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『私の書いた文「A」は日本の方に「B」と表現したほうがよいと指摘していただきました。』
日本語を勉強中の中国人です。次の一文を自然な日本語に添削していただけないでしょうか。多ければ多いほど言い方を教えてくだされば嬉しいです。 『私の書いた文「A」は日本の方に「B」と表現したほうがよいと指摘していただきました。』 また、質問文に不自然な日本語の表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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『 私の書いた文「A」は日本の方に「B」と表現したほうがよいと指摘していただきました。』 意味は通じますが、不自然な印象を与える文です。 原因は2つあります。 1、 「は」は「主題の提示」(または主題の宣言)という意図を持っています。 そこで大事になってくるのは、 【一方が全く知らないことを主題にすることはできない】 ということです。 【「は」は既知を表わす】 と良く言われるのは、こういう意味です。 (しかし、「は」だけが既知を表わすわけではありません。「が」も既知を表わすことができます。) 『私の書いた文「A」は日本の方に「B」と表現したほうがよいと指摘していただきました。』 という文が不自然なのは、 『私の書いた文「A」』が、読者にとって「全く知らないこと(未知のこと)」だからです。 『【 1mizuumi さんが「A」という内容の文を書いた。】という事実を知っている人』に対して 『私の書いた文「A」は~』と切り出すのは自然です。 2、 『私の書いた文「A」は~』という場合、 『私の書いた文「A」』を主題として提示していることになります。 主題として提示したのですから、あくまで主題を中心にして記述する必要があります。 しかし、後半で『指摘していただきました。』という表現が出てきます。 『指摘していただきました。』の主体(主語)は私(1mizuumiさん)です。 話の中心(主題)が『私の書いた文「A」』から『私(1mizuumiさん)』に移動してしまっています。 最初に、 【『私の書いた文「A」』を主題にします。】 と宣言したのに、 後半では、 『私の書いた文「A」』ではなく、 『私(1mizuumiさん)』について記述している。 これが不自然さの2つ目の原因です。 ◇ 『私の書いた文「A」に関して「B」と表現したほうがよい、と日本の方に指摘されました。』 『私の書いた文「A」について「B」のように改めたほうがよい、と日本の方に指摘していただきました。』 『「A」という私の文について「B」のように表現したほうがよい、と日本の方に指摘していただきました。』 などとすると自然でしょう。 ◇ 【多ければ多いほど言い方を教えてくだされば嬉しいです。】 これは全く日本語になっていません。 「多ければ多いほど○○です」と、慣用句として覚えられたほうが良いでしょう。 #2さんが適切な添削例をいくつかあげておられますので十分とは思いますが、ひとつだけ追加しておきます。 『多様な表現を覚えたいと思っておりますので、添削例は多ければ多いほど嬉しいです。』
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- hakobulu
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#3です。 ◇ まず、#4さんのご見解に関連して少し述べてみます。 >読者にとって既知であるか未知であるかということは、引用節内には及びません。 :これは全くおっしゃるとおりで、貴重なご指摘だと思います。 >「私の書いた文『A』は『B』と表現したほうが良い」は引用なので、 :とおっしゃる点についてですが、もし引用であるとすれば、 『私の書いた文「A」は~』ではなく、 『あなたの書いた文「A」は~』と記述する必要があります。 『私の書いた文「A」は~』というのは、 『私の書いた文「A」について、~』という意味で記述されているはずで、 引用があるとすれば、【「B」と表現したほうがよい】という部分だけでしょう。 『私の書いた文「A」』を使う場合、どこか一箇所だけに読点を打つとすれば、 ・私の書いた文「A」は、「B」と表現したほうが良いと日本の方に指摘していただきました。 とならざるを得ません。 また、引用部を『』でくくるとすれば、 ・私の書いた文「A」は、『「B」と表現したほうが良い』と日本の方に指摘していただきました。 のようになります。 つまり、#1さんの例文も勘違いが混じっているでしょう。 『私の書いた文「A」は』で文を始めたいのであれば、 ・私の書いた文「A」は、「B」と表現したほうが良いと日本の方に【指摘されました。】 のように表現しなければ正しい文章とは言えないように思われます。 しかし、「#3の2」による理由で、今回の質問のケースでは、 【私の書いた文「A」は】という表現は誤りになると思います。 今回のケースで、仮に「は」を使って表現するとすれば、 ・『あなたの書いた文「A」は「B」と表現したほうが良い』と日本の方に指摘していただきました。 というような文になるでしょうね。 ですが、 ・私の書いた文「A」に関して、「B」と表現したほうがよい、と日本の方に指摘していただきました。 などのように、 「~について」 「~に関して」 を使って表現するほうが一般的であるように思われます。 ◇ 次に、#2さんのご見解についても少し述べさせてていただきます。 >文章を引用するときは「」を使うのが普通です。 「」の中の「」は『』に直します。 :とおっしゃっている点についてですが、 これは一概にそうとばかりは言えないように思います。 個人的にはですが、 【「」より注目してもらいたい内容を『』で囲む】 のではないかと思っています。 誰に見せるでもない日記などにこの文を書く場合であれば、 ・私の書いた文「A」は日本の方に「B」と表現したほうがよいと指摘していただきました。 と書くことでしょう。 これを質問として取り上げるために『』で囲ったのだろうと思われます。 「」の内容よりも ・『』内が質問したい内容です。 ということを重要視していることになります。 これは当然のことですし、間違いではないと考えます。 ネイティブの使い方も千差万別ですし、あまり難しくお考えになる必要はありませんが、どちらかと言えば、このように考えて良いと私は思います。 不明点がございましたら、遠慮なさらずにさらに補足してください。 こちらも勉強になりますから。
