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高村光太郎の「岩手の人」について
高村光太郎の「岩手の人」という詩があります。 子供が朗読をするので、意味を理解させてから、朗読させてあげたいと思いましたが、インターネットで調べてもあまり分りません。 大体の雰囲気は分るものの、出来るだけ、高村光太郎の意図した意味を理解させてあげたいと思います。分る方、教えてください。
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- bakansky
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回答No.1
全文でないかもしれませんが、5行だけ読むことができました。 両角の間に天球をいだいて立つ かの古代エジプトの石の牛に似たり というのは、文字どおりですが、古代中東では牛は神聖な生き物とされていたようです(インドでは現代でもそうですが)。 それで、角の間に球をはさんだ形の彫像が遺物として残っていることをいっているのでしょう。 地を住きて走らず 企てて草卒ならず ついにその成すべきを成す この部分など、子供にはむつかしそうです。 特に「草卒ならず」なんかは。 「草卒」というのは、あわただしい有り様、みたいな意味です。だから、 ものごとを、行き当りばったりでするというような、軽率さがない。 本当になすべきことを、確実に成し遂げるのが岩手人だ というような意味ではないかと思います。 でも、細かいところの意味は分らなくても、子供なりに雰囲気を味わえたら、それでいいんではないかとも思いますよ。