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「心の中」と「胸の中」

 日本語を勉強中の中国人です。帰国する予定がある日本人の友人への感謝状の中の言葉遣いについてお聞きします。 1.すべては私の心の中に輝く宝石になります。 2.すべては私の胸の中に輝く宝石になります。 1.「心の中」と「胸の中」のどちらが心のより深いところを指すのでしょうか。「心の中」と「胸の中」と両方あるようですが、一般的な使い分けを教えてください。 2.あなたなら、文1と文2とどちらがお好きでしょうか。  また、上記の質問文に不自然な日本語の表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

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  • hakobulu
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回答No.5

1、 まず、「輝く宝石」という言葉自体が相当に心のこもった表現です。 どちらでも感謝の思いは十分に伝わることでしょう。 ただ、「胸の中」のほうが深いところを指す、とお考えになってよろしいでしょう。 「心の中に輝く宝石」は、一般性があるとも言えます。 「胸の中に輝く宝石」は、状況によっては「相手に対する愛情」を印象づける可能性もあるでしょう。 そう受け取られても良い相手には「胸の中に」が、そうでなければ「心の中に」が無難だろうと思われます。 2、 「に」か「で」か、については#4さんがっしゃっているように、 「すべては」「私の心の中に輝く」「宝石になります。」 「すべては」「私の心の中で」「輝く宝石になります。」 のように区切ることができるでしょう。 「すべて」は思い出のことだと思います。 前者は「(思い出は)私の心の中に輝く」に、 後者は「(思い出は)輝く宝石になります」に重点が置かれた印象を与えるように思います。 好みの問題ですが、個人的には前者のほうが感慨深く聞こえます。 3、 【帰国する予定がある日本人の友人への感謝状の中の言葉遣いについてお聞きします。】 a.このような場合に「予定」は使わないほうが良いでしょう。 「帰国することになっている日本人の友人」 「まもなく帰国することになっている日本人の友人」 「近々帰国することになっている日本人の友人」 などとするほうが自然です。 b.「の」がたくさん連続していますね。 特別悪文というわけではありませんが、分けたほうがすっきりするでしょう。 『まもなく帰国することになっている日本人の友人がいます。 感謝状を贈りたいのですが、その中の言葉遣いについてお聞きします。』  

1mizuumi
質問者

お礼

 早速のご回答ありがとうございます。どうも日本語の「胸の中」は中国語の「胸の中」より、こころに近い感じがします。「胸の中」の微妙なニュアンスは大変参考になりました。「の」の連続で困っています。良い改善例を教えていただき心から感謝いたします。大変助かりました。本当にありがとうございました。

その他の回答 (5)

noname#241241
noname#241241
回答No.6

 あなたは相当に日本語の深みまで知っておられる方と推察します。  問題を提起された二つの文章に限り、どちらも、日本語として何らおかしいことはありません。  ただ、これらが、自分の胸中を相手に伝えようとする意図のもとに書かれた言葉にせよ、相手から寄せられた言葉にせよ、二つの言葉の間にはいささか異なるニュアンスがあることを述べたいと思います。  「心の中に輝く」と「胸の中に輝く」という言葉を、言葉としてとらえたとき、これらの言葉は、その言葉を発した人の心中を述べたものとしてそのまま何の違和感なく受け取ることができます。  しかし、あえて云えば、「心」と「胸」の違いがあります。  「心の中に輝く」は、「心に輝くと」表現されてこそ「心」が生き生きと表現されて全人的な表現となり、「胸の中にに輝く」はそのまま「胸の中に」輝くのであって、「胸に輝く」と表現されたとき、間違いではありませんが、その場合いささか状況が違い、多少違和感を生じます。  自分の心を述べたいとき、「胸」、「心」どちらも、自分の気持を相手に伝えたくて云う言葉ですが、言葉を発する人がそのときに、「胸中」と云うか「心」というかとでは微妙なところで違いが出てきます。  「心」は人間そのものを表したいときに出てくる言葉であり、「胸」はそのときの人間の心持ちを表したいときに出る言葉である、とでも云えばいいのでしょうか。    いずれにしても、このように繊細かつ微妙な日本語の使い分けを知ろうとするあなたには敬意を表します。

1mizuumi
質問者

お礼

 早速のご回答ありがとうございます。両者にどのような違いがあるのか、言葉にまとめていただき、大変助かりました。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

  • neriy
  • ベストアンサー率41% (46/111)
回答No.4

どちらもきれいな一文ですね。 わたしでしたら、1番の「心の中に」を使います。 「胸の中に」でも正しいのですが、体の名称を使うので少し馴れ馴れしく感じる人もいるかもしれません。 蛇足ですが、前述回答者の方たちが、「に」と「で」の使い方について書かれていらっしゃいますが、「に」を用いると「宝石」の部分が強調され、「で」を用いると「輝く宝石」が強調されると思います。 ・すべては 私の心の中に輝く 宝石になります。 ・すべては 私の心の中で 輝く宝石になります。 という感じです。 上手く言えないのですが…、わたしは「に」を用いた文の静かな柔らかい雰囲気が好きです。「で」を用いた方が積極的なイメージかもしれません。

1mizuumi
質問者

お礼

 早速のご回答ありがとうございます。「に」と「で」の違いはよくわかりました。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

  • bakansky
  • ベストアンサー率48% (3502/7245)
回答No.3

No1 の回答者の答えに同感です。 私も、「すべては私の心の中で」(あるいは「胸の中で」)という表現の方がいいと感じます。 「~に~」という表現は、「山田さんに電話する」のように、動作の対象になる場合に用いられるので、少し違和感があるのです。 それから、意味が変るわけではありませんが、「すべては私の心の中で、輝く宝石となるでしょう」と、未来形を思わせる文にすると、より日本人に好まれる文になるかもしれません。 同じことですが、「輝く宝石となることでしょう」とすると、もっと感動の気持ちを込めた言い方だというふうに受け取られるかもしれません。 ただし、これは私の個人的な感覚から述べているだけで、示された1. も2. も、りっぱな日本語だと思います。

1mizuumi
質問者

お礼

 早速のご回答ありがとうございます。添削例は大変参考になりました。感動の気持ちを表したいです。「ことでしょう」でいいですね。本当にありがとうございました。

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.2

この場合ですと、意味での違いはありません。 私の感覚では、この場合1がベター。 「胸の中」と言った場合、胸の内にしまって隠しておくという感じが出てきます。 友達が未成年なのに、たばこを吸って、そのことを自分が知った。そのときに言う台詞が、 『○○君、それはいけないことだよ、このことは僕の胸にしまっておくから、二度としないでね』 となり、この場合「胸」の方が、心よりもしっくり来ます。

1mizuumi
質問者

お礼

 早速のご回答ありがとうございます。「胸の中」のニュアンスは大変参考になりました。本当にありがとうございました。

  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.1

こんばんは。 私達の国の言葉を勉強してくれてうれしいです。 1と2はどちらでもよいし、どちらでも同じ感じです。 使い分けもありません。 ただし、「心の中に」「胸の中に」ではなく「心の中で」「胸の中で」とするのが自然です。 ご質問文については、特に不自然な点はありません。 このご質問文を‘日本人が書いた文だ’と言って他の人に見せても、 外国人の方が書いた文章だとは見破れないと思います。 では!

1mizuumi
質問者

お礼

 早速のご回答ありがとうございます。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

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