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中国語文法の理解について
- 中国語教室に通い1年になりますが、文法の理解がまだ不十分です。
- 過去の出来事を説明する場合には、量詞が必要ですが、条件文では量詞が不要です。
- 中国人の友達と話す際にも主語の場所に注意が必要です。
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>量詞があってもなくても豚は豚、冷蔵庫は冷蔵庫で何が伝わらないのかがわかりません。 過去だから量詞が必要ということではなく、量詞のつかない名詞は、「特定のもの」ではなく「一般的なもの」のイメージだということです。 「私の家には冷蔵庫があります。」 量詞があれば 「私の家に、1台冷蔵庫があります。」 ということで、聞いた人は冷蔵庫が1台置いてあるイメージがわくでしょう。 量詞がない場合は、 「私の家には『冷蔵庫というもの』があります。」 となり、それは「どんなものなのか?」という疑問や興味がわいて、だから、「それで?」ということになります。 つまり、量詞や、特定のものだという情報を付け加える形容詞のない名詞は、「物足りない」中途半端な単語なのです。 この種の「落ち着きのなさ」を理解できないと、他には語気助詞の「了」であるとか、結果補語などの補語についても、今後の学習で疑問が次々に生じてくる可能性があります。 先の例で言えば、「私の家には冷蔵庫があります。」を 「うちにはあるんだ、冷蔵庫。」と言われたら、どういう感じがしますか? たぶん、「それで?」と思うでしょう。 日本語でも、言い方が変だと思う表現や語順があるように、中国語でも文法的に、完全な間違いではないけれど、聞いて変だということはたくさんあります。 ご質問の最後にある語順も問題もその一つでしょう。 中国語は、基本的に主語が先頭に来て、動詞(+目的語)があとに来ます。 それぞれの修飾語は非修飾語の前に置かれます。 文全体を修飾する語句はその役割に応じて、動詞の前に置かれるか、後に置かれるかが決まっています。 「一輪の花を植える」であれば、 「誰かが(我)」(主語)+「植える」(動詞)+「一輪の花」(目的語) となります。この順番を変えることは、強調で倒置したりする場合を除いては、通常はしません。
お礼
ありがとうございました。 名詞については、ピンときませんが、なんとなくわかりました。 とてもわかりやすく 教えていただきありがとうございました。