お礼
再びありがとうございます。「~について」、「~に関して」の使い方はよくわかりました。早く使いこなしたいです。No.1さんとNo.4さんの見解の出発点も理解できました。とてもわかりやすく説明していただき心から感謝いたします。良い頭の体操になりました。まだ二箇所よくわからないのですが、教えていただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。
補足
>『私の書いた文「A」は』で文を始めたいのであれば、 ・私の書いた文「A」は、「B」と表現したほうが良いと日本の方に【指摘されました。】 のように表現しなければ正しい文章とは言えないように思われます。 1.なぜ「指摘していただきました」を「指摘されました」に直す場合には、正しい文章と言えるようになるのでしょうか。 2.また、「正しい文章とは言えない」の「は」がよく理解できません。どういうニュアンスなのでしょうか。
- lens2009
- ベストアンサー率38% (14/36)
私の書いた文「A」は「B」と表現したほうが良い、と日本の方に指摘していただきました。 No.1さんの添削例が良いと思います。 ただ、「と」の前に読点を打つのは正用とはいえません。以下のように書くべきです。 私の書いた文「A」は「B」と表現したほうが良いと日本の方に指摘していただきました。 No.3さんの回答は非常によく分析されていて素晴らしいと思います。 が、少し誤解が生じそうな部分があるので指摘しておきます。。 「私の書いた文『A』は『B』と表現したほうが良い」は引用なので、 この文の発話者(指摘した日本人)にとって「私の書いた文『A』」は既知です。 読者にとって既知であるか未知であるかということは、引用節内には及びません。 もっとも、No.3さんの指摘は、元の文「私の書いた文『A』は日本の方に『B』と 表現したほうがよいと指摘していただきました。」に対するものなので、誤りはありません。 参考までに。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。参考になりました。本当にありがとうございました。
- fregrea
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こんにちは。 『私の書いた文「A」は日本の方に「B」と表現したほうがよいと指摘していただきました。』 この文章は添削のしようがありません。文法上の誤りもなく、 文章全体をみても不自然な表現になっていません。 あえて何か指摘するとすれば、「表現したほうがよいと」の部分に ひらがなが長く続いているので「表現した方がよい」のように漢字を入れると読みやすく感じます。 ただ、これは好みの問題だと思います。 文法の話ではありませんが、文章を引用するときは「」を使うのが普通です。 「」の中の「」は『』に直します。 つまり、「私の書いた文『A』は日本の方に『B』と表現したほうがよいと指摘していただきました。」 とするのが一般的だと思います。 質問文中の不自然な表現として「多ければ多いほど言い方を教えてくだされば嬉しいです。」があります。 「たくさんの言い方を教えてくだされば嬉しいです」とするほうが自然です。 または「後学のため、添削は多ければ多いほど嬉しいです」としてもいいと思います。こちらはやや堅いformalな言い方です。 なお、「言い方」は「言い回し」という言葉に置き換えることもできます。 「たくさんの言い回しを教えてくだされば嬉しいです」という文章にもできます。 以上、参考になれば幸いです。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。大変参考になりました。質問文の添削にも感謝いたします。
- ellecon
- ベストアンサー率18% (17/91)
こんにちは。 ほとんど問題は無いですが、もし変えるなら・・・ 『私の書いた文「A」は「B」と表現したほうが良い、と日本の方に指摘していただきました。』 ですかね~。 とても上手ですよ。本当に。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。参考になりました。日本語はまだまだです。わからないことがいっぱいあります。本当にありがとうございました。
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お礼
早速のご回答ありがとうございます。二つの不自然の理由を拝見しました。とても納得できました。質問文の添削にも感謝いたします。まだすっきりしていないところがありますが、もう一度教えていただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。
補足
>『私の書いた文「A」に関して「B」と表現したほうがよい、と日本の方に指摘されました。』 ここの「指摘されました」は普通の受身でしょうか。敬語のつもりなら、文章は次のように変える必要があるのでしょうか。【】の箇所、「に」を「が」に変えました。 『私の書いた文「A」に関して「B」と表現したほうがよい、と日本の方【が】指摘されました。』