やはり陸大は大事なんですね。