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軍人が気兼ねした時代。

大正軍縮の時代、軍人(兵隊さんと呼ばれる位の人)には嫁の来手がなかったとか、電車に乗っても白い目で見られたとか聞きましたが、ホントですか。 具体的な事例があれば(例えば新聞・雑誌記事)を教えて下さい。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • dayone
  • ベストアンサー率79% (360/452)
回答No.4

投書欄が中心のため偏りがあるかもしれませんが、 下記<研究ノート>にて当時の軍人イメージが集約されていますので、 ある程度はそのイメージが捉えられると思いますが、如何でしょうか? (欄外注記もお見逃しなく^^) ・「<研究ノート>両大戦間期における軍人のイメージ:新聞投書欄を中心として/谷口俊一」 『京都社会学年報第8号/京都大学大学院文学研究科社会学教室/2000.12』(147-165頁) http://ci.nii.ac.jp/naid/110000483214 以上 少しでも疑問解消の糸口に繋がれば幸いです^^

kouki-koureisya
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 今回も素晴らしい資料を紹介して下さってありがとうございます。 疑問は解消しました。 福田和也著『昭和天皇』に「大正時代、軍人の社会的地位は著しく低下した。」とあって、 電車車内で将校マントや長靴の拍車が邪魔扱い、士官学校の受験者が著しく減少、若手将校が結婚相手に困ったりするなどの例を挙げています。 これは小説とはいうものの、福田氏の著作ですから間違いはないと思っていますが、確認の意味で質問しました。 ご提示の資料に次のような記述があります。 1.海軍省に通う本省詰めを誇った将校さえも背広の服で通うて役所へ行ってから金線の附けた上着に着替え 2.電車の中で廃艦が来たなんて無礼な当て擦りを言う奴がある 3.電車の中では拍車は“凶器”である 4.将校婦人が自分たちの娘を軍人と結婚させることを望まない など。

その他の回答 (3)

  • pem42391
  • ベストアンサー率52% (70/134)
回答No.3

荒木肇(あらき はじめ)という人がいます。1951(昭和26)年に東京で生まれ、大学院で学校教育学を修めた後、小学校の教員をされていたそうです。現在は研究者として日露戦争の前後から大正時代にかけての陸軍を基本的に専門としているので、質問の時代にはピタリと当てはまります。著書もいくつかあり、その中の『日本人はどのようにして軍隊をつくったのか』(2010年 出窓社刊 ISBN978-4-932278-72-4 定価1800円+消費税)232頁から234頁に大正時代の陸軍将校の不人気ぶりに言及した箇所があります。 それによると当時の「偕行社記事」(偕行社とは陸軍将校の親睦団体、その将校たちが研究や意見を発表する媒体として「偕行社記事」という印刷物があった)には「軍人の不人気について」という題の投稿もあったようです。陸軍将校が自分たちの仲間に向けての文なので掛け値なしと見てよいでしょう。荒木肇という人は教育畑出身には珍しく(?)、旧日本軍や現在の自衛隊を正当に評価している研究者です。メールマガジンも発行していて、そのバックナンバーは下に示すサイトで全部見ることができます。この中にも大正頃の陸軍の不人気について述べていたことがあったような気がしますが、確かではありません。興味があるようならいろいろ読んでみてください。 http://melma.com/backnumber_174026_5951944/ ここの回答者の大半は出典も示さないような人たちです、そんな回答で納得する質問者も多くいるようですね。質問者さんはしばしば真摯に歴史についての興味を質問されている方ですが、本当にまじめにお知りになりたいことはこんなQ&Aサイトなんかで済ませずに、ご自身で努力されて調べるのが良策でしょう。「偕行社記事」を閲覧できたら非常に参考になるんでしょうけど、国立国会図書館にあるか、国立公文書館にもあったかな、ぐらいで今現在は簡単に閲覧できない状況なのが残念ですね。

kouki-koureisya
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 荒木肇氏のメルマガをちょっと読んでみたのですが、見つけることができませんでした。 このサイトは歴史好きの仲間が集まって“ああだ、こうだ”と自分なりの回答を述べる場だと思っています。 私の場合は、回答する能力がないので質問ばかりしていますが、実はこれがなかなか楽しいのです。 私は、どんな回答を頂いても、出典が示されていなくても、それを考えるきっかけにしていますから、ここのサイトが私のような初心者にはぴったりです。

  • eroero1919
  • ベストアンサー率27% (3007/11113)
回答No.2

山口多聞の話だったかなあ、軍縮時代に軍服を着てバスに乗ったらじいさんがそっぽを向いたまま「税金泥棒」とぼそっと言ったのでぶん殴ったって武勇伝を持っていた人がいたはずです。 バブル時代は、黙ってても稼ぎのいい仕事がいくらでも見つかったので自衛隊は隊員募集にどえらい苦労したそうです。それと同じように第一次大戦による好景気に沸いた日本では、軍人の成り手、特に士官を希望する若者の減少に悩んだそうですよ。しょうがないからリクルーターは田舎をまめに回っていたそうです。 そして失われた20年で不景気に悩む現在では自衛官の入官倍率は結構高くなっているのと同じように、大恐慌になると陸海軍に若者が殺到したそうです。

kouki-koureisya
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 山口多聞ですか、あり得る話ですね。

  • ithi
  • ベストアンサー率20% (1972/9601)
回答No.1

kouki-koureisya さん、こんばんわ。 そういえばこの時代、電車に乗っても白い目で見られたので、軍服をあえて着ないで、背広を着ている将校がいたそうです。

kouki-koureisya
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 やはり、ホントの話だったのですね。

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