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このようなことは日本語で普通どのように表現するのでしょうか(単語Aと単語B)
日本語を勉強中の中国人です。次のシチュエーションで使う日本語についてお伺いします。 単語Aと単語Bがあるとします。AとBの形があまりにも似ているせいか、あるいは、意味がとても近いせいか、文章を書くときに、Aを使うべきのところに不適切なBを使ってしまいました。このようなことは日本語で普通どのように表現するのでしょうか。私は次のように表現したいのですが、全部自然だと思われますか。 (1)AをBに間違えた。 (2)BをAと同列に扱った。 (3)AとBを一緒に混ぜた。 また、質問文に不自然な日本語がありましたら、それについてもご指摘いただければありがたく思います。よろしくお願いいたします。
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awayuki_ch さん、こんにちは。 この場合に使われるのは、 【AをBと間違えた】だと思います。 (1)の「AをBに間違えた」でも通じないわけではありません。 ⇒しかし、この場合は、「AをBにしちゃったよ」という使い方になるのが普通で、「Bに間違えた」を使うことはあまりありません。 (2)の「BをAと同列に扱った」という言い方は「間違えた」ことを表現する言い方ではありません。 この言葉からは、AもBも正しい、もしくはAもBも間違い、つまり「両方とも同じだと判断した」ということが読み取れます。 (3)の「AとBを一緒に混ぜた」は、全くの間違いです。 ⇒「混ぜる」とは、「混ぜ合わせる」「ごちゃごちゃにする」ということです。 「Aと書くべきところにBと書いた」ということ、そこには「B」としか書いてないわけです。 したがってA、Bが混ぜ合わさることはありえません。 ⇒これは、きっと、「AとBを混同した」とお書きになりたかったのではないでしょうか。 ★「混同」は、【区別しなければならないのに同じにした】という意味ですから、例文には当てはまりません。「公私混同」「自由とわがままの意味を混同する」など。 ★(本当は)Aなのに、(間違って)Bって書いてしまったよ。 ★Aと書くべきだったのに、Bと書いてしまった。 ★AをBだと思ってしまった。 ★AをBと勘違いした。 ★AでいいのにBにした。 ★AでいいところをBにしてしまった。 ★AでよかったのにBにしちゃった。 ★Aにしとけば良かったのにBって書いてしまった。 などなど、様々な言い方があります。 「使うべきのところ」という言い方はありません。 ⇒「使うべきところ」が正しい言い方です。 「このようなことは」という言い方は別の意味が出てきます。 ⇒【「単語A」を使うべきところに「単語B」を使ってしまったというようなことを、日本語ではどのように言いますか?】ということを聞いている文章に取られることがあります。 この回答は、「ミスをおかした」「間違えた」となり、「AをBと間違えた」という表現の仕方が回答されることは無いと思います。 ★「このようなときは」とすれば、「Aを使うべきところにBと書いてしまった」ことをどの様に表現するのか、という意味として通用します。 日本語の表現の難解な所に差し掛かっていますね。 一つ一つ疑問を解決していってください。 出来る限りの後押しをさせて頂きます。
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- tttt23
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>(1)AをBに間違えた。 翻訳調の言葉で、余り使いませんね。多少長くなってしまいますが、 「A とすべきところを (間違って) B にしてしまった」などが自然です。 >(2)BをAと同列に扱った。 (これだけでは)A と B が同列だと言っているだけでどちらが正しく、どちらが間違いか分からないので不適当です。 >(3)AとBを一緒に混ぜた。 こういう場合に「混ぜた」は使いません。 > 質問文に不自然な日本語がありましたら、 (1) の例を使って言えば、 「Aを使うべきところに不適切なBを使ってしまいました」とすべきところが「Aを使うべきのところに不適切なBを使ってしまいました」になっています。 こういう「の」は完全な間違いです。
お礼
いつもお世話になっております。 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。質問文の添削にも感謝いたします。大変参考になりました。 本当にありがとうございました。
- hakobulu
- ベストアンサー率46% (1655/3578)
「>意味がとても近い」例として、 単語A=繊細 単語B=神経質 と置き換えて述べてみます。 (1)「繊細」を「神経質」に間違えた。(△) (2)「神経質」を「繊細」と同列に扱った。(○) (3)「神経質」と「繊細」を一緒に混ぜた。(×) このような感じになると思います。 (1)の場合。 ・「意味がとても近い」のであれば、「間違えた」というよりは「勘違いした」という表現の方が適当かもしれません。 ・また、「神経質【に】」ではなく、「神経質【と】」としたほうが良いでしょう。 ・『繊細を神経質と勘違いした』(◎)のようになります。 (2)は、若干硬い印象は与えますが、相当こなれた高等表現と言って良いと思います。 (3)は、意味的にも誤りになるでしょうね。 「誤って同じものとして扱う」という意味の【混同する】という言葉がありますが、この場合は、 『繊細と神経質を混同した』(○)などとなります。 ご質問文自体は完璧と申し上げて良いでしょう。
お礼
毎度お世話になります。 ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。確かに補足を書く時に困っていました。とても参考になりました。 本当にありがとうございました。
- kogotokaubewe
- ベストアンサー率56% (236/420)
(1)~(3)については、皆さんと同意見。 質問文の不自然な点としては、「Aを使うべきのところに」の「の」は不要です。
お礼
貴重なご意見をいただきありがとうございます。質問文の添削にも感謝いたします。これから、「の」に気をつけます。 本当にありがとうございました。
- hisa-gi
- ベストアンサー率29% (93/311)
(1)~(3)の中では(1)が最も自然です。 (2)は通じますが、堅苦しく一般的ではないと思います。 (3)は不自然です。 No.1の方も書かれてますが、 ごく普通の文体ならば「AとBを間違えた」が適切だと思います。 質問文に関して、全体的にとても上手で自然な日本語だと思いますが、 「全部自然だと思われますか。」の「全部」の部分が、やや不自然です。 これでは、「(1)から(3)の3つとも全て、自然だと思いますか?」という意味になります。 「どれが自然だと思われますか。」と書くべきだと思います。 ただ、さほど気にならないレベルの不自然さではあります。
お礼
ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。大変参考になりました。 本当にありがとうございました。
補足
>「全部自然だと思われますか。」の「全部」の部分が、やや不自然です。これでは、「(1)から(3)の3つとも全て、自然だと思いますか?」という意味になります。 確かに「(1)から(3)の3つとも全て、自然だと思いますか?」という意味を表したかったのですが……
- Poko-08
- ベストアンサー率0% (0/7)
(1)が普通の言い方です。 (2)は、相手に通じにくいと思います。 (3)は、「AとBを混同した」と言う表現にすればOKだと思います。 質問文の日本語は完璧だと思います(敬語の使い方も)。 完璧な日本人レベルです。 すごい!!
お礼
ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。大変参考になりました。 励ましていただきありがとうございました。日本語はまだまだ下手です。知らないことがいっぱいあります。これからも頑張ります!
話し言葉で一番自然なのは「AとBを間違えた」でしょう。 (1)でもOKです。この方が正確ですね。(2)は意味は通じますけど、あまり言いません。(3)では意味通じないです。聞き返されると思います。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。話し言葉で一番自然なのは「AとBを間違えた」なのですね。大変参考になりました 本当にありがとうございました。
お礼
shigure136さん、こんにちは。ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。たくさんの例文は大変助かりました。繰り返し繰り返し読みます。 応援していただきありがとうございました。精一杯頑張ります!